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ゲーミングPCと普通のPCとの違い|どちらを選ぶべきか

「ゲーミングPCとは?」のアイキャッチ
管理人
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「PCを買おうと思ってるんだけど、ゲーミングPCと普通のPCって何が違うの?」って人に読んでほしいページです。

このページの内容は以下の通り。

  • ゲーミングPCと普通のPCとの違い
  • 普通のPCではなくゲーミングPCが必要な人

このページを読めば、ゲーミングPCがどのようなPCなのかがわかり、ゲーミングPCと普通のPCのどちらを選ぶべきなのかを判断できる。

ゲーミングPCとは

ゲーミングPCの正確な定義はないが、「グラフィックボード(グラボ)」というパーツを搭載しているPCを一般的にゲーミングPCと呼ぶ

グラボとは映像のスペシャリストのようなパーツであり、ゲームの3D空間や美麗グラフィックを描画するのに役に立つ。グラボが搭載されていることでゲームができるというわけだ。

ちなみに、ゲーミングPCはゲーム専用機ではない
動画編集や3DCG制作などの高負荷がかかる作業や、普通のPCでもできるネットサーフィンやYouTube閲覧など、ゲーム以外でも幅広い用途で使うことができる。

ゲーミングPCと普通のPCとの違い

ゲーミングPC普通のPC
グラフィックボード
CPU性能高い低い
メモリ容量16GB~~8GB
ストレージ(SSD)容量が多い容量が少ない
電源容量600W~200W~
冷却性能高い高くない
大きさ・重量大きい
10kg以上
小さい
10kg以下
価格10万円~10万円以下でも買える

違い1:グラフィックボード

ゲーミングPC普通のPC
グラフィック性能10582813
※スコアはグラフィック性能を数値化したもの
※ゲーミングPCのほうはエントリークラスであるRTX4060のスコア、普通のPCのほうはIntel13世代の内蔵グラフィックのスコア

ゲーミングPCと普通のPCとの違い1つめは、グラフィックボード(グラボ)を搭載しているかどうかだ。
ゲーミングPCにはグラボが搭載されているというより、グラボが搭載されているPCをゲーミングPCと呼ぶ。

グラボは映像処理に関するパーツであり、ゲームの3D空間や美麗グラフィックを描画するのに役に立つ。
普通のPCにおいて映像処理を担当する「オンボードグラフィック」は最低限の性能しか無いので、ゲームのグラフィックを処理できないのだ。

違い2:CPU性能

ゲーミングPC普通のPC
CPU性能3838014719
※スコアはCPU性能を数値化したもの
※ゲーミングPCのほうはCore i7-13700、普通のPCのほうはCore i3-13100のスコア

ゲーミングPCと普通のPCとの違い2つめは、CPU性能だ。
CPUはPCの脳にあたるパーツで、CPU性能が高いほどPCの処理速度がはやくなる。

ゲームやクリエイティブ作業では高いCPU性能を求められるので、ゲーミングPCにはミドルクラス以上のCPUが搭載されている。

一方で普通のPCで行うようなOffice作業などでは最低限のCPU性能があれば良い。そのため、エントリー~ミドルクラス程度のCPUを搭載している傾向にある。高性能なCPUを搭載したところで性能を活かせないのだ。

違い3:メモリ容量

ゲーミングPC普通のPC
メモリ容量16GB~~8GB

ゲーミングPCと普通のPCとの違い3つめは、メモリ容量だ。
メモリはPCの作業スペースのようなパーツだ。メモリ容量が多いほど、マルチタスクやゲームのような大作業をサクサクこなせる。

ゲームでは多くのメモリ容量が要求されるので、16GBが最低ラインだ。最近だと16GBでは足りないケースもあるので、32GBも選択肢になる。

一方で普通のPCで行うOfficeなどの作業では、多くのメモリを使用することがない。そのため4GBや8GBが主流となっている。

違い4:ストレージ(SSD)

ゲーミングPC普通のPC
ストレージ512GB~~512GB

ゲーミングPCと普通のPCとの違い4つめは、ストレージだ。
ストレージは記憶領域のことだ。「スマホの容量が足りない」と言うときの「容量」を指す。

ゲームによっては100GBの容量が必要になるものもあるので、ゲーミングPCのSSDは512GBや1TBが標準だ。人によっては2TBのSSDを選択することもある。

一方で普通のPCには256~512GBのSSDが搭載されていることが多い。普段使いだと大容量を使用するソフトやデータを扱わないからだ。

違い5:電源容量

ゲーミングPC普通のPC
電源容量600W~200W~

ゲーミングPCと普通のPCとの違い5つめは、電源容量だ。

ゲーミングPCには多くの電力を消費するグラボが搭載されているので、電源容量も大きい。エントリークラスのゲーミングPCでも600Wほどは搭載されていて、ハイエンドだと1000~1200Wほどだ。

普通のPCにはグラボが搭載されておらず消費電力が少ないので、電源容量も小さい。

違い6:冷却機能

ゲーミングPC普通のPC
冷却性能高い高くない

ゲーミングPCと普通のPCとの違い6つめは、冷却性能だ。
PC使用に伴う熱を逃がすために、PCには冷却機能が備わっている。

ゲーミングPCには高性能なパーツが搭載されているので、発生する熱も多い。そのためゲーミングPCの冷却性能は高くなるように設計されている。大量の冷却ファンや、冷却性能の高いファンが搭載されているのだ。

普通のPCは搭載されているパーツの性能が控えめなので、発生する熱も少ない。そのため、最低限の冷却性能で十分なのだ。

違い7:大きさ・重量

ゲーミングPC普通のPC
大きさ・重要大きい
10kg~
小さい
~10kg

ゲーミングPCと普通のPCとの違い7つめは、大きさや重量だ。

ゲーミングPCはPCケースが大きく、総合重量は10kg以上になることが多い。パーツから発生する熱がこもらないように、PC内部を広くして空気の通り道を確保している。

一方で普通のPCのPCケースは小さめで、10kg以下に収まる傾向にある。搭載しているパーツの性能が低く発熱が小さいため、PC内部を広くする必要がないからだ。

違い8:価格

ゲーミングPC普通のPC
価格10万円~10万円以下で手に入る

ゲーミングPCと普通のPCとの違い8つめは、価格だ。

ゲーミングPCにはグラボが搭載されているだけでなく、他パーツも高性能なものを採用していたり、冷却性に力が入っていたりするので、最低で10万円であり、余裕があるなら15~20万円は用意しておくべきだ。
特にグラボの価格は高く、エントリークラスのものでも5万円程度、ハイエンドだと20万円以上となる。

普通のPCにはグラボが搭載されていないし、パーツの性能や容量も意識していないので、全体として安くなる。

普通のPCではできず、ゲーミングPCではできること

  • 最新のPCゲーム
  • 動画編集
  • 3DCG制作
  • ゲーム配信
  • 画像生成AI

最新のPCゲーム

ゲーミングPC普通のPC
Hitman 324920
God of War20714
Cyberpunk 207717511
※ゲーミングPC側はRTX4070Ti、普通のPC側はUHD770
※フルHD低設定

最新のPCゲームは3D空間を歩き回るようなものが多く、プレイするにはゲーミングPCが必要だ。上の表はどれも低設定だが、普通のPCではとてもプレイできるフレームレートを出せていない。

普通のPCでも、艦これのような2Dのブラウザゲームのようなものであればプレイ可能だ。

いわゆる「今流行りのPCゲーム」をプレイするならゲーミングPCが必要というわけだ。
普通のノートパソコンでゲームはできるのか

動画編集

動画編集はゲーミングPCの性能を活かせる代表的なクリエイティブ用途だ。

ゲーミングPCには高性能なCPUとグラボが搭載されているので、エンコード時間が短くなり、作業効率が良くなる。

普通のPCだと、性能によってはプレビュー画面すらまともに動かないということもある。

動画編集のようなクリエイティブ作業だとゲーミングPCは必須レベルだ。

3DCG制作

3DCG制作をするならゲーミングPCは必須だ。ゲームと同様に、3Dの計算量は2Dに比べて非常に多く、高い性能が必要となる。

CPUやグラボだけでなく大容量のメモリも必要になるケースが多いので、様々な面から普通のPCでは3DCG制作はできない。

ゲーム配信

PCゲームやSwitchのゲームなどの配信をしたいなら、ゲーミングPCは必須レベルだ。ゲーム配信はそれなりの負荷がかかるので、普通のPCでは性能不足に陥りやすい。

特にPCゲームの場合は、ゲームと配信の両方をPCが処理することになるので、グラボを搭載するゲーミングPCが必須だ。

Switchのようなゲーム機の配信であれば、PCは配信だけを処理すれば良いので、普通のPCでも配信はできる。ただし画質やフレームレートなどを犠牲にしなければならないケースが多い。

視聴者が快適に感じるゲーム配信をしたいなら、ゲーミングPCは必須だと思って良い。

画像生成AI

画像生成AIをローカル環境で使いたいなら、グラボを搭載したゲーミングPCが必須だ。画像生成を主に担当するのは、映像関連を司るグラボであり、グラボ性能によって生成の速度が左右される。

普通のPCのようにCPUだけでも画像を生成することはできるが、1枚の画像生成に数十分かかり、現実的ではないとのことだ。

普通のPCではなくゲーミングPCを選ぶべき人

普通のPCではなくゲーミングPCを選ぶべきなのは、ゲームだけでなくクリエイティブ作業にも興味がある人だ。

ゲーミングPCの最大の魅力は、ゲームやクリエイティブ作業など、1台で様々な作業ができることだ。しかも高性能なので、できることの幅が広い。

動画編集でも配信でも何でも良いので、ゲーム以外の何かを目的とする人だけがゲーミングPCを選ぶべきだ。

ゲームだけしか目的がないのなら、普通のPCとPS5を買えば良い

ゲーミングPCと普通のPCとの違いまとめ

このページでは、ゲーミングPCと普通のPCとの違いを比較し、どんな人がゲーミングPCを選ぶべきなのかを解説した。

内容を振り返ると以下の通り。

  • ゲーミングPCはグラボを搭載していて、ゲームなどの高負荷作業に最適なPCのこと
  • ゲーミングPCと普通のPCとの違いは、性能面や汎用性の面など、たくさんある
  • ゲーム以外にやりたいことがある人はゲーミングPCを選ぶと良い

以下のページでは、ゲーミングPCの選び方を初心者でもわかるように解説している。ゲーミングPCが欲しい人は参考にすると良い。
ゲーミングPCの選び方を初心者でもわかるように解説

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