
「性能の高いCPUを探してるんだけど、Ryzen9 7950Xってどうなの?他のハイエンドCPUと何が違うのかを知りたいな」って人に読んでほしいページだよ。
このページの内容は以下の通り。
- Ryzen9 7950Xの特徴を解説
- Ryzen9 7950Xのベンチマークスコアやゲーム性能を解説
- Ryzen9 7950X搭載のゲーミングPCをおすすめBTOから紹介
Ryzen9 7950Xは2022年9月に発売開始されたハイエンドCPUだ。
このページを読めば、Ryzen9 7950Xがどれほどの性能で、自分に合ったCPUかどうかがわかるだけでなく、おすすめのRyzen9 7950X搭載PCまで知ることができる。
Ryzen9 7950Xの特徴
Ryzen9 7950XはRyzen7000シリーズのハイエンドCPUで高い性能を誇るだけでなく、これからRyzenを使っていく人におすすめできる仕様になっている。
Ryzen9 7950Xは16コア32スレッドのCPUで、大量のコアを持つ。競合Intelのほうがコア数自体は多いが、Ryzen9 7950Xは16コアすべてが強力なコアという違いがある。
さらにRyzen9 7950Xは新規格に対応していて、将来性が高い。これからRyzenを使用し、自分でパーツを取り替えていくような人におすすめできるCPUだ。
特徴1:新規格に対応していて、長く使えるゲーミングPCにできる
Ryzen9 7950XのというよりRyzen7000シリーズ全体の特徴だが、新規格に対応しているため、将来性が高いゲーミングPCに仕上げることができる。
Ryzsen9 7950XはDDR5にのみ対応していたり、PCIe5.0のレーン数が多かったりする。新規格にのみ早々に移行していることはIntelとの差別化点でもある。(Intelは新規格と旧規格の両対応)
新規格のみに対応することで新規格でゲーミングPCを揃えさせ、ユーザーを囲い込む目的もあるのだろう。将来に渡ってパーツを取り替える必要がないので、Ryzenを継続して使ってくれるはずだからだ。
実際、Ryzsen9 7950Xのソケット「AM5」は、最低でも2025年までは使用する予定になっている。
新規格に対応していることで価格は高くなるが、将来性という観点から見るとユーザーにとってもメリットになる。
特徴2:強いコアが16個搭載されている
Ryzen9 7950Xには16のコアが搭載されていて、全てが強いコアだ。Intelとの差別化点となっている。
IntelのCPUには強いコアと弱いコアの2種類が搭載されている。コアの数は16を超えるものもあるが、強いコアは8個しかない。弱いコアで数を盛っているのだ。
その点、Ryzen9 7950Xは強いコアが16個ある。コアをフルに使い、コアのパワーが大事になるような用途ではRyzen9 7950Xが活きるというわけだ。
Ryzen9 7950Xの性能表を比較
R9 7950X | R9 5950X | R9 7950X3D | R9 7900X | i9-13900K | |
---|---|---|---|---|---|
コア数(P/E) | 16コア | 16コア | 16コア | 12コア | 8コア/16コア |
スレッド数 | 32スレッド | 32スレッド | 32スレッド | 24スレッド | 32スレッド |
定格クロック(P/E) | 4.5GHz | 3.4GHz | 4.2GHz | 4.7GHz | 3.0GHz/2.2GHz |
最大クロック(P/E) | 5.7GHz | 4.9GHz | 5.7GHz | 5.6GHz | 5.4GHz/4.3GHz |
L2/L3キャッシュ | 16MB/64MB | 8MB/64MB | 16MB/128MB | 12MB/64MB | 32MB/36MB |
PCI-Express (Gen/レーン) | 5.0/24レーン | 4.0/16レーン | 5.0/24レーン | 5.0/24レーン | 5.0/16レーン 4.0/4レーン |
対応メモリ | DDR5-5200 | DDR4-3200 | DDR5-5200 | DDR5-5200 | DDR5-5600 DDR4-3200 |
基本消費電力 | 170W | 105W | 120W | 170W | 125W |
R9 7950X | R9 5950X | |
---|---|---|
定格クロック | 4.5GHz | 3.4GHz |
最大クロック | 5.7GHz | 4.9GHz |
L2キャッシュ | 16MB | 8MB |
PCI-Express (Gen/レーン) | 5.0/24レーン | 4.0/16レーン |
対応メモリ | DDR5-5200 | DDR4-3200 |
基本消費電力 | 170W | 105W |
Ryzen9 5950Xは、Ryzen9 7950Xの1世代前のCPUだ。
Ryzen9 7950XとRyzen9 5950Xの大きな違いは、対応メモリによる将来性だ。
Ryzen9 7950Xは、新規格のDDR5に対応している。
一方でRyzen9 5950Xは、旧規格のDDR4にしか対応していない。
Ryzen9 7950Xを選んだ場合、メモリやマザーボードをDDR5対応の高価なものにする必要がある。
Ryzen9 5950Xを選んだ場合、メモリやマザーボードをDDR4対応の安価なものを採用できる。
一見するとRyzen9 5950Xが安価で良さそうだが、そう単純な話ではない。
数年後に新CPUに交換する場合のコストが異なる。新CPUはDDR5にしか対応しないはずだからだ。
Ryzen9 7950X→新CPUの場合、すでにDDR5に対応しているので、CPUだけの交換で済む可能性が高い。
Ryzen9 5950X→新CPUの場合、DDR5に対応するためにマザーボードやメモリごと交換する必要がある。
数年おきにCPUを自分で交換するような人であれば、Ryzen9 7950Xのほうが優位だ。
R9 7950X | R9 7950X3D | |
---|---|---|
定格クロック | 4.5GHz | 4.2GHz |
L3キャッシュ | 64MB | 128MB |
基本消費電力 | 170W | 120W |
Ryzen9 7950X3Dは、Ryzen9 7950Xをベースにして3D V-Cacheを搭載したCPUだ。
Ryzen9 7950XとRyzen9 7950X3Dの大きな違いは用途だ。
Ryzen9 7950Xはクリエイティブ作業が中心でゲームもできるCPU、Ryzen9 7950X3Dはゲーム中心でクリエイティブ作業もできるCPUとなっている。
素の性能自体は、Ryzen9 7950X3DよりRyzen9 7950Xのほうが高いのだ。
ただしRyzen9 7950X3Dには、3D V-Cacheという追加のL3キャッシュがついている。3D V-Cacheにより、ゲームでのパフォーマンスが高くなる。
クリエイティブ作業が中心ならRyzen9 7950X、ゲームが中心ならRyzen9 7950X3Dというように住みわけがなされている。
R9 7950X | R9 7900X | |
---|---|---|
コア数 | 16コア | 12コア |
スレッド数 | 32スレッド | 24スレッド |
定格クロック | 4.5GHz | 4.7GHz |
最大クロック | 5.7GHz | 5.6GHz |
L2キャッシュ | 16MB | 12MB |
Ryzen9 7900Xは、Ryzen9 7950Xの1ランク下のCPUだ。
Ryzen9 7950XとRyzen9 7900Xの大きな違いはコア数だ。
Ryzen9 7950Xは16コア32スレッド、Ryzen9 7900Xは12コア24スレッドだ。
Ryzen9 7900Xの12コアも相当に多いが、Ryzen9 7950Xはさらに4コアも増えている。
コア数の多さは、主にクリエイティブ作業の作業効率につながる。
仕事でクリエイターをしているような人であれば、Ryzen9 7950Xを選ぶべきだ。
一方で、「趣味で動画編集をしている」くらいの人であれば、Ryzen9 7900Xで十分だ。
R9 7950X | i9-13900K | |
---|---|---|
コア数(P/E) | 16コア | 8コア/16コア |
定格クロック(P/E) | 4.5GHz | 3.0GHz/2.2GHz |
最大クロック(P/E) | 5.7GHz | 5.4GHz/4.3GHz |
L2/L3キャッシュ | 16MB/64MB | 32MB/36MB |
PCI-Express(Gen/レーン数) | 5.0/24レーン | 5.0/16レーン 4.0/4レーン |
対応メモリ | DDR5-5200 | DDR5-5600 DDR4-3200 |
基本消費電力 | 170W | 125W |
Ryzen9 7950XとCore i9-13900Kの大きな違いはコアだ。
Core i9-13900Kのコアは、高性能なPコアと、低性能だが高効率のEコアに分かれている。
例えばゲーム+配信をする場合、メインのゲームをPコアが処理し、バックグラウンドの配信をEコアが行う。
マルチタスク時にコアを使い分けることで、パフォーマンスを高めることができるのだ。
Core i9-11900KとCore i9-12900Kの話になるが、ゲーム+配信時に配信をバックグラウンドに割り当てないと19%のfps向上だが、バックグラウンドに割り当てると84%のfps向上というIntelのデータがある。
純粋にコア数が必要なクリエイティブ作業はRyzen9 7950Xのほうが向いている傾向にあるが、マルチタスクならCore i9-13900Kが向いている。
Ryzen9 7950Xの性能ベンチマークスコアを比較
R9 7950X | R9 5950X | R9 7950X3D | R9 7900X | i9-13900K | |
---|---|---|---|---|---|
PassMark | 63485 100% | 45899 72% | 62627 99% | 52319 82% | 59964 94% |
Cinebench シングル | 2072 100% | 1644 79% | 2043 99% | 2034 98% | 2241 108% |
Cinebench マルチ | 38657 100% | 28577 74% | 38571 100% | 29306 76% | 39652 103% |
※PassMarkはCPUの総合性能。シングルスコアはコア1つぶんの性能で、ゲーム性能に近い。マルチスコアは全コアの性能で、クリエイティブ性能に近い
Ryzen9 7950Xのベンチマークスコアはトップクラスの高さを誇る。
前世代のRyzen9 5950Xと比べて20~25%ほどの差をつけていて、アーキテクチャの変更やクロックの上昇によって大幅に性能が向上していることがわかる。
Ryzen9 7950X3Dと比べると同等のスコアだ。ベンチマークには3D V-Cacheの影響は現れないことに加え、Ryzen9 7950Xのほうが高クロックなのだが、スコアでは同等なのは少し意外だ。
Core i9-13900Kと比べると、シングルスコアでは負けているが、マルチスコアでは差を縮め、PassMarkでは勝っている。
Ryzen9 7950XはCore i9-13900Kと違って強いコアが16個もあるので、シングルスコアでつけられた差をマルチスコアで埋めることができている。強いコアが大量に必要になるシーンではRyzen9 7950Xのほうが有利だ。
Ryzen9 7950Xは総合的に見てトップクラスの性能を誇るハイエンドCPUだ。
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Ryzen9 7950Xのゲーム性能を比較
R9 7950X | R9 5950X | R9 7950X3D | R9 7900X | i9-13900K | |
---|---|---|---|---|---|
Cyberpunk 2077 | 108 | 98 | 119 | 109 | 121 |
Forza Horizon 5 | 239 | 213 | 268 | 221 | 256 |
Microsoft Flight Simulator | 109 | 102 | 124 | 108 | 107 |
Red Dead Redemption 2 | 164 | 152 | 180 | 162 | 176 |
Horizon Zero Dawn | 228 | 191 | 252 | 224 | 221 |
平均 | 169.6 | 151.2 | 188.6 | 164.8 | 176.2 |
割合 | 100%(基準) | 89% | 111% | 97% | 104% |
※RTX4090、フルHD
Ryzen9 7950Xのゲーム性能は高いが微妙だ。
Ryzen9 7950Xは前世代のRyzen9 5950Xに対して11%の差をつけている。ゲームによっては20%弱の差なので、確実に前世代から進化していることがわかる。
ゲーム特化の3D V-Cacheを搭載するRyzen9 7950X3Dに負けているのは仕方がないが、Ryzen9 7900Xとは同等で、Core i9-13900Kには負けている。
Ryzen9 7900Xとの大きな違いはコア数だが、ゲームでは8コアもあれば十分なので差がついていない。
Core i9-13900Kと比べるとゲームによって優劣が変わるが、僅差で勝って大差で負けていることが多く、総合的にはわずかに負けるという結果となった。
Ryzen9 7950Xのゲーム性能は高いことに間違いはないが、やや見劣りしてしまうという評価だ。
Ryzen9 7950Xのクリエイティブ性能を比較
R9 7950X | R9 5950X | R9 7950X3D | R9 7900X | i9-13900K | |
---|---|---|---|---|---|
Blender | 570 100% | 416 73% | 551 97% | 429 75% | 516 91% |
V-Ray | 28990 100% | 20202 70% | 28539 98% | 22143 76% | 25689 89% |
PCMark10 画像編集 | 27822 100% | 22026 79% | 28964 104% | 26085 94% | 24977 90% |
PCMark10 動画編集 | 8386 100% | 6608 79% | 8346 100% | 8035 96% | 8847 105% |
VRMark オレンジルーム | 16565 100% | 14423 87% | 15827 96% | 16419 99% | 17553 106% |
Ryzen9 7950Xは最高峰のクリエイティブ性能を誇る。
ほぼすべての項目で他CPUと同等かそれ以上のスコアであり、トップクラスのクリエイティブ性能だ。
競合Core i9-13900Kとの比較で注目したいのはBlenderやV-Rayだ。
3DCGレンダリングでは、強いコアが何個あるかが重要になりやすい。Ryzen9 7950Xは強いコアが16個ある一方で、Core i9-13900Kは強いコアが8個、弱いコアが16個となっている。
Ryzen9 7950Xのほうが強いコアの数が多いので、3DCGレンダリングのような用途ではCore i9-13900KよりRyzen9 7950Xのほうが有利になるというわけだ。
Ryzen9 7950Xは最高峰のクリエイティブ性能を求める人におすすめのCPUだ。
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Ryzen9 7950Xの価格とコスパを比較
R9 7950X | R9 5950X | R9 7950X3D | R9 7900X | i9-13900K | |
---|---|---|---|---|---|
価格 | 8.0万円 | 7.5万円 | 10.6万円 | 5.5万円 | 9.0万円 |
コスパ (ゲーム) | 21.20 | 20.16 | 17.79 | 29.96 | 19.58 |
コスパ (ベンチ) | 0.79 | 0.61 | 0.59 | 0.95 | 0.67 |
※コスパ(ゲーム)=平均フレームレート÷価格(万円)
※コスパ(ベンチ)=PassMark÷価格(円)
Ryzen9 7950XはハイエンドCPUだが、コスパはかなり良い。ハイエンドCPUのコスパは悪いのが普通だが、Ryzen9 7950Xは例外だ。
Ryzen9 7950Xは前世代のRyzen9 5950Xより高コスパだ。価格も近いので、Ryzen9 5950Xを選ぶ意味がないほどになってしまっている。
競合のCore i9-13900Kより低価格でコスパにも優れているのも評価に値する。
1ランク下のRyzen9 7900Xにはコスパで大負けしている。価格も2.5万円の差があり、Ryzen9 7900Xは安すぎる。クリエイティブ向けのCPUを安く手に入れたいならRyzen9 7900Xのほうが優れていると言える。
とはいえ、Ryzen9 7950Xのコスパが悪い訳では無いし、何より高いクリエイティブ性能を持つ。
Ryzen9 7950Xは、コスパを気にせず、最高峰のクリエイティブ性能が欲しい人におすすめできる。
Ryzen9 7950X搭載のゲーミングPCをBTOから紹介
Ryzen9 7950X搭載のゲーミングPCを、おすすめのBTOから紹介する。
おすすめ1:高品質なサイコムのスタンダードモデル×Ryzen9 7950X

G-Master Spear X670A | |
---|---|
セール期間 | ~11月26日 ~1月8日 |
CPU | AMD Ryzen9 7950X(要変更) |
GPU | GeForce RTX4060(変更可) |
メモリ | 16GB(8GB×2) DDR5-4800 |
ストレージ | 1TB M.2 NVMe SSD |
価格(税込) | 329,140円 |
※パーツのカスタマイズで迷ったらサイコムのゲーミングPCでできるおすすめカスタマイズを紹介を参照すると良い
おすすめ1は、高品質なパーツをふんだんに搭載していることでPC玄人からの人気が高いサイコムのゲーミングPCだ。
このモデルはサイコムのスタンダードモデルであり、高い品質が売りだ。有名メーカーのパーツから構成されていて、高い冷却性・耐久性・静音性が特徴となる。
高性能なRyzen9 7950Xに合わせて、品質にもこだわりたい人は必見だ。
おすすめ2:ツクモのフラグシップモデル×Ryzen9 7950X

G-GEAR neo GX9A-T231/XB2 | |
---|---|
セール期間 | – |
CPU | AMD Ryzen9 7950X(要変更) |
GPU | GeForce RTX4090(変更可) |
メモリ | 32GB(16GB×2) DDR5-4800 |
ストレージ | 1TB M.2 NVMe SSD |
価格(税込) | 557,500円 |
※パーツのカスタマイズで迷ったらツクモのゲーミングPCでできるおすすめカスタマイズを紹介を参照すると良い
おすすめ2は、PCパーツショップとしても有名なツクモのゲーミングPCだ。
ツクモはPCパーツショップでもあるという特性を活かして、有名メーカーのパーツを搭載していることが多い。サイコムほどではないが、品質にも力が入っているBTOだ。
品質×価格を重視したい人向けのモデルとなっている。
おすすめ3:カスタマイズ幅が広いSEVENのゲーミングPC×Ryzen9 7950X

ZEFT R44BH | |
---|---|
セール期間 | ~12月6日 |
CPU | AMD Ryzen9 7950X |
GPU | GeForce RTX4070Ti(変更可) |
メモリ | 32GB(16GB×2) DDR5-4800 |
ストレージ | 1TB M.2 NVMe SSD 2TB M.2 NVMe SSD |
価格(税込) | 395,780円 |
おすすめ3は、カスタマイズ幅が広いことで有名なSEVENのゲーミングPCだ。
標準でRyzen9 7950X×RTX4070Ti搭載であり、Ryzen9 7950Xにふさわしい構成になっている。
パーツのメーカーまで選べるので、こだわり抜いたゲーミングPCにしたい人は必見だ。
Ryzen9 7950Xに関してよくある質問
- Ryzen9 7950Xと組み合わせるのにおすすめのグラボは?
- Ryzen9 7950Xのソケット、対応マザーボードは?
Ryzen9 7950Xと組み合わせるのにおすすめのグラボは?
Ryzen9 7950Xは最高峰のCPUなので、グラボも高性能なものを選びたい。RTX40シリーズのミドルハイ以上であれば、Ryzen9 7950Xとのバランスが良いと言える。
Ryzen9 7950Xのソケット、対応マザーボードは?
Ryzen9 7950XのソケットはAM5で、AMD600シリーズのマザーボードに対応している。
Ryzen9 7950XはハイエンドCPUなので、BTOではX670EやX670が主流だ。
なお、前世代のRyzen5000シリーズのソケットはAM4なので、Ryzen9 7950Xとの互換性はない。
Ryzen9 7950Xの性能ベンチマークの比較とBTOでの搭載PCまとめ
このページでは、Ryzen9 7950Xの性能ベンチマークを比較し、BTOから搭載ゲーミングPCを紹介した。
Ryzen9 7950Xについて振り返ると以下の通り。
- Ryzen9 7950Xは、コア数によるマルチ性能と将来性が売りのハイエンドCPU
- Ryzen9 7950Xをゲーム目的だけで買うのはおすすめしない
- Ryzen9 7950Xは、クリエイター(兼ゲーマー)のような人におすすめ
Ryzen9 7950Xはかなり特徴的なCPUなので、選ぶべき人もはっきりとしている。クリエイティブ作業が主な用途である人におすすめだ。
≫おすすめのRyzen9 7950X搭載PCを見てみる
参考サイト
このページで紹介したベンチマークスコアは、以下のサイトから引用している。
- PassMark:https://www.cpubenchmark.net/
- Cinebench R23:https://www.cpu-monkey.com/ja/
- Blender:https://opendata.blender.org/
- V-Ray:https://www.chaos.com/vray/benchmark
- PCMark10:https://www.3dmark.com/