
「フロンティアでゲーミングPCを買おうと思ってるんだけど、カスタマイズで躓いてるんだよね。パーツのメーカーとか書かれてもよくわからないよ」って人に読んでほしいページだよ。
このページを読めば、フロンティアのゲーミングPCでできるおすすめカスタマイズを知ることができ、自分に合ったゲーミングPCに仕上げることができる。
›フロンティアの最新セール情報とおすすめモデルを紹介
※本ページはプロモーションを含みます
フロンティアのゲーミングPCでできるおすすめカスタマイズを紹介
詳細は個別の欄で解説している。
パーツ | おすすめカスタマイズ |
---|---|
OS | Windows11 Home(デフォルト) |
オフィスソフト | なし(デフォルト) |
セキュリティソフト | 90日期間限定版(デフォルト) |
CPUクーラー | DeepCool AK400 AINEX SE-224-XTS |
CPUグリス | Thermal Grizzly Kryonaut |
メモリ | ライトゲーマーなら16GB ミドルゲーマー以上やクリエイターなら32GB以上 |
NVMe SSD(1st) | おすすめは1TB |
NVMe SSD(2nd) | ほとんどの人は必要ない |
SSD(2.5インチ) | ほとんどの人は必要ない |
ハードディスク | クリエイターのみ検討 |
光学ドライブ | ほとんどの人は必要ない |
電源 | デフォルトでOK |
外付け無線機器 | ネットに無線接続したり、Bluetoothを利用する場合のみ |
オンサイトサービス(訪問部品交換サービス) | なし |
下取りサービス | いらないPCがあるなら |
データ復旧サービス | 一般的なユーザーはなし |
OS
特にこだわりがない限り、OSはWindows11 Homeで良い。
わざわざ古いWindows10を使う意味はないし、Intel12世代以降のCPUはWindows11に最適化されているからだ。
ちなみに、Homeは家庭用、Proは法人用なので、Homeを選ぶと良い。
オフィスソフト
ゲーミングPCにオフィスソフトは必要ない。
オフィスソフトは仕事で使うことが多いが、ゲーミングPCで仕事はしないからだ。
趣味で文章を書いたりデータをまとめたりしたいなら、無料で使えるGoogleドキュメントやスプレッドシートを使えば良い。
セキュリティソフト
ゲーミングPCにセキュリティソフトは必要ない。
ゲーミングPC(Windows)には「Microsoft Defender」というセキュリティソフトが標準で入っていて、既に防御力が高いからだ。
よくわからないサイト(特に海外)からソフトを大量にインストールしない限りは、標準搭載されているMicrosoft Defenderで十分だ。
›ゲーミングPCにセキュリティソフトは必要か?
CPUクーラー(冷却ファン)
CPUクーラーは、DeepCool AK400か、AINEX SE-224-XTSで良い。これらは十分な冷却性能だからだ。
BTOショップのCPUは、誰でも安定的に使えるように制限がかかっている。
さらにフロンティアのセールモデルは、発熱の少ないF付きCPUがほとんどだ。
そのため、空冷クーラーでも十分に冷やせる。
›【ゲーミングPC】CPUクーラーの違いと選び方を初心者向けに解説
CPUクーラー | 備考 |
---|---|
標準CPUクーラー | おすすめしない。冷えないしうるさい。 |
AINEX SE-224-XTA | 安いが、AK400より冷えないしうるさい。 |
AINEX SE-224-XTS | SE-224-XTAの後継機。少しでも安くしたいならおすすめ。 |
DeepCool AK400 | 空冷クーラーの頂点に近いDeepCool製。 安くて冷えるし静かなのでおすすめ。 |
SilverStone Hydrogon D120 ARGB-V2 | 光らせたいなら。 |
水冷CPUクーラー | 得体が知れないのでおすすめしづらい。 |
SilverStone SST-PF240-ARGB-V2 | 簡易水冷を選びたいなら。 |
CPUグリス
CPUグリスはThermal Grizzly Kryonautがおすすめだ。
カスタマイズできるCPUグリスはどれも熱伝導率が高い素材が使われているが、Thermal Grizzly Kryonautは定番であり、Amazonでの評価が高い。2023年9月時点で、4万件以上で4.4の評価となっている。
メモリ
メモリは16GBか32GBで良い人がほとんどだ。
ゲームだけしかしないのであれば16GBを選ぼう。
美麗グラフィックやリアルさが売りのゲームを最高画質・高解像度でプレイしたい人や、動画編集などのクリエイティブ用途で使う人は、32GBのメモリを選ぼう。
›メモリの役割とは?ゲーミングPCに必要な容量は16GBか?32GBか?
64GB以上のメモリが欲しいのは、4Kでの動画編集や3DCG制作を仕事で行っている人くらいだ。
64GBには32GB×2と16GB×4の2択があるが、32GB×2をおすすめする。パーツが増えると故障リスクが高くなるし、空きスロットを用意しておくことで増設も簡単にできるからだ。
NVMe SSD(1st)
おすすめは1TBのSSDだ。
最近のPCゲームは容量が大きく、100GB以上の作品もあるため、1TBあると安心だからだ。
512GBと1TBの価格差が小さいのも、1TBをおすすめする理由となっている。
ライトゲーマーや時間のない社会人で、「このゲームしかしない」という場合は512GBでも事足りる。
›ゲーミングPCのストレージ容量・構成は?512GBか1TBか?
フロンティアで使われているSSDはメーカーがわからないものが多いが、カスタマイズすることで、メーカーが記載された製品を選ぶことができる。
WD Black SN770はWestern Digital、Micron 3400はCrucialの製品で、どちらもかなり定番のメーカーだ。
メーカーがわからないとはいえ、最低限の品質は担保されている。
こだわりがない人は、メーカーが記載されていない安価なSSDで十分だ。
NVMe SSD(2nd)
2枚めのSSDは必要ない人が多い。
10個も20個もゲームを同時並行でプレイする人は少なく、1枚ぶんの容量で十分だからだ。
SSD(2.5インチ)
SSD(2.5インチ)は必要ない人が多い。
理由はNVMe SSD(2nd)と同じで、1枚ぶんの容量で十分だからだ。
ちなみに、SSD(2.5インチ)はSATA SSDのことだ。
SATA SSDは、NVMe SSDに比べて転送速度が遅いが低価格という特徴がある。
最近ではNVMeとSATAの価格差が小さいので、価格面でもSATAを選ぶ意味は薄れている。
ハードディスク
ハードディスク(HDD)は、動画ファイルや画像ファイルなどを大量に扱うクリエイターだけが搭載すべきだ。
ハードディスクは転送速度が遅いためゲームには向いていない一方、大容量で低価格なためデータの保存に向いているからだ。
フロンティアでは、メーカーが記載されていないハードディスクと、Western Digital製のハードディスクがカスタマイズ候補になっている。
Western Digitalは定番メーカーなので、信頼性や耐久性を重視したいならおすすめだ。
光学ドライブ
光学ドライブは必要ない場合が多い。
光学ドライブとは、CDやDVD、Blu-rayなどの光学ドライブを読み込むときに必要な機器だ。
光学ドライブは後から外付けで使えるので、使うかどうかわからない場合は付ける必要がない。
電源ユニット
電源はデフォルトのままで良い。
フロンティアのゲーミングPCには、多めの電源容量が搭載されているケースが多い。
そのため、電源容量を増やす必要は薄い。
ただし、850W ATX電源 80PLUS GOLDは騒音の可能性がある。850W ATX電源 80PLUS GOLDを選んだときに搭載される可能性があるEnhance 850W ATX-3785GAは騒音で有名だからだ。
BRONZEやGOLDなどの80PLUS認証は、電源の変換効率を表すだけであり、耐久性などを示すわけではない。無理して上位グレードを選ばなくて良い。
外付け無線機器(Wi-Fi接続/Bluetooth接続)
ゲーミングPCをネットに無線接続する場合は、無線LANが必要だ。
また、ゲーミングPCと周辺機器をBluetooth接続したい場合は、Bluetoothアダプターが必要となる。
デスクトップPCは、無線接続やBluetooth接続に対応していないからだ。
オンサイトサービス(訪問部品交換サービス)
オンサイトサービスは基本的には必要ない。
オンサイトサービスとは、ゲーミングPCの故障時に、スタッフが自宅まで来てくれてパーツの交換をしてくれるというサービスだ。
通常の保証や修理とは違ってゲーミングPCを送る必要が無いため、故障→修理までの期間が短い。すぐにゲーミングPCを使わなければならない人向けだ。
ちなみに、「1年間オンサイトサービス+SoftPack」とは、Windowsの再インストールまでしてくれるサービスとなっている。
下取りサービス
古いPCから新品に乗り換える場合、下取りサービスを使えば要らなくなったPCを引き取ってくれる上に、1,000円安くなる。
佐川の伝票を付けてくれるので、古くて要らないPCがあるなら利用しよう。
データ復旧サービス
多くの人は、データ復旧サービスは必要ない。
仮にデータを消失したとしても、入っているデータはゲームなので、またインストールし直せば良いからだ。
一方で、YouTuberをやっていて消えてはいけない動画ファイルがある場合など、消えてしまうと取り返しがつかなくなるという人は利用すると良い。
周辺機器は別で買おう
キーボードやマウスなどの周辺機器は、別で買ったほうが良い。
周辺機器はゲーム体験に直接関わってくるところであり、自分が気に入ったものを選ぶべきだからだ。
BTOカスタマイズの限られた選択肢から選ぶより、広い選択肢から本当に良いものを見つけよう。
フロンティアのゲーミングPCでできるカスタマイズまとめ
このページでは、フロンティアのゲーミングPCでできるカスタマイズを紹介した。
内容を振り返ると以下の通り。
- パーツのメーカーによる違いは、信頼性。メーカーが記載されているパーツは信頼性が高い。
- メモリやストレージ(SSDやハードディスク)は自分の用途に合わせて選ぼう
- 周辺機器は別で買ったほうが良い。
フロンティアのカスタマイズで、自分に合ったゲーミングPCを手に入れよう。
›フロンティアの最新セール情報とおすすめモデルを紹介