
「RTX4090って今までのグラボとはレベルが違う性能らしいけど、実際どんな感じなの?他の高性能グラボとどれくらいの性能差があるのかを比較したいな」って人に読んでほしいページだよ。
このページの内容は以下の通り。
- RTX4090の特徴を解説
- RTX4090の性能ベンチマークを比較
- RTX4090搭載のゲーミングPCをおすすめBTOから紹介
RTX4090は、2022年10月22日に発売されたハイエンドグラボだ。PCオタク界隈では、その性能の高さが話題になった。
このページを読めば、RTX4090の性能がどれほどなのかがわかり、高性能なグラボと比較検討できるだけでなく、おすすめのRTX4090搭載PCまで知ることができる。
RTX4090の特徴
RTX4090の特徴は、最強と言って良い性能であることだ。ゲーム性能もクリエイティブ性能も最強クラスだ。
欠点としては、高性能過ぎるためほとんどの人は持て余してしまうということだ。例えばフルHDでしかゲームをしないような人や低画質でeスポーツ系ゲームをするような人は、RTX4090を選ぶ意味が全くない。
RTX4090は最強のグラボとして、4Kでゲームをする人やクリエイター向けとなっている。
フレーム生成を使用できる
RTX4090を含むRTX40シリーズの特徴は、フレーム生成を使用できることだ。
フレーム生成は、画質をなるべく保ったままフレームレートを向上させる「DLSS」の中の1機能であり、RTX40シリーズだけで使える。
従来のDLSSよりはるかに高いパフォーマンスを出すことができるだけでなく、グラボ側で処理を行う関係上、CPUボトルネックがあってもフレームレートが向上する。
フレーム生成に対応しているゲームでしか使えないという欠点はあるが、WQHDや4Kで役に立つ機能だ。
›フレーム生成の威力を見てみる
NVENCの進化
NVENCがAV1エンコードに対応し、デュアルエンコードもできるようになっている。
AV1エンコードは圧縮率が高く、より高画質での配信ができるようになる。前世代のRTX30シリーズではAV1エンコードに未対応だったので、大きな差別化点と言える。
さらに、2基のNVENCが並列動作するようになり、理論上ではエンコード速度が2倍になる。
RTX4090は動画を扱うクリエイターにとって魅力的なグラボだ。
RTX4090の性能表を比較解説
RTX4090 | RTX3090Ti | RTX4080 | |
---|---|---|---|
アーキテクチャ | Ada Lovelace | Ampere | Ada Lovelace |
GPUコア | AD102 | GA102 | AD103 |
プロセス | 5nm | 8nm | 5nm |
CUDAコア | 16384基 | 10752基 | 9728基 |
RTコア世代 | 第3世代 | 第2世代 | 第3世代 |
RTコア | 128基 | 84基 | 76基 |
Tensorコア世代 | 第4世代 | 第3世代 | 第4世代 |
Tensorコア | 512基 | 336基 | 304基 |
ベースクロック | 2.23GHz | 1.67GHz | 2.21GHz |
ブーストクロック | 2.52GHz | 1.86GHz | 2.51GHz |
メモリ容量 | 24GB | 24GB | 16GB |
メモリタイプ | GDDR6X | GDDR6X | GDDR6X |
メモリクロック | 21Gbps | 21Gbps | 22.4Gbps |
メモリバス幅 | 384bit | 384bit | 256bit |
メモリバス帯域 | 1008GB/s | 1008GB/s | 716.8GB/s |
TDP | 450W | 450W | 320W |
推奨電源 | 850W | 850W | 750W |
RTX4090 | RTX3090Ti | |
---|---|---|
アーキテクチャ | Ada Lovelace | Ampere |
GPUコア | AD102 | GA102 |
プロセス | 5nm | 8nm |
CUDAコア | 16384基 | 10752基(66%) |
RTコア世代 | 第3世代 | 第2世代 |
Tensorコア世代 | 第4世代 | 第3世代 |
ベースクロック | 2.23GHz | 1.67GHz(75%) |
ブーストクロック | 2.52GHz | 1.86GHz(74%) |
RTX3090Tiは、RTX30シリーズ最強のグラボだ。
RTX3090Ti→RTX4090での大きな変化は以下の通り。
- DLSS 3への対応
- コアの強化
RTX40シリーズとRTX30シリーズの最大の違いが、DLSS 3に対応しているかどうかだ。
RTX30シリーズではDLSS 2、RTX40シリーズではDLSS 3に対応している。
DLSS 3の特徴は、「フレーム生成」という機能を使えることだ。
従来のDLSSに加え、フレーム生成を併用することで、フレームレートを大幅に向上させることができる。
RTX4090のようなハイエンドグラボの主戦場である4Kなどの高解像度で、フレーム生成は特に力を発揮してくれる。
≫フレーム生成の威力を見る
機能面だけでなく、RTX4090とRTX3090Tiはコアの面でも大きく異なる。
RTX4090はRTX3090Tiよりコア数もクロックも大幅に増えている。コア数は33%の差、クロックは約25%の差だ。
そして注目すべきは、RTX4090はRTX3090Tiより明らかにスペックアップしているが、消費電力は450Wで共通であることだ。
RTX40シリーズではプロセスルールが8nm→5nmに細かくなったため、電力効率が改善されている。
ハイエンドグラボでは消費電力が気になるところだが、RTX4090の電力効率は良いのだ。
RTX4090 | RTX4080 | |
---|---|---|
GPUコア | AD102 | AD103 |
CUDAコア | 16384基 | 9728基(59%) |
メモリ容量 | 24GB | 16GB(67%) |
メモリクロック | 21Gbps | 22.4Gbps(107%) |
メモリバス幅 | 384bit | 256bit(67%) |
メモリバス帯域 | 1008GB/s | 716.8GB/s(71%) |
TDP | 450W | 320W(71%) |
推奨電源 | 850W | 750W |
RTX4080は、RTX4090の1ランク下のグラボだ。
RTX4080とRTX4090のスペックには様々な違いがあるが、特筆すべき事項は無い。
順当にRTX4090をスペックダウンさせたものがRTX4080だからだ。
とはいえ、コア数やメモリ性能を見ればわかるように、RTX4090とRTX4080には大きな性能差がある。
RTX4080も高性能なグラボではあるが、最強には程遠いということは知っておきたい。
RTX4090の性能ベンチマークを比較
RTX4090のグラフィック性能を、定番ベンチマーク「3DMark」で比較した。
RTX4090は前世代最強のRTX3090Tiに対して40%の差をつけている。RTX4090のコア数はRTX3090Tiの約1.5倍であり、クロックは約1.3倍と大きなスペック差があることから、3DMarkでも大差をつけている。
RTX4080と比べても20%の差をつけている。コア数の差は40%とかなり大きいが、3DMarkでは縮まっている。コア数が性能に直結するわけではないが、コア数が多いほどあらゆる処理に有利なことに変わりはない。
RTX4090は間違いなく現状最強のグラボと言える。
RTX4090のゲーム性能を比較
- RTX4090のWQHD性能を比較
- RTX4090の4K性能を比較
- RTX4090のDLSS・フレーム生成性能を比較
RTX4090のWQHD性能を比較
WQHD | RTX4090 | RTX3090Ti | RTX4080 |
---|---|---|---|
Watch Dogs Legion(RT) | 94 | 64 | 77 |
Witcher 3 NextGen(RT) | 83 | 51 | 64 |
Red Dead Redemption 2 | 136 | 86 | 107 |
Horizon Zero Dawn | 176 | 164 | 174 |
God of War | 209 | 139 | 163 |
平均 | 139.6 | 100.8 | 117.0 |
割合 | 100%(基準) | 72% | 84% |
※CPUはRyzen7 5800X3D、最高設定
RTX4090のゲームにおけるWQHD性能は素晴らしい。
レイトレーシングありのWatch Dogs LegionやWitcher3でも80~90fpsであり、十分すぎるWQHD性能だ。ゲームによっては144fps以上を出せていて、144HzのWQHDモニターを使いたいほどだ。
なお、Horizon Zero Dawnに関してはCPUがボトルネックになり、他CPUとの差がない。
RTX4090はWQHDとは思えないほどの高いフレームレートを出すことができる。
›おすすめのRTX4090搭載PCを見てみる
RTX4090の4K性能を比較
4K | RTX4090 | RTX3090Ti | RTX4080 |
---|---|---|---|
Watch Dogs Legion(RT) | 60 | 37 | 45 |
Witcher 3 NextGen(RT) | 49 | 30 | 35 |
Red Dead Redemption 2 | 96 | 63 | 70 |
Horizon Zero Dawn | 149 | 107 | 120 |
God of War | 142 | 97 | 108 |
平均 | 99.2 | 66.8 | 75.6 |
割合 | 100%(基準) | 67% | 76% |
※CPUはRyzen7 5800X3D、最高設定
RTX4090のゲームにおける4K性能は非常に高い。
WQHDのときよりRTX3090TiやRTX4080との差が広がっているので、RTX4090は特に4Kで他グラボとの差をつけることができるグラボだ。
レイトレーシングありだと60fpsに届かないこともあるが、ゲームによっては4K144fpsが可能なレベルだ。RTX4090のゲーム性能がいかに高いかがわかる。
RTX4090は、最高峰の4K性能を求める人におすすめだ。
›おすすめのRTX4090搭載PCを見てみる
RTX4090のDLSS・フレーム生成性能を比較
RTX4090 | RTX3090Ti | RTX4080 | |
---|---|---|---|
Witcher 3 NextGen(RT) WQHD | 175 | 67 | 139 |
Hogwarts Legacy WQHD | 206 | 107 | 185 |
Witcher 3 NextGen(RT) 4K | 115 | 47 | 75 |
Hogwarts Legacy 4K | 132 | 78 | 113 |
※CPUはRyzen7 5800X3D、最高設定
※RTX40はDLSS+フレーム生成、RTX3090TiはDLSS
※DLSSはクオリティ(画質重視)
※フレーム生成を使うには、ゲーム側が対応している必要がある
RTX4090でDLSS+フレーム生成を使うと、高解像度とは思えないほどのフレームレートを出せる。
Witcher 3は通常の4Kでは60fpsに届かなかったが、レイトレーシングありでは100fpsを超えている。
DLSSのみのRTX3090Tiと比べると差は歴然で、2倍以上の差がついているタイトルもある。
DLSSやフレーム生成は限られたゲームでしか使えないのであくまでサブの立ち位置だが、RTX4090のDLSS+フレーム生成がかなり魅力的だということはわかったはずだ。
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RTX4090のクリエイティブ性能を比較
RTX4090 | RTX3090Ti | RTX4080 | |
---|---|---|---|
Premiere Pro PugetBench | 97.4 100% | 67.1 69% | 86.6 89% |
Photoshop PugetBench | 140.3 100% | 125.7 90% | 137.8 98% |
Blender | 13089 100% | 6523 50% | 9470 72% |
RTX4090はクリエイティブ性能でも高いパフォーマンスを発揮する。
前世代のRTX3090Tiと比べると、大幅に性能向上していることがわかる。特にBlenderでのスコア差が大きい。
RTX4080と比べるとPremiere Proでの差は小さめだが、やはりBlenderでは大差をつけている。
一方でPhotoshopのような負荷が小さめの用途では、RTX4090のパワーを活かしきれない。他グラボで十分だからだ。
仕事でクリエイターをしていて効率第一の人にとって、RTX4090は大いに選ぶ価値のあるグラボと言える。
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RTX4090の消費電力とワットパフォーマンスを比較
RTX4090 | RTX3090Ti | RTX4080 | |
---|---|---|---|
Watch Dogs Legion(RT) | 219W | 387W | 273W |
Witcher 3 NextGen(RT) | 364W | 435W | 309W |
Red Dead Redemption 2 | 343W | 399W | 285W |
Horizon Zero Dawn | 225W | 348W | 216W |
God of War | 378W | 442W | 311W |
平均 | 305.8W | 402.2W | 278.8W |
ワットパフォーマンス | 0.46 | 0.25 | 0.42 |
※ワットパフォーマンス=フレームレート÷消費電力 高いほうが良い
RTX4090の消費電力はRTX3090Tiより低く、RTX30シリーズより電力効率が改善されている。
カタログスペック上では、RTX4090とRTX3090Tiの消費電力はともに450Wだ。しかし実際はRTX4090のほうが、消費電力が少ない。
性能や価格面ではもちろんだが、消費電力から見ても、RTX4090のほうが優れている。
RTX4080と比べるとワットパフォーマンスでややRTX4090のほうが優れているが、差は小さめだ。RTX40シリーズは電力効率に優れている。
RTX4090の価格とコスパを比較
RTX4090 | RTX3090Ti | RTX4080 | |
---|---|---|---|
グラボ価格 | 24.5万円 | 26.8万円 | 17.0万円 |
搭載PC価格 | 43万円 | – | 36万円 |
コスパ(ゲーム) | 5.70 | 3.76 | 6.88 |
コスパ(ベンチ) | 0.147 | 0.081 | 0.165 |
※搭載PC価格は、管理人が確認した限りの最安値
※コスパ(ゲーム)=平均フレームレート÷グラボ価格(万円)
※コスパ(ベンチ)=3DMark÷グラボ価格
RTX4090は最高の価格・最低クラスのコスパを兼ね揃えている。
RTX4090は、グラボ単体で24.5万円もかかる。
24.5万円あれば、安めのRTX4070Ti搭載PCを買うことができるのだ。
RTX4090のコスパは、RTX4080と並んで最低クラスだ。ハイエンドグラボのコスパが悪いのはいつものことだが、RTX4090は多くの人にとって割に合わないということは知っておこう。
RTX4090は、予算を気にせず、性能だけを追い求めたい人向けのグラボというわけだ。
RTX4090搭載のゲーミングPCをBTOから紹介
RTX4090搭載のゲーミングPCを、おすすめのBTOショップから紹介する。
おすすめ1:Core i7-14700KF×RTX4090搭載のMSIコラボモデル

FRMFZ790/M1101 | |
---|---|
セール期間 | ~12月14日15時 |
CPU | Intel Core i7-14700KF |
GPU | GeForce RTX4090 |
メモリ | 32GB(16GB×2) DDR5-4800 |
ストレージ | 1TB M.2 NVMe SSD |
価格(税込) | 444,800円 |
※パーツのカスタマイズに迷ったらフロンティアのゲーミングPCでできるおすすめカスタマイズを紹介を参照すると良い
おすすめ1は、セール頻度とセール時の安さで有名なフロンティアのゲーミングPCだ。
このモデルは、PCパーツメーカーとして有名なMSIコラボモデルとなっている。
安さと信頼性のどちらも妥協したくない人は必見だ。
おすすめ2:サイコム定番の高品質モデル×RTX4090

G-Master Spear Z790/D5 | |
---|---|
セール期間 | ~1月8日 |
CPU | Intel Core i7-14700K(変更可) |
GPU | GeForce RTX4090(要変更) |
メモリ | 16GB(8GB×2) DDR5-4800 |
ストレージ | 1TB M.2 NVMe SSD |
価格(税込) | 525,230円 |
※パーツのカスタマイズで迷ったらサイコムのゲーミングPCでできるおすすめカスタマイズを紹介を参照すると良い
おすすめ2は、高品質なパーツをふんだんに採用していることで有名なサイコムのゲーミングPCだ。
このG-Master Spearシリーズはサイコムの標準的なゲーミングPCだ。冷却性や耐久性を考えたパーツ構成になっていて、RTX4090にふさわしい内容と言える。
「BTOショップのゲーミングPCは品質がしょぼい」というPC玄人の固定観念をひっくり返してくれるのがサイコムのゲーミングPCなので、RTX4090のような高性能な構成にするなら特におすすめだ。
おすすめ3:サイコム独自のデュアル水冷モデル×RTX4090

G-Master Hydro Z790 Extreme/D5 | |
---|---|
セール期間 | ~1月8日 |
CPU | Intel Core i7-14700K(変更可) |
GPU | GeForce RTX4090(要変更) |
メモリ | 16GB(8GB×2) DDR5-4800 |
ストレージ | 1TB M.2 NVMe SSD |
価格(税込) | 612,860円 |
※パーツのカスタマイズで迷ったらサイコムのゲーミングPCでできるおすすめカスタマイズを紹介を参照すると良い
おすすめ3は、高品質なパーツをふんだんに採用していることで有名なサイコムのゲーミングPCだ。
このモデル独自の特徴はデュアル水冷だ。CPUとグラボを水冷クーラーで冷やすことで効率的にパーツを冷却するだけでなく、パフォーマンスを高めることができる。
公式サイトではデュアル水冷の検証結果も公開されているので、デュアル水冷がどんなものなのかを知りたい人は必見だ。
まさに最強性能のゲーミングPCにふさわしい品質なので、RTX4090を搭載するならおすすめのモデルだ。
おすすめ4:カスタマイズ幅が広いSEVENのゲーミングPC×RTX4090

ZEFT Z45CL | |
---|---|
セール期間 | ~12月6日 |
CPU | Intel Core i9-14900KF(変更可) |
GPU | GeForce RTX4090 |
メモリ | 64GB(16GB×4) DDR5-4800 |
ストレージ | 2TB M.2 NVMe SSD 2TB M.2 NVMe SSD |
価格(税込) | 824,780円 |
おすすめ4は、カスタマイズの幅が広すぎることで有名なSEVENのゲーミングPCだ。
標準構成ではCore i9-14900KF×RTX4090という最高峰同士の組み合わせで、性能を追い求める人向けとなっている。
カスタマイズ幅が広く、パーツのメーカーまで選べるので、こだわりの強いゲーマーやクリエイターにおすすめだ。
RTX4090に関してよくある質問
- RTX4090はどんな人向けのグラボなのか?
- RTX4090と組み合わせるのにおすすめのCPUは?
- RTX4090の推奨電源は?
- RTX4090を使うと電気代はいくらになる?
- RTX4090Tiはいつ発売されるのか?
RTX4090はどんな人向けのグラボなのか?
RTX4090は最高峰のPC環境を作りたい人や、仕事でクリエイターをしていて効率を追い求める人など、ごく一部の人向けのグラボだ。
フルHDでApexやフォートナイトをするだけなら、RTX4090はまったく必要ない。
RTX4090と組み合わせるのにおすすめのCPUは?
PassMark | Cinebench シングル | Cinebench マルチ | コア/スレッド | |
---|---|---|---|---|
Core i9-13900K | 59964 | 2241 | 39652 | 24/32 |
Core i7-13700K | 47094 | 2126 | 31062 | 16/24 |
Ryzen9 7950X3D | 64473 | 2043 | 38571 | 16/32 |
RTX4090は最高クラスのグラボなので、CPUも最高クラスの性能が欲しいところだ。具体的には以上の通り。
総合力のCore i9-13900K、性能×価格のCore i7-13700K、ゲーム性能特化でマルチにも使えるRyzen9 7950X3Dとなる。
RTX4090の推奨電源は?
RTX4090の公式での推奨電源は850Wだ。
とはいえ、1000Wほどはあっても良い。
RTX4090のTDPは450Wで、Core i7-13700KをCPUに採用すると+125Wで、合計575Wだ。
使用電力の約2倍ほどの電源を搭載するのが望ましいとされているので、1000Wの電源を選んでも良い。
実際、BTOのRTX4090搭載PCには、1000Wの電源が搭載されていることが多い。
RTX4090を使うと電気代はいくらになる?
ゲーム時の消費電力平均 | 1日5時間使用 | 30日間使用 | |
---|---|---|---|
RTX4090 | 305.8W | 47.40円 | 1421.97円 |
RTX3090Ti | 402.2W | 62.34円 | 1870.23円 |
RTX4080 | 278.8W | 43.21円 | 1296.42円 |
※環境によって電気代は異なる
グラボのみで計算。実際はCPUなどの他パーツの電力分もあり、環境によって異なる。
RTX4090Tiはいつ発売されるのか?
RTX4090Tiは発売されないという噂だ。
本来であれば、フルパワーのRTX4090Tiが発売されるはずだった。
しかしライバル(AMD)が弱すぎてRTX4090で十分勝っているため、RTX4090Tiの発売予定はなくなったという話だ。
ハイエンドグラボは売れ行きも悪いので、RTX4090Tiが発売されることはなさそうと言える。
RTX4090の性能ベンチマークの比較まとめ
このページでは、RTX4090の性能ベンチマークを比較した。
RTX4090について振り返ると以下の通り。
- RTX4090は今までのグラボとは一線を画すほどの性能
- コア・メモリ・実際の性能のどれを見ても最強と言える
- RTX4090はコアなユーザーにだけおすすめ
RTX4090は性能が高すぎて、多くのゲーマーはRTX4090の性能を使い切ることができない。4Kでゲームを楽しみたいコアゲーマーや、クリエイターだけにおすすめだ。
›おすすめのRTX4090搭載PCを見てみる
グラボの選び方について知りたい人は、以下のページを読むと良い。
›ゲーミングPCに載せるグラボ性能の選び方とおすすめを初心者でもわかるように解説
参考サイト
このページで紹介したベンチマークスコアは、以下のサイトを参考にした。
- 3DMark:https://benchmarks.ul.com/
- Blender:https://opendata.blender.org/