
「マリオカートをガチでやり始めたんだけど、ハナチャンバギーとパタテンテンってどっちが強いの?どうせならどちらかに決めて練習したいんだけど」って人に読んでほしいページだよ。
このページの内容は以下の通り。
- ハナチャンバギーもパタテンテンも同じくらい強い
- ハナチャンバギー・パタテンテンそれぞれの特徴
- 上手くなりたいならハナチャンバギーを使おう
マリオカートにおいてどのカートを使うかは勝敗に関わる大きな問題だ。このページを読めば、マリオカート8DXの最強カートであるハナチャンバギーとパタテンテンのどちらを選べば良いのかがわかる。
結論:どっちも同じくらい強い
ハナチャンバギーとパタテンテンのどちらにすべきかという疑問に対する答えは、「どちらでも良い」だ。
事実、上位勢を見てもハナチャンバギーを使っている人もいればパタテンテンを使っている人もいる。つまりどちらを使っても明確に不利になるわけではないということだ。
とはいえ、ハナチャンバギーとパタテンテンの特徴は違う。特徴を見比べたうえで、どちらを使うかを自分で決めてほしい。
ハナチャンバギーとパタテンテンを性能比較
ハナチャンバギーとパタテンテンの性能は以上のようになっている。ゲーム上には表示されない隠しパラメータも示している。
タイヤやグライダーはよく使われるものを選んでいる。
それぞれのパラメータを見ていこう。
スピード値はハナチャンバギーのほうが高い
スピード値とは最大速度のことだ。
陸・水中・空中・反重力すべてでハナチャンバギーのほうがスピード値が高い。数値で言うと0.5の差がある。
この0.5の差によって、特にレース開始直後でパタテンテンはハナチャンバギーに追いつかれて接触されやすくなっている。1位スタートでも2位に追いつかれてラインを崩されやすいということだ。
加速値はパタテンテンのほうが高い
加速値とは、スピードが0の状態から最高速度になるまでにかかる時間のことだ。加速値が高いほど、被弾から復帰する時間が短くなる。
加速値はパタテンテンのほうが0.5高い。つまりパタテンテンのほうが被弾したときの復帰速度がはやいということだ。
加速値の高さを一番実感しやすいのは、被弾後にドリフトをかけるときだ。ハナチャンバギーの場合は被弾した後少し待たないとドリフトがかからない。しかしパタテンテンなら被弾後すぐにドリフトを開始できる。
ハンドリング値はパタテンテンのほうが高い
ハンドリング値が高いほどドリフト中鋭く曲がることができる。
パタテンテンのほうがハンドリング値が高いが、体感できるほどの差はない。そこまで気にするパラメータではない。
グリップ値はハナチャンバギーのほうが高い
グリップ値が高いほどダートコースでの滑りが軽減される。ダートコースとは、ワリオスノーマウンテンやシャーベットランドのような、ドリフト時に滑るコースのことだ。
ハナチャンバギーのほうがグリップ値が0.5高くて滑りにくい。0.5のグリップ値の差は体感できるレベルで差がある。当然滑りにくいほうが走りやすい。
ターボ値はパタテンテンのほうが高い
ターボ値が高いほどミニターボが溜まるスピードが速く、ミニターボによる加速時間が長い。さらにジャンプアクション時の加速時間も長くなる。
パタテンテンのほうがターボ値が0.5高く、多くのコースでハナチャンバギーより速く走ることができる。特に集団から抜け出したときに真価を発揮しやすい。
ターボが溜まらずに減速してしまうという事故も起きにくい。
ハナチャンバギーとパタテンテンの使用感比較
性能差以外のところでハナチャンバギーとパタテンテンとの差を見ていく。
タイムでいうとパタテンテンのほうが速い
スピード値はハナチャンバギーのほうが高いが、タイムアタック上のタイムで言うとパタテンテンのほうが速い。マリオカート8DXでは多くのコースでターボ値が重要だからだ。
実際タイムアタックでは、スピード値が低くターボ値が高い軽量キャラクター+パタテンテンがワールドレコードをいくつも獲っている。ウルトラミニターボ(UMT)やジャンプアクションによる加速がスピード値による差を覆しているのだ。
パタテンテンは特に1位に出たときにハナチャンバギーに追いつかせずに走ることができるということだ。
被弾面積はハナチャンバギーのほうが小さい
パタテンテンの横幅はハナチャンバギーの2倍ほどだ。それだけ被弾しやすいということだ。
縦幅はハナチャンバギーの方が長いが、こうらやバナナでの被弾は横幅が関係することが多い。ちなみにハナチャンバギーの鼻には当たり判定がない。
マリオカートにおいて最も弱いのは被弾だ。ハナチャンバギーを選ぶだけで理論上は被弾を減らすことができる。
横幅が大きいとコインやアイテムを取り逃がしにくいというメリットもあるが、被弾が増えるというデメリットの方が大きい。
パタテンテンは展開アイテムを貫通しやすい

赤こうらがパタテンテン。緑こうらがハナチャンバギー。
パタテンテンの方が車体が大きいため、展開アイテムが回る軌道が大きくなる。言い換えると、展開アイテム同士の距離が長くなり、こうらや落ちているバナナを貫通して被弾しやすくなる。
画像は右側のこうらに位置を合わせている。左側のこうらを見ると、微妙な差ではあるがパタテンテンの赤こうらのほうが奥側にあることがわかる。つまりパタテンテンのほうがこうら同士の距離が遠いということだ。
ハナチャンバギーとパタテンテンのどちらがおすすめか
冒頭でも言ったように、ハナチャンバギーとパタテンテンはどちらも良いところがあるため、一概に「こっちが良い」と言うことはできない。
とはいえ、読者に丸投げするのも良くないため、私個人の考えを紹介する。
上手くなりたいならハナチャンバギー
マリオカートを競技的にプレイしている・しようと思っていて、上手くなりたいのであればハナチャンバギーを選ぶと良い。
ハナチャンバギーはパタテンテンよりターボが溜まりにくい分、技術を磨く必要があるからだ。技術を持っているかどうかで今後の伸びしろが増す。
それにハナチャンバギー→パタテンテンの乗り換えは簡単だが、パタテンテン→ハナチャンバギーの乗り換えは難しい。
技術を磨いて上手くなりたいのならハナチャンバギーをおすすめする。
気軽に楽しみたいならパタテンテン
マリオカートを競技的にプレイしているわけではなく、暇なときに気軽にプレイしているくらいのプレイヤーなら、パタテンテンを使うと良い。
パタテンテンは初心者でも扱いやすいからだ。ターボが溜まらずに敵に追いつかれることが少なく、誰でも簡単に操作できる。
マリオカートを気軽に楽しみたいならパタテンテンを選ぶと良い。
ハナチャンバギーとパタテンテンの比較まとめ
- ハナチャンバギーは総合力が高く、パタテンテンは1位を走るときの速さが特徴
- 上手くなりたいならハナチャンバギー、気軽に楽しみたいならパタテンテンを選ぶと良い
ハナチャンバギーが最も総合力が高く、使用しているプレイヤーが最も多い。うまくなりたいのならハナチャンバギーを使いこなせるようになると良い。