
「Ryzen7 5700XってどんなCPUなんだろう?BTOショップでゲーミングPCを探しててグラボはある程度決まってるんだけど、CPUでどんな差が出るのかを知りたいんだよね」って人に読んでほしいページだよ。
このページの内容は以下の通り。
- Ryzen7 5700Xのカタログスペックやベンチマークスコア、価格やゲーム性能を競合CPUと比較
- Ryzen7 5700X搭載のゲーミングPCをBTOショップから紹介
Ryzen7 5700Xは2022年4月に発売されたCPUだ。
このページを読めば、Ryzen7 5700XがどんなCPUなのかがわかり、自分にピッタリかどうかを判断できる。
Ryzen7 5700Xをまずは簡単に解説
- ゲーム性能はRyzen5 5600Xと同程度で、Core i5-13400やCore i7-12700Kに負けている
- 価格の安さやコスパの良さは随一であり、価格重視の人には魅力的
- コスパ構成としてBTOショップでの取り扱いが多い
Ryzen7 5700Xは競合CPUと比較したときに、性能面ではイマイチパッとしないというのが本音だ。
しかし価格の安さやコスパの良さでは目を見張るものがあり、競合CPU搭載モデルと価格帯がズレることもあるほどだ。
Ryzen7 5700Xは性能を追い求めるようなヘビーゲーマーには向いていないが、価格の安さやコスパの良さも気にするゲーマーであれば選択肢に含める価値のあるCPUと言える。
Ryzen7 5700Xのカタログスペックを競合CPUと比較
Ryzen7 5700X | Ryzen5 5600X | Core i5-13400 | Core i7-12700K | |
コア数(P/E) | 8コア | 6コア | 6コア/4コア | 8コア/4コア |
スレッド数 | 16スレッド | 12スレッド | 16スレッド | 20スレッド |
定格クロック(P/E) | 3.4GHz | 3.7GHz | 2.5GHz/1.8GHz | 3.6GHz/2.7GHz |
最大クロック(P/E) | 4.6GHz | 4.6GHz | 4.6GHz/3.3GHz | 4.9GHz/3.8GHz |
L2/L3キャッシュ | 4MB/32MB | 3MB/32MB | 9.5MB/20MB | 12MB/25MB |
PCI-Express | 4.0/16レーン | 4.0/16レーン | 5.0/16レーン 4.0/4レーン |
5.0/16レーン 4.0/4レーン |
対応メモリ | DDR4-3200 | DDR4-3200 | DDR5-4800 DDR4-3200 |
DDR5-4800 DDR4-3200 |
基本消費電力 | 65W | 65W | 65W | 125W |
Ryzen7 5700Xのカタログスペックを、1グレード下のRyzen5 5600Xや、競合のCore i5-13400, Core i7-12700Kと比較していく。
新世代のRyzen7 7700Xに関しては、詳しくは割愛するが価格帯がかなりずれてしまう上に、BTOショップでの取り扱いもそこまで多くないのでここでは比較しない。
Ryzen7 5700XとRyzen5 5600Xのカタログスペックを比較
Ryzen7 5700X | Ryzen5 5600X | |
コア数 | 8コア | 6コア |
スレッド数 | 16スレッド | 12スレッド |
定格クロック | 3.4GHz | 3.7GHz |
Ryzen5 5600XはRyzen7 5700Xの1つ下に位置付けられるCPUだ。両者の大きな違いはコア数だ。
Ryzen7 5700Xは8コア16スレッドであり、多くのコア数を有している。ゲームで使用するコア数は多くて8コアだと言われているので、ゲーム用途では十分な数だとわかる。
一方でRyzen5 5600XはエントリークラスのCPUであり、6コア12スレッドとなっている。ゲーミングPCに搭載するCPUとして最低限のコア数は確保出来ているものの、Ryzen7 5700Xの8コアに比べると見劣りしてしまう。
ただし定格クロックを見てみると、Ryzen7 5700Xは3.4GHzである一方で、Ryzen5 5600Xは3.4GHzであり0.3GHzだけ高い。クロックが高いということはコアが働き者で性能が高いということなので、コア数の差とクロック数の差が実際のパフォーマンスにどう影響してくるかに注目だ。
Ryzen7 5700XとCore i5-13400のカタログスペックを比較
Ryzen7 5700X | Core i5-13400 | |
コア数(P/E) | 8コア | 6コア/4コア |
L2/L3キャッシュ | 4MB/32MB | 9.5MB/20MB |
PCI-Express | 4.0/16レーン | 5.0/16レーン 4.0/4レーン |
対応メモリ | DDR4-3200 | DDR5-4800 DDR4-3200 |
Core i5-13400はエントリー~ミドルクラスのゲーミングPCによく搭載されている人気のCPUだ。Ryzen7 5700Xも同じような価格帯のゲーミングPCに搭載されていることが多いので、ライバル関係と言える。
Core i5-13400の大きな特徴はコアにある。Core i5-13400のコア数は10コアだが、性能が高いPコアと性能は低いが電力効率に優れたEコアの2種類に分かれている。
例えばゲーム+通話をしているとき、メインのゲームにPコアを用い、バックグラウンドでの通話にEコアを用いることで、コアを有効活用できてパフォーマンスが高くなるのだ。
裏を返せば、ゲームだけしかしない場合、Pコア6個ぶんしか動作しないので、Ryzen7 5700Xの8コアと比べるとコア数では負けていることになる。
コア以外の違いだと、対応メモリだ。Ryzen7 5700XはDDR4しかサポートしていないが、Core i5-13400だとDDR4だけでなくDDR5もサポートしている。
DDR4-3200とDDR5-4800とでゲームパフォーマンスへの影響はほんのわずかだが、DDR5の方が新しい規格なので将来性がある。
ただし、マザーボードやメモリをDDR5対応の高価なものにする必要があり、PC全体で価格が高くなってしまうというデメリットもある。
現状のBTOショップだとDDR4のモデルが多いし、Ryzen7 5700XやCore i5-13400を選ぶような人は安価を選ぶ傾向にあるので、DDR5は魅力的に映らないだろう。
Ryzen7 5700XとCore i5-13400のカタログスペック上の違いをまとめると、コア数と将来性だ。
≫Core i5-13400のベンチマークとゲーム性能比較!搭載ゲーミングPCをBTOから紹介
Ryzen7 5700XとCore i7-12700Kのカタログスペックを比較
Ryzen7 5700X | Core i7-12700K | |
コア数 | 8コア | 8コア/4コア |
スレッド数 | 16スレッド | 20スレッド |
L2/L3キャッシュ | 4MB/32MB | 12MB/25MB |
PCI-Express | 4.0/16レーン | 5.0/16レーン 4.0/4レーン |
対応メモリ | DDR4-3200 | DDR5-4800 DDR4-3200 |
Core i7-12700Kの発売日は2021年11月であり、Ryzen7 5700Xのほうが登場が遅いが、Ryzen7 5700Xは2020年11月発売のRyzen5000シリーズが元になっているため、実質的にはRyzen7 5700Xのほうが古いCPUだ。
Ryzen7 5700XとCore i7-12700Kの大きな違いはコア数だ。先ほど紹介したCore i5-13400と同じく、Core i7-12700Kはメイン作業に使うPコアとバックグラウンド作業に使うEコアに分かれている。
ゲームに用いるのはPコアだけとはいえ、Core i7-12700KにはPコアが8個搭載されているので、ゲーム時のコア数の数で見てもRyzen7 5700Xと同じだ。さらに、ゲーム+通話やゲーム+録画のような使い方をするときには、4つのEコアが役に立ってくれる。
対応メモリでの違いもあるが、Core i5-13400と全く同じ説明になるので割愛する。
Core i7-12700KはRyzen7 5700Xと比べるとコア数で有利であり将来性もあるCPUだ。
ただし、価格はRyzen7 5700Xと比べると高く、価格帯がずれてしまうことに注意したい。
≫Core i7-12700/12700Kのベンチマークとゲーム性能比較!搭載ゲーミングPCをBTOから紹介
Ryzen7 5700Xのベンチマークスコアや価格を競合CPUと比較
CPU | PassMark | 3DMark | Cinebench (シングル) |
Cinebench (マルチ) |
コア/スレッド | 価格 | 1円あたりスコア |
Ryzen7 5700X | 26671 | 6809 | 1532 | 13802 | 8/16 | 2.7万円 | 0.99 |
Ryzen5 5600X | 21936 | 5675 | 1593 | 10988 | 6/12 | 2.2万円 | 1.00 |
Core i5-13400 | 26355 | 1749 | 14865 | 10/16 | 3.3万円 | 0.80 | |
Core i7-12700K | 34730 | 10146 | 1939 | 22812 | 12/20 | 4.9万円 | 0.71 |
Ryzen7 5700Xのベンチマークスコアや価格を、Ryzen5 5600XやCore i5-13400、Core i7-12700Kと比較していこう。
なお、ベンチマークスコアは性能の目安であり、実際のパフォーマンスがスコア通りに行くわけではないことに注意。
Ryzen7 5700Xのベンチマークスコアについて
PassMark | 3DMark | Cinebench (シングル) |
Cinebench (マルチ) |
|
Ryzen7 5700X(基準) | 100% | 100% | 100% | 100% |
Ryzen5 5600X | 82% | 83% | 104% | 80% |
Core i5-13400 | 99% | 114% | 108% | |
Core i7-12700K | 130% | 149% | 127% | 165% |
Ryzen7 5700XとRyzen5 5600Xのベンチマークスコアを比べると、3つの項目でRyzen7 5700Xが勝っているものの、シングルスコアではRyzen5 5600Xに4%ぶんの差をつけられている。
Ryzen7 5700Xのほうがコア数が多いため総合力は強いが、クロック数が低いためコア1つぶんの性能を示すシングルスコアでは低くなっていると思われる。
Core i5-13400やCore i7-12700Kと比べると、ほぼすべてのスコアでRyzen7 5700Xが負けている。Intel Coreは第12世代での伸びが大きいし、Ryzen7 5700Xのほうが実質的に古いCPUであることを考えると仕方がないことだろう。
ベンチマークスコアの大小関係が分かったところで、価格やコスパについて見ていこう。
Ryzen7 5700Xの価格やコスパについて
PassMark | 価格 | 1円あたりのスコア | |
Ryzen7 5700X | 26671 | 2.7万円 | 0.99 |
Ryzen5 5600X | 21936 | 2.2万円 | 1.00 |
Core i5-13400 | 26355 | 3.3万円 | 0.80 |
Core i7-12700K | 34730 | 4.9万円 | 0.71 |
PassMarkスコアを最低価格で割ったコスパを見ると、Ryzen7 5700Xは非常に優れている。0.99という値は、CPU全体で見てもかなり優れたコスパだ。
実際の価格も2.7万円と低価格であり、Core i5-13400より6,000円安く、Core i7-12700Kに至っては2万円以上安いという低価格ぶりだ。
Ryzen7 5700XやCore i5-13400がよく搭載されているエントリークラスのゲーミングPCでは6,000円の差はかなり大きいので、Ryzen7 5700Xはかなり魅力的に見えるだろう。
Ryzen7 5700Xのゲーム性能を競合CPUと比較
Ryzen7 5700Xのゲーム性能を、Ryzen5 5600XとCore i5-13400、Core i7-12700Kと比べよう。
なお、記載している平均フレームレートはあくまで目安であり、保証するものではないことに注意。数値そのものというより、CPU間の差に注目してほしい。
Ryzen7 5700X vs Ryzen5 5600X, Core i5-13400
Ryzen7 5700X | Ryzen5 5600X | Core i5-13400 | |
Cyberpunk 2077 | 63 | 67 | 80 |
Forza Horizon 5 | 94 | 94 | 99 |
God of War | 84 | 80 | 98 |
Red Dead Redemption 2 | 84 | 87 | 78 |
Valorant(低設定) | 426 | 411 | 347 |
平均 | 81.25 | 82 | 88.75 |
割合 | 100%(基準) | 101% | 109% |
- グラボはRTX3060Ti
- 解像度はフルHD
- 記載がない限り最高設定
各ゲームでの平均フレームレートと、その平均を記したのが上の表だ。ただし、Valorantの結果を平均に含めるとデータが歪むため除外している。
この結果を見る限り、Ryzen7 5700XとRyzen5 5600Xのゲーム性能はほぼ同等だ。Ryzen7 5700Xのほうがグレードが上にも関わらずRyzen5 5600Xと並んでいるのは、クロック数の低さが影響してしまっているということだろう。
とはいえ、最近だとRyzen5 5600X搭載のゲーミングPCは少なくなっているし、Ryzen7 5700Xのコア数の多さが役に立つ場合もあることを考えると、Ryzen5 5600XではなくRyzen7 5700Xを選ぶ意味があると言える。
Ryzen7 5700XはCore i5-13400に対しては9%ぶんのフレームレート差をつけられている。一部のゲームではCore i5-13400よりRyzen7 5700Xのほうが高フレームレートだが、総合的な結果としてはCore i5-13400が上だと見て良いだろう。
≫Core i5-13400のベンチマークとゲーム性能比較!搭載ゲーミングPCをBTOから紹介
とはいえ、Ryzen7 5700Xのほうが安価であり、特にエントリークラスのゲーミングPCを安く求めたい場合は、Ryzen7 5700Xも魅力的であることに変わらない。
性能重視ならCore i5-13400、価格重視ならRyzen7 5700Xを選ぶと良い。
Ryzen7 5700X vs Core i7-12700K
Ryzen7 5700X | Core i7-12700K | |
Hogwarts Legacy | 72 | 84 |
Red Dead Redemption 2 | 104 | 97 |
God of War | 100 | 102 |
Cyberpunk 2077(レイトレ) | 44 | 54 |
Forza Horizon 5(レイトレ) | 122 | 134 |
平均 | 88.4 | 94.2 |
割合 | 100%(基準) | 107% |
- グラボはRTX4070Ti
- 解像度はWQHD
- 最高設定
Ryzen7 5700Xはミドルハイ~ハイエンドのグラボとも組み合わせられていることがあり、Core i7-12700Kも同様なので、グラボはRTX4070Tiを採用した。
それに伴い解像度はWQHD、さらにCore i7-12700KのほうはDDR5-4800のメモリを採用している。(DDR5-4800のゲームへの影響はほんのわずか)
この結果によれば、Ryzen7 5700XはCore i7-12700Kに対して7%ぶんのフレームレート差をつけられている。WQHD解像度で7%はなかなかなものであり、有意な差と言える。
一部のゲームではRyzen7 5700Xのほうが高いフレームレートが出ているが、総合的にはCore i7-12700Kのほうが優れていると見て良いだろう。
≫Core i7-12700/12700Kのベンチマークとゲーム性能比較!搭載ゲーミングPCをBTOから紹介
とはいえ、Ryzen7 5700Xは健闘していると見ることもできる。
Ryzen7 5700XとCore i7-12700Kには約2万円の価格差があるからだ。約2万円で7%の差であれば、Ryzen7 5700Xのほうが魅力的に映る人もいるだろう。
Core i5-13400のときと同じだが、性能や総合力を求める場合はCore i7-12700Kを、安さやコスパを求める場合はRyzen7 5700Xを選ぶと良い。
Ryzen7 5700Xはコスパ重視のゲーマーにおすすめのCPU
Ryzen7 5700Xはコスパ重視のゲーマーにおすすめのCPUだ。
Ryzen7 5700Xは、新世代のRyzen7000シリーズの発売によって値下がりし、かなりコスパの優れたCPUになったからだ。
実際、価格.comのProduct Award2022では大賞を受賞していて、人気の高さがうかがえる。
確かにベンチマークスコアや実際のゲーム性能ではCore i5-13400やCore i7-12700Kに劣っているが、価格の安さで言えばダントツだ。
Ryzen7 5700XのゲーミングPCは14万円~25万円程度で買えるものが多く、コスパを重視したいライトゲーマーにおすすめだ。
Ryzen7 5700Xとの組み合わせにおすすめのグラボ
Ryzen7 5700Xはグレードが高いCPUではあるが価格が安いCPUなので、エントリー~ミドルハイあたりのグラボと組み合わせたい。
価格的には14~25万円程度になることが多い。
Ryzen7 5700X搭載のゲーミングPCをBTOから紹介
おすすめ1 | おすすめ2 | おすすめ3 | おすすめ4 | |
外観 | ![]() |
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特徴 | 価格重視 | 予算20万円 | 性能×予算重視 | 品質重視 |
セール期間 | ~6月16日15時 | ~6月16日15時 | 終了 | ~7月2日 |
CPU | Ryzen7 5700X | Ryzen7 5700X | Ryzen7 5700X | Ryzen7 5700X |
グラボ | RTX3060Ti | RTX4070 | RTX4070Ti | RTX3060 |
価格(税込) | 144,800円 | 189,800円 | 229,800円 | 191,580円 |
Ryzen7 5700X搭載のゲーミングPCをおすすめのBTOショップから紹介する。
BTOショップのカスタマイズがよくわからない人は以下のページを参考にすると良い。
≫初心者におすすめのBTOカスタマイズを紹介!満足のいくゲーミングPCにしよう
おすすめ1:RTX3060Ti搭載のコスパモデル
FRGAB550/WS420/NTK | |
メーカー | フロンティア |
セール期間 | ~6月16日15時(セール情報) |
CPU | AMD Ryzen7 5700X |
GPU | GeForce RTX3060Ti |
メモリ | 16GB(8GB×2)(DDR4-3200) |
ストレージ | 1TB(M.2 NVMe SSD) |
価格(税込) | 144,800円 |
※2023年6月9日時点での情報
おすすめ1は、セール頻度とセール時の安さで有名なフロンティアのゲーミングPCだ。
フルHD適性が高いRTX3060Tiを搭載したモデルであり、特にライトゲーマーにとって必要十分な構成なので、コスパの優れたRyzen7 5700X搭載モデルとしておすすめのゲーミングPCと言える。
おすすめ2:20万円以下のRTX4070搭載モデル
FRGAG-B550/WS608/NTK | |
メーカー | フロンティア |
セール期間 | ~6月16日15時(セール情報) |
CPU | AMD Ryzen7 5700X |
GPU | GeForce RTX4070 |
メモリ | 16GB(8GB×2)(DDR4-3200) |
ストレージ | 1TB(M.2 NVMe SSD) |
価格(税込) | 189,800円 |
※2023年6月9日時点での情報
おすすめ2は、セール頻度とセール時の安さで有名なフロンティアのゲーミングPCだ。
非常に高いWQHD適性を持つRTX4070を搭載していて、価格的にも手が出しやすいので注目のモデルとなっている。
標準構成ではメモリが16GBなのが惜しいが、それでも十分すぎるコスパと言える。
20万円以下で手に入るゲーミングPCの中でトップクラスに入る構成なので、Ryzen7 5700Xを検討しているようなコスパ好きゲーマーは見逃し厳禁だ。
おすすめ3:RTX4070Ti搭載の高性能モデル
FRGHB550/WS222 | |
メーカー | フロンティア |
セール期間 | 終了(セール情報) |
CPU | AMD Ryzen7 5700X |
GPU | GeForce RTX4070Ti |
メモリ | 32GB(16GB×2)(DDR4-3200) |
ストレージ | 1TB(M.2 NVMe SSD) |
価格(税込) | 229,800円 |
※2023年6月2日時点での情報
おすすめ3は、セール頻度とセール時の安さで有名なフロンティアのゲーミングPCだ。最新シリーズのRTX4070Tiを搭載したモデルとなっている。
RTX4070Tiは、RTX30シリーズ最強のRTX3090Tiに匹敵する性能であり、性能の高さの割には手が出しやすいグラボだ。Ryzen7 5700Xと組み合わせることで約23万円という驚異の価格となっている。
RTX4070TiをCore i7と組み合わせようとすると最低でも25万円はかかる。まさにRyzen7 5700Xの安さがわかるモデルだ。
おすすめ4:高品質なサイコムの初心者向けお手頃モデル
G-Master Velox Ⅱ AMD Edition | |
メーカー | サイコム |
セール期間 | ~7月2日(セール情報) |
CPU | AMD Ryzen7 5700X(変更済み) |
GPU | GeForce RTX3060(変更可能) |
メモリ | 16GB(8GB×2)(DDR4-3200) |
ストレージ | 500GB(M.2 NVMe SSD) |
価格(税込) | 191,580円 |
※2023年4月19日時点での情報
おすすめ4は、高品質さでPC玄人からの人気が高いサイコムのゲーミングPCだ。
サイコムのゲーミングPCには有名メーカーの高品質パーツがふんだんに搭載されている。
空冷最強のNoctua製のCPUクーラー、SilverStoneの電源など、PCに詳しい人なら誰でも知っているメーカーのパーツを搭載している。
「安いだけだと心配だし、Ryzen7 5700Xを選ぶことで浮く予算でを品質に回したい」という人におすすめだ。
Ryzen7 5700Xの性能と搭載ゲーミングPCまとめ
- 性能的にはCore i5-13400やCore i7-12700Kに負けているが、価格の安さやコスパの良さはピカイチ
- コスパを重視したい人向けのCPU
このページではRyzen7 5700Xの性能を解説した。
Ryzen7 5700Xにするかどうかを決めきれない人は、CPUの選び方について知っておくとスムーズに決められるようになる。
≫ゲーミングPCに搭載するCPUの選び方を初心者向けに解説
参考サイト
このページで紹介したベンチマークスコアは以下のサイトから引用している。
PassMark:https://www.cpubenchmark.net/
3DMark:https://benchmarks.ul.com/compare/best-cpus
Cinebench R23(シングル):https://www.cpu-monkey.com/ja/cpu_benchmark-cinebench_r23_single_core-15
Cinebench R23(マルチ):https://www.cpu-monkey.com/ja/cpu_benchmark-cinebench_r23_multi_core-16