「Hogwarts Legacyをプレイしたいんだけど、どれくらいのPCスペックが必要なの?」って人に読んでほしいページです。
ゲーミングPCを買うときに、プレイしたいゲームでどれほどのパフォーマンスを出せるのかが気になる人は多い。
このページでは、Hogwarts Legacyの推奨スペックを紹介している。
このページを読めば、Hogwarts Legacyを快適にプレイするために必要な性能がわかる。
Hogwarts Legacyの必要動作環境
まずはHogwarts Legacy公式が記載している必要動作環境を見ていく。
HD/30fps | フルHD/60fps | WQHD/60fps | 4K/60fps | |
---|---|---|---|---|
OS | Windows10 64bit | |||
CPU | Core i5-6600 Ryzen5 1400 | Core i7-8700 Ryzen5 3600 | Core i7-10700K Ryzen7 5800X | |
GPU | GTX960(4GB) RX470(4GB) | GTX1080Ti RX5700XT | RTX2080Ti RX6800XT | RTX3090Ti RX7900XT |
メインメモリ | 16GB | 32GB | ||
ストレージ | 85GB HDD | 85GB SSD |
一番左のHD/30fpsは、最底辺ラインだ。このスペック以下の場合、Hogwarts Legacyを遊ぶことができないので、諦めるかPCを買い替えるかする必要がある。
現実的なラインは、フルHD/60fps(高画質設定)だ。とはいえ、この時点で要求スペックは高めとなっている。
GTX1080Tiは2017年のグラボとはいえ、ハイエンドモデルであり、RTX3060を超える性能だ。
数年前に買ったゲーミングPCでは、フルHD/60fpsの要件を満たしていない可能性が高い。
Hogwarts Legacyを快適にプレイするには、ある程度高性能なゲーミングPCが必要になるというわけだ。
Hogwarts Legacyの推奨スペック
Hogwarts Legacyの推奨グラボを解像度別に紹介
CPUはRyzen7 5800X3D、最高設定での測定だ。
フルHD(1920×1080)
フルHD解像度の場合は、RTX4060であれば60fps以上でプレイ可能だ。
レイトレーシング(RT)を有効にした場合でも、DLSSやフレーム生成を使えば60fpsを出せる。
›RTX4060の性能ベンチマークを比較解説【vs RTX3060,3060Ti,4060Ti】
WQHD(2560×1440)
WQHD解像度の場合は、RTX4070で60fps以上出すことができる。DLSSやフレーム生成を駆使すればRTX4060TiでもOKだが、汎用性に劣ることは注意したい。
公式が推奨しているRTX2080Tiは、RTX4060TiとRTX4070の間くらいの性能なので、RTX4060TiよりRTX4070のほうが良いというのも納得できるはずだ。
レイトレーシングを有効にする場合は、DLSSやフレーム生成を前提に考えたほうが良い。もしDLSSやフレーム生成を利用しないなら、RTX4080以上の超高性能で超高価格なグラボが必要になるからだ。
WQHD解像度の場合、基本的にRTX4070であれば十分だ。
›RTX4070の性能ベンチマークを比較解説【vs RTX3070,3080,4070Ti】
4K(3840×2160)
4K解像度の場合は、RTX4080以上のグラボを選んだほうが良い。
4K解像度でプレイするなら、レイトレーシングをオンにしたい。
レイトレーシングオンの場合、基本的にはDLSSやフレーム生成前提になるが、それでもRTX4070やRTX4070Tiだと厳しい。
公式はRTX3090Tiを推奨している。RTX3090Tiの4K性能は、RTX4070Tiより高い。
公式の情報から見ても、RTX4080以上を選びたいというわけだ。
›RTX4080の性能ベンチマークを比較解説【vs RTX3080,4070Ti,4090】
VRAM消費量
厳密に平均を取ったわけではないが、各グラボ・解像度におけるVRAM消費量は以下の通り。設定などによって上下する可能性があることに注意。
グラボ(VRAM) | フルHD | WQHD | 4K |
---|---|---|---|
RTX4090(24GB) | 10.9GB | 11.2GB | 13GB |
RTX4080(16GB) | 7.7GB | 8GB | 9.6GB |
RTX4070Ti(12GB) | 7.7GB | 8.3GB | 9.3GB |
RTX4070(12GB) | 9.7GB | 10GB | 10.2GB |
RTX4060Ti(8GB) | 6.7GB | 6.5GB | – |
RTX4060(8GB) | 7GB | – | – |
Hogwarts Legacyをプレイするなら、8GB以上のVRAMを持つグラボを選びたい。
Hogwarts Legacyの推奨CPU
HD/30fps | フルHD/60fps | WQHD/60fps | 4K/60fps |
---|---|---|---|
Core i5-6600(2015年) Ryzen5 1400(2017年) | Core i7-8700(2017年) Ryzen5 3600(2019年) | Core i7-10700K(2020年) Ryzen7 5800X(2020年) |
Hogwarts Legacyは、比較的新しいCPUを要求してくる。
フルHD/60fps(高画質設定)でプレイする場合の要求CPUは、さほど高性能ではない。
WQHDや4K解像度になると、要求スペックが跳ね上がる。Core i7やRyzen7といったグレードが高いCPU、しかも新しめの世代を要求してくるので、ハードルが高い。
数年前に買ったゲーミングPCでは、スペックを満たせていない可能性が高い。
Hogwarts Legacyの推奨メモリ容量
厳密に平均を取ったわけではないが、各グラボ・解像度におけるメインメモリ消費量は以下の通り。設定などによって上下する可能性アリ。
なお、32GBのメインメモリを搭載している。
フルHD | WQHD | 4K | |
---|---|---|---|
RTX4090 | 18GB | 19.2GB | 20.5GB |
RTX4080 | 17.5GB | 17.5GB | 17.7GB |
RTX4070Ti | 17.8GB | 18GB | 18GB |
RTX4070 | 18.7GB | 17.8GB | 20GB |
RTX4060Ti | 18GB | 18GB | – |
RTX4060 | 18GB | – | – |
Hogwarts Legacyをプレイしたいなら、32GBのメモリがおすすめだ。
どのグラボ・解像度においても、16GB以上を消費しているからだ。
公式サイトによれば、高画質設定のフルHD/60fpsでは16GBのメモリで良いらしいが、最高設定で遊ぶなら32GBのメモリが欲しい。
最近だと32GBのメモリも一般的になってきていて、Hogwarts Legacy以外のゲームでも役に立つので、32GBをおすすめする。
Hogwarts Legacyの推奨ストレージ容量
Hogwarts Legacyをプレイするなら、1TBのSSDがおすすめだ。
Hogwarts Legacyは85GBのストレージを要求してくるからだ。
512GBのストレージだと約17%も使用することになるので、できれば1TBのSSDを使いたい。(そもそも100%フルで使えるわけではないことも考慮に入れよう)
Hogwarts Legacyの推奨スペックまとめ
このページでは、Hogwarts Legacyの推奨スペックを解説をした。
Hogwarts Legacyの推奨スペックを振り返ると以下の通り。
Hogwarts Legacyをプレイしたいと考えている人の参考になったのなら幸いだ。