
「Ryzen7 7800X3Dってゲームに特化したCPUらしいけど、実際どんな感じなの?似たようなCPUが他にもあるし、どういう違いがあるのかを知りたいな」って人に読んでほしいページだよ。
このページの内容は以下の通り。
- Ryzen7 7800X3Dのカタログスペックやベンチマークスコア、価格や実際のゲーム性能を、競合CPUと比較
- Ryzen7 7800X3Dを搭載したゲーミングPCを、BTOショップから紹介
Ryzen7 7800X3Dは2023年4月に発売されたCPUだ。
このページを読めば、Ryzen7 7800X3DがどんなCPUで他とどんな違いがあるのかが分かり、自分にピッタリなのかどうかを判断できる。
まずはRyzen7 7800X3Dを簡単に解説
- Ryzen7 7800X3Dは他のX3Dモデルよりゲームに特化していると言えるゲーミングCPU
- マルチに弱いという弱点もあるが、ゲーム目的ならRyzen7 7800X3Dは一番に選択肢に入る
Ryzen7 7800X3Dは、2022年4月に発売されたRyzen7 5800X3Dの後継にあたるCPUだ。
3D V-Cacheという技術を搭載していて、通常のCPUと比べてゲーム性能が飛躍的に向上するという特徴がある。
ゲームに特化しているというかなり尖ったCPUではあるが、生粋のゲーマーなら必見のCPUだ。
Ryzen7 7800X3Dのカタログスペックを競合CPUと比較
Ryzen7 7800X3D | Ryzen7 5800X3D | Ryzen9 7900X3D | Ryzen9 7950X3D | Core i7-13700K | |
コア数(P/E) | 8コア | 8コア | 12コア | 16コア | 8コア/8コア |
スレッド数 | 16スレッド | 16スレッド | 24スレッド | 32スレッド | 24スレッド |
定格クロック(P/E) | 4.2GHz | 3.4GHz | 4.4GHz | 4.2GHz | 3.4/2.5GHz |
最大クロック(P/E) | 5.0GHz | 4.5GHz | 5.6GHz | 5.7GHz | 5.3/4.2GHz |
L2/L3キャッシュ | 8MB/96MB | 4MB/96MB | 12MB/128MB | 16MB/128MB | 24MB/30MB |
PCI-Express(Gen/レーン数) | 5.0/24レーン | 4.0/16レーン | 5.0/24レーン | 5.0/24レーン | 5.0/16レーン 4.0/4レーン |
対応メモリ | DDR5-5200 | DDR4-3200 | DDR5-5200 | DDR5-5200 | DDR5-5600 DDR4-3200 |
基本消費電力 | 120W | 105W | 120W | 120W | 125W |
Ryzen7 7800X3Dのカタログスペックを、競合製品と比較していこう。同じRyzenシリーズのX3Dモデルと、競合IntelのCore i7-13700Kと比較対象に選んだ。
Ryzen7 7800X3DとRyzen7 5800X3Dのカタログスペックを比較
Ryzen7 7800X3D | Ryzen7 5800X3D | |
定格クロック | 4.2GHz | 3.4GHz |
最大クロック | 5.0GHz | 4.5GHz |
PCI-Express | 5.0/24レーン | 4.0/16レーン |
対応メモリ | DDR5-5200 | DDR4-3200 |
Ryzen7 7800X3Dの1世代前のCPUに当たるのがRyzen7 5800X3Dだ。
Ryzen7 5800X3Dは初めて3D V-Cache技術が搭載されたCPUで、低価格ながら、当時最強CPUだったCore i9-12900Kに並ぶゲーム性能を発揮したことで話題になった。
Ryzen7 7800X3DとRyzen7 5800X3Dのコア数およびスレッド数は同じで、8コア16スレッドだ。ゲーム用途ではせいぜい8コアまでしか使用しないと言われているので十分な数と言える。
Ryzen7 7800X3DとRyzen7 5800X3Dの大きな違いはクロック数だ。
Ryzen7 5800X3Dのクロック数は3.4GHzだが、Ryzen7000シリーズは軒並みクロック数が向上したこともあり、Ryzen7 7800X3Dは4.2GHzというクロック数になっており、CPU性能が向上していることがうかがえる。
また、対応メモリに違いがあることも見逃せない。Ryzen7 5800X3DではDDR4のみをサポートしていたが、Ryzen7 7800X3Dでは新規格であるDDR5のみをサポートしている。
そのぶん高価なDDR5対応のメモリやマザーボードにしなければならないため価格が張るが、未来への投資と思えば良いだろう。(いずれDDR4をサポートしない製品が増え、乗り換える必要が出てくるという意味)
Ryzen7 7800X3DとRyzen9 7900X3Dのカタログスペックを比較
Ryzen7 7800X3D | Ryzen9 7900X3D | |
コア数 | 8コア | 12コア |
スレッド数 | 16スレッド | 24スレッド |
定格クロック | 4.2GHz | 4.4GHz |
最大クロック | 5.0GHz | 5.6GHz |
L2/L3キャッシュ | 8MB/96MB | 12MB/128MB |
Ryzen9 7900X3Dはかなり高いゲーム性能を誇るCPUだ。同じく3D V-Cache技術を搭載していて、Ryzen7 7800X3Dの先輩のようなCPUだ。
Ryzen9 7900X3Dは12コア24スレッドであり、Ryzen7 7800X3Dより4コア8スレッドぶんだけ多いコア数だ。
L3キャッシュ容量も128MBであり、Ryzen7 7800X3Dより32MBも多い。
ただし注意しなければならないのは、Ryzen9 7900X3Dが有する12コアのうち3D V-Cacheがついているのは6コアだけであり、ゲームプレイ時にはそれら6コアで動作する。
つまり、ゲームプレイ時にはRyzen7 7800X3Dは8コアで動作するのに対し、Ryzen9 7900X3Dは6コアで動作する。
ゲームプレイ時のコア数の差とL3キャッシュ容量の差が実際のパフォーマンスにどのような影響を与えるのかはカタログスペック上ではわからないが、注目したいところだ。
Ryzen7 7800X3DとRyzen9 7950X3Dのカタログスペックを比較
Ryzen7 7800X3D | Ryzen9 7950X3D | |
コア数 | 8コア | 16コア |
スレッド数 | 16スレッド | 32スレッド |
最大クロック | 5.0GHz | 5.7GHz |
L2/L3キャッシュ | 8MB/96MB | 16MB/128MB |
Ryzen9 7950X3Dは現在最強のゲーム性能を誇ると言って良いCPUだ。Ryzen7 7800X3Dの大先輩のような存在と言って良い。
Ryzen9 7950X3Dは16コア32スレッドという大量のコア数を誇り、Ryzen7 7800X3Dの2倍のコア数となっている。
とはいえ、ゲームではせいぜい8コアまでしか使用しないことや、3D V-Cacheがついているのは8コアのみであることを考えると、ゲーム用途ではコア数で明確な有利を取られているわけではなさそうだ。
ただし、ゲームをしながら配信や通話などを行う場合は8コア以上のコア数がメリットになることを忘れてはならない。
Ryzen7 7800X3DとRyzen9 7950X3Dの定格クロックはどちらも4.2GHzであり、コア数だけでなくクロック数でも性能差はない。
最大クロックではRyzen7 7800X3Dは5.0GHz、Ryzen9 7950X3Dは5.7GHzであり、大きな差がある。さすがはRyzen9 7950X3Dと言ったところだ。
X3Dシリーズ最大の強みであるL3キャッシュ容量にも違いがある。Ryzen7 7800X3DのL3キャッシュ容量は96MBな一方で、Ryzen9 7950X3Dは128MBだ。これは3D V-Cache容量は64MBで同じだが、もともとのL3キャッシュに32MBの差があるためだ。
L3キャッシュ容量の多さはゲーム性能に良い影響があることは周知の事実なので、32MBの差が実際のパフォーマンスにどう影響するのかに注目したい。
Ryzen7 7800X3DとCore i7-13700Kのカタログスペックを比較
Ryzen7 7800X3D | Core i7-13700K | |
コア数(P/E) | 8コア | 8コア/8コア |
スレッド数 | 16スレッド | 24スレッド |
L2/L3キャッシュ | 8MB/96MB | 24MB/30MB |
対応メモリ | DDR5-5200 | DDR5-5600 DDR4-3200 |
Core i7-13700Kは競合IntelのCPUで、かなり総合力が高く人気もあるCPUだ。
Core i7-13700Kは8個のPコア、8個のEコアというように2つに分かれている。ゲームのような高負荷の作業はPコアを用い、低負荷なマルチタスクの場合はEコアを用いることで、適材適所で効率的に処理を行うシステムが採用されている。
8コア16スレッドであるRyzen7 7800X3Dと比べると、少なくともマルチ性能ではCore i7-13700Kが優れていると言えそうだ。
Core i7-13700KのL2/L3キャッシュは24MB/30MBとなっていて、Ryzen7 7800X3Dの8MB/96MBとは大きく異なる。IntelとAMDの方針が違うことがわかる。
コア以外の大きな違いは対応メモリだ。Ryzen7 7800X3DはDDR5しかサポートしておらず、高価なDDR5対応のマザーボードやメモリを使用する必要がある。
一方でCore i7-13700KはDDR4とDDR5の両方に対応しており、安価なDDR4対応のパーツを用いることもできるというメリットがある。
Ryzen7 7800X3Dは選択肢がなく、DDR5を選ぶしかないということだ。
Ryzen7 7800X3Dのベンチマークスコアや価格を比較
PassMark | 3DMark | Cinebench(シングル) | Cinebench(マルチ) | コア数/スレッド数 | 価格 | 1円当たりのスコア | |
Ryzen7 7800X3D | 34851 | 1811 | 17762 | 8/16 | 7.2万円 | 0.48 | |
Ryzen7 5800X3D | 27994 | 7286 | 1491 | 15003 | 8/16 | 4.5万円 | 0.62 |
Ryzen9 7900X3D | 51503 | 2039 | 27084 | 12/24 | 9.0万円 | 0.57 | |
Ryzen9 7950X3D | 64473 | 2043 | 38571 | 16/32 | 10.9万円 | 0.59 | |
Core i7-13700K | 47094 | 12699 | 2126 | 31062 | 16/24 | 5.7万円 | 0.83 |
Ryzen7 7800X3Dのベンチマークスコアについて
PassMark | 3DMark | Cinebench(シングル) | Cinebench(マルチ) | |
Ryzen7 7800X3D(基準) | 100% | 100% | 100% | 100% |
Ryzen7 5800X3D | 80% | 82% | 84% | |
Ryzen9 7900X3D | 148% | 113% | 152% | |
Ryzen9 7950X3D | 185% | 113% | 217% | |
Core i7-13700K | 135% | 117% | 175% |
Ryzen7 7800X3Dはベンチマークスコア上ではRyzen7 5800X3Dに約20%分の性能差をつけている。クロック数の差がそのままベンチマークスコアに現れたような形だ。
Ryzen9 7900X3DやRyzen9 7950X3D、Core i7-13700Kにはマルチスコアで大差をつけられているだけでなく、シングルスコアでも差が大きい。
シングルスコアはコア1つ分の性能を表す数値でありマルチスコアより差が出にくいが、それでも15%前後の差がある。
上位のCPUと比べると、Ryzen7 7800X3Dのコアの性能自体はそこそこだということだ。実際のゲームにおけるパフォーマンスに期待したい。
Ryzen7 7800X3Dの価格やコスパについて
PassMark | 価格 | 1円あたりスコア | |
Ryzen7 7800X3D | 34851 | 7.2万円 | 0.48 |
Ryzen7 5800X3D | 27994 | 4.5万円 | 0.62 |
Ryzen9 7900X3D | 51503 | 9.0万円 | 0.57 |
Ryzen9 7950X3D | 64473 | 10.9万円 | 0.59 |
Core i7-13700K | 47094 | 5.7万円 | 0.83 |
Ryzen7 7800X3Dは3D V-Cache技術が搭載されている影響で、価格は高めだ。参考までに、Ryzen7 7800X3Dよりグレードが高いRyzen9 7900Xより高価格となっている。
そのせいでPassMarkスコアを価格で割ったコスパでは0.48という非常に低い値が出てしまっている。総合的な性能を目的にRyzen7 7800X3Dは選ばないほうが良いだろう。
とはいえ、X3Dモデルはゲームに特化したCPUであり総合的な性能が低いのは以前からわかっていることなので、ゲーム性能とゲーム性能で見たときのコスパに注目したいところだ。
Ryzen7 7800X3Dのゲーム性能を競合CPUと比較
- WQHD最高設定
- グラボはRTX3080
WQHD最高設定だとフレームレートの差が出にくくはなるが、Ryzen7 7800X3DほどのCPUで軽いゲームをプレイするのはそぐわないので、あえて高負荷での検証とする。
なお、記載している平均フレームレートはあくまで目安であり、保証するものではないことに注意。
Ryzen7 7800X3D | Ryzen7 5800X3D | Ryzen9 7900X3D | Ryzen9 7950X3D | Core i7-13700K | |
Cyberpunk 2077 | 108 | 89 | 106 | 120 | 96 |
Watch Dogs Legion | 117 | 100 | 120 | 120 | 102 |
Red Dead Redemption 2 | 137 | 106 | 135 | 135 | 119 |
Assassin’s Creed Valhalla | 107 | 77 | 109 | 110 | 91 |
God of War | 128 | 100 | 130 | 130 | 104 |
平均 | 119.4 | 94.4 | 120.0 | 123.0 | 102.4 |
割合 | 100%(基準) | 79% | 101% | 103% | 86% |
Ryzen7 7800X3D vs Ryzen7 5800X3D
新旧対決はRyzen7 7800X3Dの圧勝だ。平均で21%分のフレームレート差をつけている。やはり特にクロック数の向上が大きいように思える。
とはいえRyzen7 5800X3Dのゲーム性能がしょぼいというわけではなく、多くのタイトルでCore i7-13700Kと同じようなパフォーマンスを発揮している。Ryzen7 7800X3Dが強すぎる。
Ryzen7 7800X3D vs Ryzen9 7900X3D
先輩後輩対決だが、Ryzen7 7800X3DはRyzen9 7900X3Dと同等のパフォーマンスを発揮している。
先ほど説明したように、Ryzen9 7900X3Dは12コアを有するものの、3D V-Cahceがついているのは6コアだけだ。
一方でRyzen7 7800X3Dは8コアしか持たないが、8コアすべてに3D V-Cacheがついている。
3D V-Cacheのゲーム性能への貢献度は大きいのは周知の事実なので、このコア数の差がフレームレートの差につながってしまったということだろう。
ただし、Ryzen9 7900X3Dはゲームプレイ時には6コアしか動いておらず、残りの6コアは休んでいる状態であり、いわば余力がある。
一方でRyzen7 7800X3Dは8コアすべてが動いており、場合によっては余力がない。
ゲーム+αを同時に行う場合は、また別の結果になる可能性があることを忘れてはならない。
Ryzen7 7800X3D vs Ryzen9 7950X3D
こちらも先輩後輩対決だが、なんとRyzen7 7800X3DはRyzen9 7950X3Dと同等のパフォーマンスであり、Ryzen7 7800X3Dは非常に高いパフォーマンスを発揮していることがわかる。
Ryzen9 7950X3Dは16コアものコア数を持つが、3D V-Cacheが付いているのは16のうち8コアのみであり、ゲームにおいてはこの8コアだけが動作する。つまり、ゲーム用途ではRyzen9 7950X3DとRyzen7 7800X3Dとの間にコア数の差はない。
さらに定格クロックも同じなので、コアのゲームにおけるパフォーマンスはほぼ同じと見て良い。
L3キャッシュ容量がRyzen7 7800X3DよりRyzen9 7950X3Dのほうが多い影響か、多少Ryzen9 7950Xのほうが高いフレームレートが出ていると分析できる。
ただし、「Ryzen7 7800X3DとRyzen9 7950X3Dのゲーム性能はほぼ同じなら、Ryzen7 7800X3Dを選んだほうが良い」と結論付けるのは早計だ。
ゲームにおいてRyzen7 7800X3Dは8コアすべてを使う一方で、Ryzen9 7950X3Dは16コアのうち8コアしか使っておらず、言い換えればRyzen9 7950X3Dは余力がある。
ゲーム+配信やゲーム+通話というようなマルチタスクを行う場合、Ryzen7 7800X3Dは100%のパフォーマンスを発揮できない可能性がある。
ゲーム特化のRyzen7 7800X3D、ゲーム特化+マルチのRyzen9 7950X3Dというわけだ。
Ryzen7 7800X3D vs Core i7-13700K
ゲーム特化のRyzen7 7800X3Dと総合力のCore i7-13700Kを比べると、さすがにRyzen7 7800X3Dの圧勝であり、14%ぶんのフレームレート差がついている。3D V-Cacheのすごさが改めてわかる結果だ。
Core i7-13700Kは、12世代最強のCore i9-12900Kと同等以上の性能であり、Ryzen7 5800X3Dに引けを取らないゲーム性能を有している。
それでも進化したRyzen7 7800X3Dには勝てないということだ。
ゲーム性能目的なら、Core i7-13700KよりRyzen7 7800X3Dで間違いない。
Ryzen7 7800X3Dはゲームに特化した最強クラスのCPU
Ryzen7 7800X3Dはゲームだけが目的ならかなり魅力的であり、候補ナンバーワンになりうるCPUだ。
ゲーム性能最強のRyzen9 7950X3Dに比肩しうるゲーム性能を持ち、それでいて価格はRyzen9 7950X3Dより4万円弱も安い。ゲーマー歓喜の性能とコスパだと言って良い。
さらに、1ランク上のRyzen9 7900X3Dより優れたパフォーマンスを発揮できるため、かなり注目のCPUと言える。
注意しなければならないのは、ゲーム時にはRyzen7 7800X3Dが有する8コアすべてを使うことがあり、マルチ用途には向いていない場合があるということだ。
上位のRyzen9 7900X3DやRyzen9 7950X3Dは余力を残した状態であり、マルチタスクを行う場合は上位CPUに軍配が上がる。
要するに自分のプレイスタイル次第ということだが、ゲームのみが目的の場合は、Ryzen7 7800X3Dは見逃し厳禁のCPUと言えよう。
Ryzen7 7800X3Dと組み合わせたいグラボ
Ryzen7 7800X3Dはゲーム特化の優れたCPUなので、相応に高性能なグラボを選びたい。
RTX4070やRTX4070Tiのようなミドルクラス以上のグラボであればバランスが良いだろう。RTX4080以上のグラボであれば、Ryzen9も候補になってくるという感覚だ。
Ryzen7 7800X3D搭載のゲーミングPCをBTOから紹介
おすすめ1 | おすすめ2 | おすすめ3 | |
外観 | ![]() |
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特徴 | 品質重視の人向け | 品質×予算重視の人向け | 性能×予算重視の人向け |
セール期間 | – | ~6月23日10時 | ~6月15日15時 |
CPU | Ryzen7 7800X3D | Ryzen7 7800X3D | Ryzen7 7800X3D |
グラボ | RTX4070Ti | RTX4080 | RTX4090 |
価格(税込) | 368,970円 | 408,000円 | 499,800円 |
以前のRyzen7 5800X3Dの傾向から予想するに、Ryzen7 7800X3D搭載モデルはBTOショップではあまり扱われないだろう。
気に入ったモデルがあれば見逃さないようにしてほしい。
BTOショップのカスタマイズがよくわからない人は以下のページを参考にすると良い。
≫初心者におすすめのBTOカスタマイズを紹介!満足のいくゲーミングPCにしよう
おすすめ1:高品質サイコムのスタンダードモデル
G-Master Spear X670A | |
メーカー | サイコム |
セール期間 | – |
CPU | AMD Ryzen7 7800X3D(変更済み) |
GPU | GeForce RTX4070Ti(変更済み) |
メモリ | 16GB(8GB×2)(DDR5-4800) |
ストレージ | 500GB(M.2 NVMe SSD) |
価格(税込) | 368,970円 |
※2023年4月15日時点での情報
おすすめ1は、高品質なパーツをふんだんに搭載していることで有名なサイコムのゲーミングPCだ。
大手BTOショップとは違い、サイコムは高品質なパーツのみを採用していて、メーカーも公開している。知識がある人なら自分の好きなメーカーを選べば良いし、知識があまりなくても選択肢のすべてが高品質なので、価格で選んでも構わないという安心具合なのだ。
ゲーミングPCの品質の大事さがわかってくるPC中級者以上に特におすすめしたい。
おすすめ2:PCパーツショップとしても有名なツクモのゲーミングPC
G-GEAR neo GX7A-R231/XB Ryzen7 7800X3D×RTX4080 | |
メーカー | ツクモ |
セール期間 | ~6月23日10時(セール情報) |
CPU | AMD Ryzen7 7800X3D |
GPU | GeForce RTX4080 |
メモリ | 32GB(16GB×2)(DDR5-4800) |
ストレージ | 2TB(M.2 NVMe SSD) |
価格(税込) | 408,000円 |
※2023年6月9日時点での情報
おすすめ2は、PCパーツショップとしても有名なツクモのゲーミングPCだ。
ツクモはPCパーツショップというだけあって、品質の高いパーツを搭載し、メーカーを公表している傾向にある。特に高性能なモデルではその傾向が顕著だ。
「安いだけだと不安だけど、品質に全振りするほどの予算は無いし…」というような人は必見だ。
おすすめ3:RTX4090搭載のフロンティアセールモデル
FRGB650/M508 | |
メーカー | フロンティア |
セール期間 | ~6月15日15時(セール情報) |
CPU | AMD Ryzen7 7800X3D |
GPU | GeForce RTX4090 |
メモリ | 32GB(16GB×2)(DDR5-4800) |
ストレージ | 2TB(M.2 NVMe SSD) |
価格(税込) | 499,800円 |
※2023年5月19日時点での情報
おすすめ3は、セール頻度とセール時の安さで有名なフロンティアのゲーミングPCだ。
このモデルは現状最強のRTX4090を搭載していて、まさに最強のゲーム性能と言える構成だ。メモリは必要十分な32GB、ストレージは大容量の2TBとなっていて、ヘビーゲーマーでも満足できる構成となっている。
Ryzen7 7800X3D搭載モデルがセール対象に並ぶことは稀なので、ゲーム性能も価格も妥協したくない人は必見だ。
Ryzen7 7800X3Dのゲーム性能と搭載モデルまとめ
- Ryzen7 7800X3Dは最高クラスのゲーム性能を持ち、ゲーマー必見のゲーミングCPU
- Ryzen7 7800X3Dは8コアしかないため、マルチ用途が得意とは言えない。コア数が多い上位のCPUとの違いだ
- BTOショップでのRyzen7 7800X3Dの扱いはそこまで多くならないと予想。見逃し厳禁。
このページでは、Ryzen7 7800X3Dを他の競合CPUと比較した。
Ryzen7 7800X3Dを選ぶかどうかを決めきれなかったり、どのCPUを選ぶべきかを迷っている人は以下のページを読むと良い。
≫ゲーミングPCに搭載するCPUの選び方を初心者向けに解説
参考サイト
このページで紹介したベンチマークスコアは以下のサイトから引用した。
PassMark:https://www.cpubenchmark.net/
3DMark:https://benchmarks.ul.com/compare/best-cpus
Cinebench R23(シングル):https://www.cpu-monkey.com/ja/cpu_benchmark-cinebench_r23_single_core-15
Cinebench R23(マルチ):https://www.cpu-monkey.com/ja/cpu_benchmark-cinebench_r23_multi_core-16