
「AMDから発売されてるRyzen7 7700/7700Xってどんなゲーム性能なの?IntelのCPUと迷ってるんだけど、どっちにしたほうが良いのかな?」って人に読んでほしいページだよ。
このページの内容は以下の通り。
- Ryzen7 7700/7700Xのカタログスペックやベンチマークスコア、価格やゲーム性能をを他CPUと比較
- Ryzen7 7700/7700X搭載のゲーミングPCをBTOショップから紹介
Ryzen7 7700は2023年1月に、Ryzen7 7700Xは2022年9月に発売開始されたハイエンドCPUだ。
このページを読めば、Ryzen7 7700/7700Xがどれほどのゲーム性能を有しているのかが分かり、自分に合ったCPUかどうかを判断できる。
Ryzen7 7700/7700Xをまずは簡単に解説
- Ryzen7 7700/7700XはRyzen7 5700Xから明確に進化して、新規格にも対応しているCPU
- 様々な視点から、Ryzen5 7600XやCore i7-13700Kのほうが魅力的
- Ryzen7 7700/7700Xは選ぶ理由があまりないというのが正直なところ
Ryzen7 7700/7700Xは性能やコスパ自体は悪くないCPUだ。
しかし様々な点から、1ランク下のRyzen5 7600Xや競合のCore i7-13700Kのほうが魅力的に見える人が多いだろうというのも事実だ。
これらのCPUと比較しつつ、Ryzen7 7700/7700XがどんなCPUなのかを見ていこう。
Ryzen7 7700/7700Xのカタログスペック
Ryzen7 7700 Ryzen7 7700X |
Ryzen7 5700X | Ryzen5 7600X | Core i7-13700K | |
コア数(Pコア/Eコア) | 8コア | 8コア | 6コア | 8コア/8コア |
スレッド数 | 16スレッド | 16スレッド | 12スレッド | 24スレッド |
定格クロック(Pコア/Eコア) | 3.8GHz 4.5GHz |
3.4GHz | 4.7GHz | 3.4GHz/2.5GHz |
最大クロック(Pコア/Eコア) | 5.3GHz 5.4GHz |
4.6GHz | 5.3GHz | 5.4GHz/4.2GHz |
L2/L3キャッシュ | 8MB/32MB | 4MB/32MB | 6MB/32MB | 24MB/30MB |
PCI-Express(Gen/レーン数) | 5.0/24レーン | 4.0/16レーン | 5.0/24レーン | 5.0/16レーン 4.0/4レーン |
対応メモリ | DDR5-5200 | DDR4-3200 | DDR5-5200 | DDR4-3200 DDR5-5600 |
基本消費電力 | 65W 105W |
65W | 105W | 125W |
Ryzen7 7700/7700Xのカタログスペックを、Ryzen7 5700XとRyzen5 7600XおよびCore i7-13700Kと比較する。
なお、Ryzen7 7700とRyzen7 7700Xは、クロック数に差があることでRyzen7 7700Xのほうが性能が高く、消費電力も多い。
「Ryzen7 7700XはRyzen7 7700より少しだけ高性能なCPU」と思っておけばOKだ。
両者の差は小さいので、主流なRyzen7 7700Xを中心に解説していく。
Ryzen7 7700/7700XはRyzen7 5700Xからどう進化しているか
Ryzen7 7700 Ryzen7 7700X |
Ryzen7 5700X | |
定格クロック | 3.8GHz 4.5GHz |
3.4GHz |
最大クロック | 5.3GHz 5.4GHz |
4.6GHz |
L2キャッシュ | 8MB | 4MB |
PCI-Express | 5.0/24レーン | 4.0/16レーン |
対応メモリ | DDR5-5200 | DDR4-3200 |
基本消費電力 | 65W 105W |
65W |
Ryzen7 5700XはRyzen7 7700Xの前世代に当たるCPUだ。
Ryzen7 5700X→Ryzen7 7700/7700Xでの大きな変化は、クロックと規格だ。
Ryzen7 7700/7700Xではアーキテクチャ(=CPUの基本設計)が新しくなっていて基礎的な性能が向上していることに加え、クロック数が高くなっているので、Ryzen7 5700Xより大幅な性能向上が見込める。
Ryzen7 7700ですらRyzen7 5700Xのクロックを上回っているのだ。
ただしクロック上昇の影響か、Ryzen7 7700Xの基本消費電力は高い。
Ryzen7 7700/7700Xを含むRyzen7000シリーズは新しい規格に対応しているのも特徴だ。
まず、PCI-Express5.0に対応している。ただし現状だとグラボやSSDは4.0止まりなので、現時点ではメリットとは言えない。
メモリに関してもDDR5のみサポートしている。Ryzen7 5700XはDDR4のみなので大きな違いと言えるだろう。DDR5-5200まで対応しているが、主流はDDR5-4800だ。
DDR5-4800とDDR4-3200は少なくともゲーム用途ではほぼ同程度のパフォーマンス(ゲームによって違うが)なので、性能目線では大きなメリットとは言えない。
Ryzen7 7700/7700Xを選ぶということはDDR5対応の高価なメモリやマザーボードを選ぶということになる。DDR4対応のRyzen7 5700Xとは価格面で違いがあると言える。
ただし悪いことばかりではなく、将来性という意味ではRyzen7 7700/7700XはRyzen7 5700Xより優れていると言える。
当然だが古い規格ほどサポート終了が先に来るので、Ryzen7 5700XよりRyzen7 7700/7700Xのほうが寿命が長いというわけだ。
Ryzen7 7700XとRyzen5 7600Xのカタログスペックを比較
Ryzen7 7700X | Ryzen5 7600X | |
コア数 | 8コア | 6コア |
スレッド数 | 16スレッド | 12スレッド |
定格クロック | 4.5GHz | 4.7GHz |
最大クロック | 5.4GHz | 5.3GHz |
L2キャッシュ | 8MB | 6MB |
Ryzen5 7600XはRyzen7 7700Xの1ランク下に当たるCPUだ。
両者の大きな違いはコア数となる。
Ryzen7 7700Xは8コア16スレッドだ。ゲームでは多くても8コア程度までしか使わないとされているので、ゲーム用途であれば十分なコア数と言える。
一方でRyzen5 7600XはエントリークラスのCPUなので6コア12スレッドだ。コア数が少ないとどう頑張ってもパフォーマンスが悪いということもあるので、Ryzen7 7700Xの優位点と言える。
とはいえ、定格クロックはRyzen5 7600Xの方が高い。これは1世代前のRyzen5 5600XとRyzen7 5700Xの関係を彷彿とさせる。Ryzen5 5600XはRyzen7 5700Xよりコア数が少ない一方でクロック数が高く、同程度のゲーム性能だったのだ。
実際のゲーム性能を見るまでわからないが、パフォーマンスがほぼ変わらないというシーンも少なくないかもしれない。
Ryzen7 7700XとCore i7-13700Kのカタログスペックを比較
Ryzen7 7700X | Core i7-13700K | |
コア数(P/E) | 8コア | 8コア/8コア |
スレッド数 | 16スレッド | 24スレッド |
L2/L3キャッシュ | 8MB/32MB | 24MB/30MB |
PCI-Express | 5.0/24レーン | 5.0/16レーン 4.0/4レーン |
対応メモリ | DDR5-5200 | DDR4-3200 DDR5-5600 |
基本消費電力 | 105W | 125W |
Core i7-13700KはRyzen7 7700Xの競合とも言えるCPUだ。
Core i7-13700K最大の特徴は、コアがPコアとEコアの2種類に分かれていることだ。
例えばゲーム+通話をしている場合、メインのゲームは性能が高いPコアが処理をし、バックグラウンドの通話は性能が控えめなEコアが処理を行う。役割分担をすることで、全体のパフォーマンスを高めてくれるという技術だ。
Core i7-13700KはPコア8個とEコア8個、合計16コアを搭載していて、Ryzen7 7700Xと比べると大きなコア数差がある。AMDとIntelでクロック数を比べることに意味はないので省くが、カタログスペックを見るだけでもCore i7-13700Kのほうがマルチ性能に優れていそうなことがわかる。
Ryzen7 7700Xがサポートしている新規格に関しても、Core i7-13700Kもおおむね同じようにサポートしている。
しかもCore i7-13700KはDDR4とDDR5の両方をサポートしていて、どちらを選ぶかの選択肢が用意されているのだ。
Core i7-13700Kと比べるとRyzen7 7700Xは少し霞んでしまうことは否めないだろう。
≫Core i7-13700/13700Kのベンチマークとゲーム性能比較!搭載ゲーミングPCをBTOから紹介
Ryzen7 7700/7700Xのベンチマークスコアや価格を競合CPUと比較
PassMark | 3DMark | Cinebench(シングル) | Cinebench(マルチ) | コア数/スレッド数 | 価格 | 1円あたりのスコア | |
Ryzen7 7700 | 35438 | 1932 | 19540 | 8/16 | 4.6万円 | 0.77 | |
Ryzen7 7700X | 36438 | 9123 | 2010 | 20399 | 8/16 | 4.4万円 | 0.83 |
Ryzen7 5700X | 26671 | 6809 | 1532 | 13802 | 8/16 | 2.7万円 | 0.99 |
Ryzen5 7600X | 28734 | 7190 | 1976 | 15315 | 6/12 | 3.1万円 | 0.93 |
Core i7-13700K | 47094 | 12699 | 2126 | 31062 | 16/24 | 5.8万円 | 0.81 |
Ryzen7 7700/7700Xのベンチマークスコアや価格を、Ryzen7 5700X、Ryzen5 7600XおよびCore i7-13700Kと比較していこう。
なお、ベンチマークスコアは性能の目安であり、実際のパフォーマンスとは異なる場合があることに注意。
Ryzen7 7700/7700Xのベンチマークスコアについて
PassMark | 3DMark | シングル | マルチ | |
Ryzen7 7700 | 97% | 96% | 96% | |
Ryzen7 7700X(基準) | 100% | 100% | 100% | 100% |
Ryzen7 5700X | 73% | 75% | 76% | 68% |
Ryzen5 7600X | 79% | 79% | 98% | 75% |
Core i7-13700K | 129% | 139% | 106% | 152% |
上の表はRyzen7 7700Xを基準にしたときのベンチマークスコアの割合だ。
ベンチマークスコアを見る限り、Ryzen7 7700とRyzen7 7700Xにはやはりほぼ差が無いように見える。Ryzen7 7700Xのほうがクロックが高いぶん性能が高くなっている。
注目したいのはRyzen5 7600Xとのシングルスコアの差だ。Ryzen7 7700Xはクロックが少し低いせいか、Ryzen5 7600Xとシングルスコアがほぼ同等だ。
マルチスコアを見ると75%になっていてコア数の差と一致することからも、コア1つぶんの性能は同等であることが分かる。
シングルスコアはゲーム性能に直結しやすいことから、Ryzen5 7600XとRyzen7 7700Xのゲーム性能は同等クラスだと予想できる。
前世代のRyzen7 5700Xと比べるとおよそ25%ほどのスコア差をつけていて、明確に進化していることが分かる。
一方で競合のCore i7-13700Kと比べるとすべてのスコアで負けていて、Ryzen7 7700Xの完敗となっている。コア数が異なるのでマルチスコアで負けるのは仕方がないが、シングルスコアでも負けてしまっているので、ベンチマークスコアを見る限りではRyzen7 7700XよりCore i7-13700Kのほうが優秀だ。
ちなみにKなしのCore i7-13700のマルチスコアは24770であり、こちらもRyzen7 7700Xより高い。
Ryzen7 7700/7700Xの価格やコスパについて
PassMark | 価格 | 1円当たりのスコア | |
Ryzen7 7700 | 35438 | 4.6万円 | 0.77 |
Ryzen7 7700X | 36438 | 4.4万円 | 0.83 |
Ryzen7 5700X | 26671 | 2.7万円 | 0.99 |
Ryzen5 7600X | 28734 | 3.1万円 | 0.93 |
Core i7-13700K | 47094 | 5.8万円 | 0.81 |
発売順の影響もあって、Ryzen7 7700XのほうがRyzen7 7700より性能が高いが価格は安くなっている。現時点ではRyzen7 7700を選ぶ意味はないし、BTOショップではRyzen7 7700Xのほうがメジャーだ。
Ryzen7 5700XやRyzen5 7600Xは価格やコスパで優れている。
特にRyzen7 5700XはDDR4対応なので、他パーツの価格も安く済む点で他のRyzenよりさらに高コスパだと言える。
競合のCore i7-13700Kは価格が高めだが、コスパはRyzen7 7700Xとほぼ同じだ。ただしBTOショップでは、搭載PCはほぼ同額で販売されていることが多いことに注目しておきたい。
Ryzen7 7700/7700Xのゲーム性能を競合CPUと比較
- グラボはRTX3080
- 解像度はWQHD
- 最高設定
Ryzen7 7700Xは高性能なCPUでありハイエンドグラボと組み合わせるのが最適なので、グラボはRTX3080、WQHD最高設定での測定となる。
なお、記載している平均フレームレートは目安であり、保証するものではないことに注意。例えば平均60fpsだからと言って、60fpsに張り付くとは限らない。
Ryzen7 7700X | Ryzen7 5700X | Ryzen5 7600X | Core i7-13700K | |
Cyberpunk 2077 | 91 | 80 | 92 | 96 |
Watch Dogs Legion | 99 | 83 | 99 | 102 |
Red Dead Redemption 2 | 114 | 102 | 111 | 119 |
Assassin’s Creed Valhalla | 85 | 64 | 80 | 91 |
Horizon Zero Dawn | 136 | 125 | 132 | 136 |
平均 | 105.0 | 90.8 | 102.8 | 108.8 |
割合 | 100%(基準) | 86% | 98% | 104% |
Ryzen7 5700Xが少し健闘しているが、おおよそベンチマークスコアの差と同じような差になった。
Ryzen7 7700XとRyzen5 7600Xはシングルスコアがほぼ同等なので、やはりゲーム性能での差も少ない。ただしRyzen5 7600Xは6コアしかないので、ゲーム+配信やクリエイティブ用途のようなコア数が必要になる作業をする場合はパフォーマンスが低下する可能性があることに留意したい。
Core i7-13700KはRyzen7 7700Xに対して6%ぶんのシングルスコア差があったように、4%ぶんのゲーム性能の差を見せつけた。
こちらはRyzen5 7600Xとは逆で、Core i7-13700Kは16コアを持つのでマルチ性能ではRyzen7 7700Xより有利だ。
Ryzen7 7700Xは価格面で比較するとRyzen5 7600Xの下位互換であり、性能面で比較するとCore i7-13700Kの下位互換になってしまうという微妙な立ち位置のCPUというのが見解だ。
Ryzen7 7700/7700Xは他に埋もれる微妙なCPU
Ryzen7 7700/7700Xはゲーム性能的にもコスパ的にも悪くはないが、他CPUより魅力度が低い。
安さを求めるならほぼ同じゲーム性能を持つRyzen5 7600Xを選んだほうが良いし、性能を求めるなら圧倒的なマルチスコアを誇るCore i7-13700Kを選んだほうが良い。
そもそもBTOショップではRyzen7 7700X搭載PCとCore i7-13700K搭載PCはほぼ同額なことが多いので、性能が低いRyzen7 7700Xを選ぶ意味がないほどだ。
≫Core i7-13700/13700Kのベンチマークとゲーム性能比較!搭載ゲーミングPCをBTOから紹介
Ryzen7 7700Xは「Intel CoreじゃなくAMD Ryzenを選びたい」というこだわりがある人だけに向いているCPUだ。
Ryzen7 7700/7700X搭載のゲーミングPCをBTOから紹介
おすすめ1 | おすすめ2 | おすすめ3 | |
外観 | ![]() |
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特徴 | 品質重視の人向け | 価格×性能重視の人向け | 知名度重視の人向け |
セール期間 | ~7月2日 | 終了 | 終了 |
CPU | Ryzen7 7700X | Ryzen7 7700X | Ryzen7 7700X |
グラボ | RTX3060 | RTX4070Ti | RTX3070 |
価格(税込) | 274,460円 | 289,800円 | 335,800円 |
Ryzen7 7700/7700X搭載のゲーミングPCを、おすすめのBTOショップから紹介する。
BTOショップのカスタマイズについてわからない場合は、以下のページを参考にすると良い。
≫初心者におすすめのBTOカスタマイズを紹介!満足のいくゲーミングPCにしよう
おすすめ1:サイコムの高品質なゲーミングPC
G-Master Spear X670A | |
メーカー | サイコム |
セール期間 | ~7月2日(セール情報) |
CPU | AMD Ryzen7 7700X(変更可能) |
GPU | GeForce RTX3060(変更可能) |
メモリ | 16GB(8GB×2)(DDR5-4800) |
ストレージ | 500GB(M.2 NVMe SSD) |
価格(税込) | 274,460円 |
※2023年5月5日時点での情報
- 冷却性や耐久性に優れたサイコムのゲーミングPC
- 品質にこだわりたいPC玄人に特におすすめ
おすすめ1は、高品質なパーツをふんだんに使用していることで有名なサイコムのゲーミングPCだ。
サイコムのゲーミングPCに搭載されているパーツはどれも有名メーカーの製品だ。そのぶん大手BTOショップより価格が高くなってしまうが、冷却性や耐久性に優れたパーツを使用しているので寿命が長い傾向にあり、そういう意味ではコスパに優れていると言える。
「せっかくゲーミングPCを買うなら品質にこだわりたいけど、自作するほどの知識はない」という人にとって、サイコムのゲーミングPCは必見だ。
おすすめ2:フロンティアのコスパに優れたセールモデル
FRGHB650/M215/O | |
メーカー | フロンティア |
セール期間 | 終了(セール情報) |
CPU | AMD Ryzen7 7700X |
GPU | GeForce RTX4070Ti |
メモリ | 32GB(16GB×2)(DDR5-4800) |
ストレージ | 1TB(M.2 NVMe SSD) |
価格(税込) | 289,800円 |
※2023年4月13日時点での情報
- アウトレット品なので多少のキズがある可能性があるが、そのぶん安い
- 高性能なゲーミングPCを安く手に入れたい人向け
おすすめ2は、セール頻度とセール時の安さで有名なフロンティアのゲーミングPCだ。
アウトレット品なので通常より低価格だが、傷などがついている可能性があることに留意したい。
グラボはRTX4070Tiを搭載していて、4Kでのゲームプレイも余裕なレベルで高性能だ。RTX4070Tiより上の性能になると最低でも40万円弱はかかりなかなか手が出せるものではないので、RTX4070Tiが実質的な上限と思って良い。
メモリは32GB、ストレージは1TBとなっていて、高性能ゲーミングPCの標準的な容量が基本搭載されている。ゲーム用途であればこの容量で事足りる場合が多い。
RTX4070Ti×Ryzen7 7700X搭載の高性能なゲーミングPCを安く手に入れたいなら必見のモデルだ。
おすすめ3:知名度が高いマウスコンピューターのセールモデル
G-Tune FZ-A7G70 | |
メーカー | マウスコンピューター |
セール期間 | 終了(セール情報) |
CPU | AMD Ryzen7 7700X |
GPU | GeForce RTX3070 |
メモリ | 32GB(16GB×2)(DDR5-4800) |
ストレージ | 1TB(M.2 NVMe SSD) |
価格(税込) | 335,800円 |
※2023年5月10日時点での情報
- 知名度が高いマウスコンピューターのセール対象モデル
- ゲーミングPC玄人向けのモデル
おすすめ3は、BTOショップの中でかなりの知名度を誇るマウスコンピューターのゲーミングPCだ。
グラボはミドルクラスのRTX3070であり、WQHD適性が高い。
メモリは32GB搭載されているので、美麗グラフィックが売りのゲームやクリエイティブ用途でも安心だ。
表には記載していないが、水冷クーラーでRyzen7 7700Xをしっかり冷却できるし、マザーボードは上位クラスのX670となっている。
ゲーミングPC初心者だと恩恵を感じるのは難しいので、玄人におすすめのモデルだ。
Ryzen7 7700/7700Xの性能と搭載ゲーミングPCまとめ
- Ryzen7 7700/7700Xは高額なDDR5しかサポートしてないので、ゲーミングPC全体で見たときのコスパが微妙
- Ryzen7 7700/7700Xは競合のCore i7-13700Kと比べるとゲーム性能に劣るし、マルチスコアでも大敗
- Ryzen7 7700/7700XはAMD信者だけが検討すべき
このページではRyzen7 7700/7700Xのゲーム性能について解説した。
Ryzen7 7700/7700Xを選ぶかどうかや、他のどのCPUが良いかを決めきれなかった人は、以下のページを読むと良い。
≫ゲーミングPCに搭載するCPUの選び方を初心者向けに解説
参考サイト
このページで紹介したベンチマークスコアは以下のサイトから引用している。
PassMark:https://www.cpubenchmark.net/
3DMark:https://benchmarks.ul.com/compare/best-cpus
Cinebench R23(シングル):https://www.cpu-monkey.com/ja/cpu_benchmark-cinebench_r23_single_core-15
Cinebench R23(マルチ):https://www.cpu-monkey.com/ja/cpu_benchmark-cinebench_r23_multi_core-16