ゲーミングPCのストレージ容量・構成は?512GB?1TB?

管理人
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「ゲーミングPCをBTOショップで買おうと思ってるんだけど、ストレージってどれくらいの容量にすれば良いの?イメージしづらくてわからないんだよね」って人に読んでほしいページだよ。

このページの内容は以下の通り。

  • SSDとHDDとの違い。ストレージの基礎知識
  • ゲームの推奨要件から見る、ゲーミングPCに最適なストレージ容量
  • ゲーミングPCに最適なストレージ構成

ストレージはゲーミングPCのデータを保存する場所だ。ストレージの容量が大きければたくさんのゲームをインストールしてPCに入れておける。

このページを読めばゲーミングPCに最適なストレージ容量・構成がわかるだろう。

【基礎知識】SSD・HDDとは記憶装置の種類

メリット デメリット
SSD 読み書き速度がはやいためゲーミングPCに最適
駆動部分がないため静音
価格が高い
HDD 大容量・安価なため、大量のデータを扱う人にぴったり 読み書き速度がSSDと比べると遅い
駆動部分があるため動作音がして、衝撃に弱い

一口にストレージと言っても、2つの種類がある。SSDとHDDだ。最適なストレージを判断するためにも必要な知識となっている。

SSDの特徴は読み書き速度の速さ

SSDはメモリチップにデータを書き込むため、速度が非常にはやい。SSDにOSを入れておけばゲーミングPCの起動がはやくなるし、ゲームを入れておけば起動やロード時間が短くなる。HDDと比べるとだいたい半分以下の待ち時間となる。

USBをイメージしてもらえればわかりやすい。USBのデータを開くのにほぼ時間がかからないはずだし、駆動音もしないだろう。(別物ではあるが、ここではイメージを掴んでもらうための例)

一方でSSDは価格が高いというデメリットがある。少し比べるのが難しいが、1GBあたりの価格を見るとHDDの3~10倍ほどだ。とはいえ1TBのSSDで1万円ほどなのでそこまで高額なわけではない。
ゲーミングPCのメインストレージはSSD一択だ。

NVMe・SATAは接続規格の種類

メリット デメリット
NVMe 転送速度がはやい SATAの1.5~2倍ほどの価格
SATA 価格が安い 転送速度が遅い

BTOショップでSSDをカスタマイズするときに、NVMeやSATAという用語が出てくることがある。これらは接続規格の種類を表している。

NVMeはSATAより新しい規格で、データ転送速度がはやい。とはいえ、ベンチマークスコアで見ると2倍ほどの差があるものの、実際の体感速度の差は数秒にとどまることが多い。OSやゲームくらいであればSATAで事足りるからだ。

BTOショップの標準構成はNVMeになっていて変えられないことが多い。2つめのSSDを搭載する場合は安価なSATAも候補に入るだろう。

PCIe4.0とは拡張バスや拡張スロットの接続規格

BTOショップでSSDをカスタマイズするときに、PCIe4.0という用語が出てくることがある。「NVMe PCIe4.0」などと書かれていることが多い。

詳しい話はどうでも良いので省くが、PCIe4.0と書かれているNVMe SSDはより転送速度がはやい。その分価格も高い。

ただしPCIe4.0 NVMe SSDであっても、SATA SSDと比べて数秒しか体感速度は変わらない。そのため特にこだわりがないのであれば気にする必要はない。

HDDの特徴は大容量・安価

SSDと対照的な特徴を持つのがHDDだ。SSDと比べて転送速度が遅いため、OSやゲームの起動時間・ロード時間が長くなる。SSDの2倍以上の起動・ロード時間がかかると思って良い。

そのため、ゲーミングPCのメインストレージにHDDはふさわしくない。ストレスマッハでイライラするからだ。実際、BTOショップのゲーミングPCの標準構成にHDDはついていないことがほとんどだ。

ただHDDは大容量で安価というメリットもある。SSDが512GB~2TBなのに対し、HDDは1TB~12TBだ。1GB当たりの価格はSSDの1/10~1/3ほどだ。

HDDは大量のデータを保存しておくのにはうってつけと言える。例えばYoutubeへの投稿用の動画を保存しておく場合だ。ゲーム実況者でなくても、クリップを撮るために録画を回しておくということはあるだろう。

動画を保存したりする場合はHDDをつけよう。ゲーミングPCを買った後に外付けすることも可能だ。

【基礎知識】ストレージは容量いっぱい使えるわけではない

例えば512GBのSSDを搭載しているからといって、512GBすべてを使えるわけではない。

Windows11の場合、OSインストールに64GBの空き容量が要求される。(実際に使われるのは20GBほど)

さらに、もし512GBいっぱいに使ってしまうとパフォーマンスが下がるし寿命が短くなると言われている。根拠は不明だが、全容量の30%ほどの空き容量が必要というのが共通認識だ。

つまり、512GBのSSDだと約360GBまで、1TBのSSDだと700GBまでの使用にとどめておくべきということだ。ここからOSの分が引かれるため、実質的に使用できる容量はさらに減る。

何にせよ、使用できる容量は約7割だと覚えておけば良いだろう。

ゲームの推奨要件からストレージ(SSD)の最適容量を考える

ここまでで、ゲーミングPCに搭載するなら速度のはやいSSD一択ということを解説した。ここではゲームの推奨要件から、ゲーミングPCに搭載するSSDの最適容量を考える。

ゲーミングPCに搭載するSSDの容量は512GBか1TBが主流だ。512GB→1TBにカスタマイズした場合、約1万円ほど価格が上乗せされる。安い金額ではないのでなるべく自分にあった容量を選びたいはずだ。

SSDの主な用途はインストールするゲームだ。つまりゲームの容量を見ていけば、使用するSSDの容量が分かる。

このページで見ていくゲームは以下の72タイトルだ。「PCゲーム おすすめ」で調べて出てきたゲームを主にラインナップしてある。

ゲーム名 ストレージ(GB)
Age of Empires Ⅳ 50
Apex Legends 56
ARK: Survival Evolved 60
ARMA3 70
Assassin’s Creed Odyssey 46
BattlefieldⅤ 50
Borderlands 3 75
Call of Duty Modern Warfare 175
Cities:Skylines 4
CODE VEIN 35
CSGO 15
DARK SOULS Ⅲ 25
DayZ 25
Dead by Daylight 25
DEKARON 15
DOOM Eternal 50
DOTA2 15
ELYON 50
Euro Truck Simulator 2 1.5
Fallout 76 60
FARCRY 5 40
Farming Simulator 19 35
FIFA21 50
FINAL FANTASY14 60
FINAL FANTASY15 100
Fortnite 40
Frostpunk 8
Grand Theft AutoⅤ 100
Hearthstone 3
Hunting Simulator 17
Killing Floor 2 100
Kingdom Come: Deliverance 90
League of Legends 16
Left 4 Dead 2 13
Legends of Runeterra 16
LOST ARK 50
Minecraft 4
Moonlighter 4
NieR:Automata 50
Overwatch 30
PAYDAY 2 83
PUBG 33
Red Dead Redemption2 150
Rocket League 20
Sekiro:Shadows Die Twice 25
Sid Meier’s Civilization VI 13
SMITE 10
Team Fortress2 15
Teamfight Tactics 16
The Elder Scrolls Ⅴ:Skyrim 6
The Sims 4 18
The Witcher 3: Wild Hunt 35
theHunter: Call of the Wild 60
Tom Clancy’s Rainbow Six Siege 85.5
UNDERTALE 0.2
VALORANT 10
Visage 10
War Thunder 35
WARFRAME 50
Watch Dogs 2 50
Winning Post 9 2021 10
World of Warships 73
ストリートファイターV 30
デイメア:1998 23
ドラゴンクエストⅩ 32
モンスターハンターワールド 50
黒い砂漠 41
三國志14 20
信長の野望・大志 10
絶体絶命都市4Plus 27
太閤立志伝 8
天穂のサクナヒメ 7

この表をグラフにすると以下のようになる。

PCゲーム容量一覧のグラフ

50GB以下のゲームが56タイトルで全体の78%だ。約8割のゲームが50GB以下となっている。
50GBより多く100GB未満のゲームは11タイトルで全体の15%、100GB以上のゲームは5タイトルで全体の7%だ。

これをどう捉えるかは人それぞれだ。数本しかゲームをする予定がないのであれば512GBで十分そうだし、何本もプレイするのであれば1TBはないと不安だろう。

個人的には、ゲーミングPC購入後にどうなるかはわからないため、予算が許すのであれば1TB搭載しておきたいと考えている。(後から増設も可能だが手間がかかる)

ゲーミングPCに最適なストレージ構成を考える

ストレージの容量の他に、構成を考える必要がある。BTOショップの標準構成はSSD1つだけだが、ストレージ構成としては大きく以下の2パターンが考えられる。

  • SSDのみを搭載するパターン
  • SSD+HDDを搭載するパターン

SSDのみを搭載するパターン

  • SSD1枚のみ
  • NVMe SSD+SATA SSD
  • NVMe SSD+NVMe SSD

HDDを搭載せずSSDのみを搭載する場合、以上の3パターンが考えられる。

SSDを1枚→2枚に増やす主なメリットは価格が割安になることだ。例えば2TBのSSDを1枚搭載するより、1TB+1TBで2枚搭載する方が安いことが多い。デメリットはパーツが2倍になっているため、故障のリスクも2倍になることだ。

SSDは1TB以下で事足りるケースが多いため、よほどの場合でない限りSSD1枚のみで良い

SSD+HDDを搭載するパターン

HDDを追加でつけるパターンは大量の動画を扱う場合だけだ。

Youtubeへの動画投稿やSNSへのクリップ投稿を考えている場合、そのもととなる動画が溜まっていく。

録画設定によって容量は変わるが、私の場合は60分の録画で7GBだ。1回で数時間ぶん録画することや、録画した動画が溜まっていくこと、編集した後の完成品も溜まっていくことを考えると1TB以上のHDDが欲しい。

よほど大容量のHDDでない限り、1万円前後でカスタマイズできるのもポイントだ。

ゲーミングPCに最適なストレージ容量・構成のまとめ

  • SSDはOSやゲーム用。HDDは動画用
  • 実際に使用できるストレージは全容量の7割ほど
  • SSDを512GBにするか1TBにするかは人によるが、1TBあると安心

このページではゲーミングPCに搭載するストレージの容量や構成について解説した。自分の用途に合った容量を見つけて過不足ないようにしてほしい。

ゲーミングPCを選ぶ際にはストレージ以外にもさまざまなポイントがある。失敗しないゲーミングPCの選び方や、BTOのカスタマイズについて知りたい人は以下のページを読むと良いだろう。

≫初めてのゲーミングPCの選び方!初心者の「わからない」を解消!

≫BTOカスタマイズの初心者おすすめ!壊れにくいゲーミングPCにしよう!

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