
「30万円でゲーミングPCを買いたいんだけど、何か良いのあるかな?性能はもちろんだけど、品質にも少しこだわりたいかも」って人に読んでほしいページだよ。
このページの内容は以下の通り。
- 25~30万円のゲーミングPCの特徴
- 25~30万円のゲーミングPCを価格と品質の両面から紹介
このページでは、価格重視と品質重視の2種類に分けて25~30万円のゲーミングPCを紹介する。
このページを見れば、25~30万円のゲーミングPCの性能が分かり、この価格帯から選ぶかどうかを決めることができる。
【価格重視】25~30万円のゲーミングPCの特徴
価格重視の25~30万円のゲーミングPCがどのような特徴を持っているのかを紹介する。
CPUなどにこだわったRTX4070,RTX4070Ti搭載モデルが多い
グラフィックボード | 3DMark | 搭載PCの価格 | 解像度目安 |
RTX4090 | 35964 | 48万円~ | ~4K |
RTX4080 | 28066 | 37万円~ | ~4K |
RTX4070Ti | 22652 | 23万円~ | ~4K(WQHD) |
RTX4070 | 17874 | 20万円~ | ~WQHD |
RTX3070 | 13510 | 18万円~ | ~WQHD |
RTX3060Ti | 11593 | 15万円~ | ~フルHD |
RTX3060 | 8703 | 13万円~ | ~フルHD |
RTX3050 | 6203 | 10万円~ | ~フルHD |
25~30万円のゲーミングPCには、CPUなどにこだわったRTX4070やRTX4070Tiといったミドルクラスグラボを搭載したものが多い。
RTX4070もRTX4070TiもWQHD適性が非常に高いグラボであり、「フレーム生成」といった機能(=AIがフレームを補完することでフレームレートを飛躍的に向上させる)を使えばWQHDでも100fpsを超えるフレームレートを出すことも可能なほどだ。
RTX4070Tiに至っては4K解像度でのゲームプレイも可能であり、ミドルハイクラスにふさわしい性能と言えるだろう。
他の価格帯との比較
1ランク下の20~25万円と、1ランク上の30万円以上と比較してみよう。
20~25万円はWQHDが適正のゲーミングPCが多い
価格重視の20~25万円には、同じくRTX4070やRTX4070Tiを搭載したゲーミングPCが多い。
ただしCPUがRyzen7 5700XやCore i7-12700といった、最新世代ではないものとなっている傾向にある。旧世代のCPUはゲーム性能に劣るのはもちろんだが、特にマルチ性能に劣り、クリエイティブ用途などのマルチタスクに大きなパフォーマンス差が出る。
旧世代なぶん価格は安いので、価格を重視したいなら20~25万円も十分に選択肢に入るだろう。
≫20~25万円のゲーミングPCの特徴とおすすめモデルを紹介
30万円以上のゲーミングPCは自己満足の領域
価格重視のゲーミングPCだと、30万円以上は自己満足の領域だ。30万円の予算があればRTX4080やRTX4090のようなハイエンドグラボを搭載したゲーミングPCが手に入る。
ただしRTX4080搭載PCですら37万円~と高額であり、RTX4070Ti搭載PCと大きな価格差がある。一般的なゲーマーが手を出せる範囲を超えていると言えるだろう。
「妥協せずにとことん性能を追い求めたい」「こだわり抜いたゲーミングPCにしたい」という人だけに30万円以上をおすすめする。
≫性能や品質が最強のゲーミングPCをおすすめBTOショップから紹介
【価格重視】25~30万円のおすすめゲーミングPCをBTOショップから紹介
おすすめ1 | おすすめ2 | おすすめ3 | |
外観 | ![]() |
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特徴 | デザイン重視 | 性能×デザイン | 性能重視 |
セール期間 | ~6月16日15時 | ~6月16日15時 | ~6月16日15時 |
CPU | Core i7-13700F | Core i7-13700F | Core i7-13700F |
GPU | RTX4070 | RTX4070Ti | RTX4070Ti |
価格(税込) | 254,800円 | 279,800円 | 269,800円 |
25~30万円のゲーミングPCをおすすめのBTOショップから紹介する。
BTOショップのカスタマイズについてわからない場合は以下のページを参考にしてほしい。
≫初心者におすすめのBTOカスタマイズを紹介!満足のいくゲーミングPCにしよう
おすすめ1:RTX4070搭載モデル
FRGLB760W/WS1 | |
メーカー | フロンティア |
セール期間 | ~6月16日15時(セール情報) |
CPU | Intel Core i7-13700F |
GPU | GeForce RTX4070 |
メモリ | 32GB(16GB×2)(DDR4-3200) |
ストレージ | 1TB(M.2 NVMe SSD) |
価格(税込) | 254,800円 |
※2023年6月9日時点での情報
おすすめ1は、セール頻度とセール時の安さで有名なフロンティアのゲーミングPCだ。
Core i7-13700F×RTX4070搭載のモデルで、WQHD適性が非常に高い性能を持っていながら、クリエイティブ用途やマルチタスクへの適性も高いという構成になっている。
このモデルはデザインにもこだわっていて、「BTOのケースデザインってダサいんだよな」という固定観念を覆してくれる。
性能もデザインも妥協したくない人は必見だ。
おすすめ2:デザインにもこだわったRTX4070Ti搭載モデル
FRGLB760B/WS518 | |
メーカー | フロンティア |
セール期間 | ~6月16日15時(セール情報) |
CPU | Intel Core i7-13700F |
GPU | GeForce RTX4070Ti |
メモリ | 32GB(16GB×2)(DDR4-3200) |
ストレージ | 1TB(M.2 NVMe SSD) |
価格(税込) | 279,800円 |
※2023年6月9日時点での情報
おすすめ2は、セール頻度とセール時の安さで有名なフロンティアのゲーミングPCだ。
Core i7-13700F×RTX4070Tiという組み合わせであり、ミドルハイクラスの1つの正解ともいえるだろう。
このモデルはデザイン性にも優れているので、25~30万円という価格帯でデザイン×性能を求めている人は必見だ。
おすすめ3:RTX4070Ti搭載のフロンティアゲーミングPC
FRGAG-B760/WS511/NTK | |
メーカー | フロンティア |
セール期間 | ~6月16日15時(セール情報) |
CPU | Intel Core i7-13700F |
GPU | GeForce RTX4070Ti |
メモリ | 32GB(16GB×2)(DDR4-3200) |
ストレージ | 2TB(M.2 NVMe SSD) |
価格(税込) | 269,800円 |
※2023年6月9日時点での情報
おすすめ3は、セール頻度とセールモデルの安さで有名なフロンティアのゲーミングPCだ。
このモデルはデザインなどにコストをかけないことで低価格を実現しているのが特徴だ。
低価格と言ってもCore i7-13700F×RTX4070Tiという十分すぎる構成となっている。
30万円以内で安さと性能を両立したい人は必見だ。
【品質重視】25~30万円のゲーミングPCの特徴
品質重視の25~30万円のゲーミングPCがどのような特徴を持っているのかを紹介する。
構成にこだわったRTX4070搭載モデルが多い
グラフィックボード | 3DMark | 搭載PCの価格 | 解像度目安 |
RTX4090 | 35964 | 58万円~ | ~4K |
RTX4080 | 28066 | 41万円~ | ~4K |
RTX4070Ti | 22652 | 31万円~ | ~4K(WQHD) |
RTX4070 | 17874 | 23万円~ | ~WQHD |
RTX3060Ti | 11593 | 20万円~ | ~フルHD |
RTX3060 | 8703 | 19万円~ | ~フルHD |
RTX3050 | 6203 | 18万円~ | ~フルHD |
品質重視の25~30万円のゲーミングPCにはRTX4070を搭載したモデルが多い。中でもCPUのグレードが高かったり、メモリやストレージの容量を増やしたりすると25~30万円になる。
RTX4070はWQHD適性が非常に高いグラボだ。フルHD解像度で使用しても無駄遣いとは言えないほどの立ち位置なので、フルHDでゲームをする人でも選んで損はないだろう。
構成をケチればRTX4070Ti搭載PCも25万円以下になるのだが、PC全体として歪んだ構成になりがちだ。RTX4070Ti搭載PCなのにメモリが16GB、というような構成は正直微妙だろう。
他の価格帯との比較
品質重視の25~30万円のゲーミングPCを、他の価格帯と比較しよう。
20~25万円と比較
品質重視の20~25万円のゲーミングPCには、RTX3060TiやRTX4070が搭載されていることが多い。
RTX3060TiはフルHDが適正のグラボであり、20万円前後で収まることが多いだろう。
20~25万円のRTX4070搭載PCはCPUのグレードが低いことが多い。Core i5-13400やRyzen7 5700XのようなCPUを搭載しているので、特にマルチ性能が重要になるクリエイティブ用途には向いているとは言えない。
Core i5-13400やRyzen7 5700Xでゲームやクリエイティブ作業ができないわけではなく、多少パフォーマンスに劣る程度なので、品質も価格も性能も優先したい場合は20~25万円という価格帯は魅力的だろう。
≫20~25万円のゲーミングPCの特徴とおすすめモデルを紹介
30万円以上と比較
品質重視の30万円以上のゲーミングPCにはRTX4070Ti以上のグラボが搭載されていることが多い。RTX4070Ti以上のグラボは4Kでのゲームプレイが可能なほどの性能だ。
RTX4070Ti以上のグラボを選ぶとなると、他のパーツもそれなりのものを揃えるので、PC全体として価格が高くなりがちだ。
品質だけでなく性能にもこだわりたいのなら30万円以上のゲーミングPCを選ぶと良いだろう。
≫性能や品質が最強のゲーミングPCをBTOショップから紹介
【品質重視】25~30万円のゲーミングPCをBTOから紹介
おすすめ1 | おすすめ2 | |
外観 | ![]() |
![]() |
特徴 | 品質重視 | より品質重視 |
セール期間 | – | – |
CPU | Core i7-13700K | Core i5-13600KF |
グラボ | RTX4070 | RTX4070 |
価格(税込) | 287,390円 | 297,740円 |
品質重視の25~30万円のゲーミングPCを、BTOショップ「サイコム」から紹介する。サイコムは高品質なパーツをふんだんに搭載していることで有名であり、品質重視のBTOのなかで最もおすすめだ。
≫サイコムはどんなBTO?「高い」「悪い」の評判の真偽や独自の特徴を解説
おすすめ1:サイコムの大人気シリーズ
G-Master Velox Ⅱ Intel Edition | |
セール期間 | – |
CPU | Intel Core i7-13700K(カスタマイズ必要) |
グラボ | GeForce RTX4070(カスタマイズ必要) |
メモリ | 32GB(16GB×2) DDR4-3200(カスタマイズ必要) |
ストレージ | 1TB M.2 SSD(カスタマイズ必要) |
価格(税込) | 287,390円 |
※2023年6月1日時点での情報
おすすめ1は、RTX4070×Core i7-13700Kという組み合わせだ。Core i7-13700KはCore i7-13700より特にマルチ性能に優れ、クリエイティブ用途などでの力を発揮する。
ゲームにしか興味が無い場合はCore i7-13700を選んだり、メモリ容量を減らしたりすればその分価格も低くなる。各自で適宜調整してほしい。
おすすめ2:サイコムのスタンダードシリーズ
G-Master Spear Z790/D5 | |
セール期間 | – |
CPU | Intel Core i5-13600KF(カスタマイズ必要) |
グラボ | GeForce RTX4070(カスタマイズ必要) |
メモリ | 32GB(16GB×2) DDR5-4800(カスタマイズ必要) |
ストレージ | 1TB M.2 SSD(カスタマイズ必要) |
価格(税込) | 297,740円 |
※2023年6月1日時点での情報
おすすめ2は、RTX4070×Core i5-13600KFという組み合わせだ。
このモデルはサイコムの最もスタンダードなモデルであるのと同時に、最新DDR5対応となっている。詳しい話は割愛するが、例えば数年後にCPUを買い替えたいと思った時でもCPUだけ取り換えればOKな可能性が高いというわけだ。
DDR5はDDR4より多少高額なので、CPUをCore i7-13700KではなくCore i5-13600KFにした。
30万円以下という価格内で、品質・性能・将来性のバランスが取れた構成となっている。
25~30万円のゲーミングPCまとめ
- 価格重視ならRTX4070やRTX4070Tiを搭載したモデルが多い
- 性能重視ならRTX4070を搭載したモデルが多い
このページでは25~30万円のゲーミングPCの特徴を解説し、おすすめモデルを紹介した。価格を重視したい人・品質を重視したい人の両方が自分に合ったゲーミングPCを見つけられたら幸いだ。
価格帯ごとの違いについて知りたい人は以下のページを読むと良い。
≫BTOゲーミングPCの価格は?初心者はどの価格帯から選ぶべき?