
「Red Dead Redemption 2をプレイするためにゲーミングPCを買おうと思ってるんだけど、どれくらいのスペックがあれば良いの?」って人に読んでほしいページだよ。
このページの内容は以下の通り。
- Red Dead Redemption 2をプレイするのに最低限必要なPCスペック
- Red Dead Redemption 2のグラボ別フレームレート
- Red Dead Redemption 2におすすめのグラボ
このページを読めば、Red Dead Redemption 2を快適にプレイするために必要なスペックが分かり、快適なRed Dead Redemption 2ライフを送れるようになる。
Red Dead Redemption 2の必要/推奨動作環境
必要動作環境 | 推奨動作環境 | |
OS | Windows7 | Windows10 |
CPU | Intel Core i5-2500K AMD FX-6300 |
Intel Core i7-4770K AMD Ryzen5 1500X |
グラボ | GeForce GTX770 Radeon R9 280 |
GeForce GTX1060 6GB Radeon RX480 |
メモリ | 8GB | 12GB |
ストレージ | 150GB |
必要動作環境はゲームを立ち上げるために必要なスペック、推奨動作環境はゲームをプレイするために最低限必要なスペックのことだ。
つまりRed Dead Redemption 2をプレイするためには、表右側の推奨動作環境を最低でも満たす必要がある。
Red Dead Redemption 2の推奨スペック
Red Dead Redemption 2の推奨スペックをパーツごとに見ていこう。
OS
Windows10が推奨動作要件だ。ここ数年で買ったゲーミングPCであればWindows10のはずだ。
最新版はWindows11だが、10でも11でもどちらでも良い。
必要動作要件のWindows7はすでにMicrosoftのサポートが終了していてセキュリティ的に問題がある可能性が高いので、そもそも使うべきではない。
CPU
必要動作環境 | 推奨動作環境 | |
CPU | Intel Core i5-2500K AMD FX-6300 |
Intel Core i7-4770K AMD Ryzen5 1500X |
Red Dead Redemption 2のCPU要件は以上の通り。いずれも古いCPUでOKだ。
とはいえグレードの高いCore i7や、2017年発売であり少し新しめなRyzen5 1500Xを要求してくるので、昔PCを買った人だとクリアしていない可能性がある。
ここ数年でゲーミングPCを購入した人であればクリアしているはずだ。
グラボ別フレームレートとVRAM使用率
Red Dead Redemption 2(最高設定)のグラボ別フレームレートを測定する。なお、グラボ性能を上げるならCPU性能も上げるのが普通なので、実際に近い形でCPUも少し変更している。
加えて、測定する必要がないと感じた箇所は空欄にしている。
なお、記載している平均フレームレートは目安であり、必ずしも保証するものではない。
結論を先に書くと、各解像度ごとに以下のグラボがおすすめだ。
フルHD(1920×1080)
ネイティブ | DLSS パフォーマンス |
DLSS クオリティ |
|
RTX4090 Ryzen9 7950X |
151 | – | – |
RTX4080 Ryzen7 5800X3D |
126 | – | – |
RTX4070Ti Ryzen7 5800X3D |
105 | – | – |
RTX4070 Ryzen7 5800X3D |
85 | – | – |
RTX3060Ti Ryzen7 5800X |
54 | 58 | – |
RTX3060 Ryzen7 5800X |
44 | 49 | – |
RTX3050 Ryzen7 5800X |
31 | 33 | – |
Red Dead Redemption 2はかなり重いゲームであり、DLSSをオンにしてもフレームレートの伸びが小さい。
エントリークラスのグラボではフレームレートが伸びていない。RTX3060Tiならプレイできるといったレベルだ。
一方でRTX4070以上のグラボであればDLSSなしの状態で60fps以上が出ている。
快適にプレイするならRTX4070だが、価格を考えるとRTX3060Tiは良い候補になるだろう。RTX3060Tiであれば最高設定のままでもある程度は快適にプレイ可能だし、設定を少し下げるだけで60fps達成できるはずだ。
WQHD(2560×1440)
ネイティブ | DLSS パフォーマンス |
DLSS クオリティ |
|
RTX4090 Ryzen9 7950X |
134 | – | 139 |
RTX4080 Ryzen7 5800X3D |
107 | – | 112 |
RTX4070Ti Ryzen7 5800X3D |
84 | – | 92 |
RTX4070 Ryzen7 5800X3D |
70 | – | 80 |
RTX3060Ti Ryzen7 5800X |
45 | 51 | – |
RTX3060 Ryzen7 5800X |
37 | 43 | – |
RTX3050 Ryzen7 5800X |
25 | 29 | – |
Red Dead Redemption 2をWQHD解像度でプレイするなら70番台以上のグラボが必要だ。
RTX3060Ti以下のグラボはフルHDが適正なので、Red Dead Redemption 2のような重いゲームをWQHDでプレイするには向いていない。
DLSSオンでも60fpsに届いておらず、性能不足だ。
RTX4070のグラボではネイティブの状態で十分なフレームレートが出ている。DLSSをオンにしてもほとんどフレームレートの伸びは見られないので、ネイティブで良いだろう。
4K(3840×2160)
ネイティブ | DLSS パフォーマンス |
DLSS クオリティ |
|
RTX4090 Ryzen9 7950X |
91 | – | 107 |
RTX4080 Ryzen7 5800X3D |
70 | – | 86 |
RTX4070Ti Ryzen7 5800X3D |
56 | – | 69 |
RTX4070 Ryzen7 5800X3D |
46 | – | 59 |
RTX3060Ti Ryzen7 5800X |
31 | 42 | – |
RTX3060 Ryzen7 5800X |
25 | 39 | – |
RTX3050 Ryzen7 5800X |
17 | 24 | – |
Red Dead Redemption 2の4K解像度ともなるとミドルクラスでは歯が立たない。
50番台や60番台のエントリークラスは当然として、ネイティブの状態だとRTX4070Tiでも60fpsに届いていない。やはり4K向けのRTX4080以上が必要だ。
DLSSを使えばRTX4070やRTX4070Tiでもプレイ可能だが、特にRTX4070はやや不安が残る。70番台はWQHDが適正だ。
VRAM(GPUメモリ)使用率
Red Dead Redemption 2におけるグラボごとのVRAM使用率は以下の通り。
厳密なVRAM使用値は必要ないと思っているので、おおまかな数値にしているが参考にはなるはずだ。
グラボ(VRAM) | フルHD | WQHD | 4K |
RTX4090(24GB) | 9GB | 9GB | 9.5GB |
RTX4080(16GB) | 8GB | 8.5GB | 8.5GB |
RTX4070Ti(12GB) | 8GB | 8GB | 8.5GB |
RTX4070(12GB) | 8GB | 8GB | 8.7GB |
RTX3060Ti(8GB) | 6GB | 7GB | 8GB |
RTX3060(12GB) | 8GB | 8.3GB | 8.7GB |
RTX3050(8GB) | 8GB | 8GB | 8GB |
Red Dead Redemption 2では10GB程度のVRAMは欲しい。12GB以上のVRAMを持つRTX4070以上で8~10GBを使用しているからだ。
8GBのVRAMしか持たないエントリーグラボでは使用率がかなりカツカツで、ほぼ上限まで使用している。DLSSを利用してもフレームレートが伸び悩んだ一因がVRAMなのかもしれない。
メインメモリ使用率
Red Dead Redemption 2におけるグラボごとのメインメモリ使用率を調べた。なお、32GBのメモリを使用している。
画質や設定などによって上下するので±1GB程度のブレは生じるが、おおよそ以下の通り。
フルHD | WQHD | 4K | |
RTX4090 | 14GB | 14GB | 14GB |
RTX4080 | 12GB | 12GB | 12GB |
RTX4070Ti | 14GB | 13.5GB | 13.5GB |
RTX4070 | 12GB | 12GB | 12GB |
RTX3060Ti | 10GB | 11GB | 11GB |
RTX3060 | 14GB | 14GB | 14GB |
RTX3050 | 12GB | 12GB | 12.5GB |
公式の推奨動作環境では「12GBのメモリ」と書かれていたが、最高設定でプレイしようとすると12GBでは足りないシーンも多いことがわかる。
最大で14GB程度を使用していることから、少なくとも16GBのメインメモリのほうが良いだろう。とはいえ、最近のゲーミングPCであれば最低16GBは搭載していることがほとんどなので、心配は要らないはずだ。
ストレージ
Red Dead Redemption 2は150GBのストレージを要求してくる。かなりの大容量だ。
最近のゲーミングPCは512GBか1TBが標準容量だが、512GBでは不足する可能性が高いので、Red Dead Redemption 2をプレイするなら1TBは欲しいところだ。
ちなみに、未だにHDDをメインストレージにしている人はいないと思うが、きちんとSSDを使おう。1TBならSSDでもそこまで高額ではない。
Red Dead Redemption 2におすすめのゲーミングPC
Red Dead Redemption 2におすすめのゲーミングPCを、高品質さで有名なBTOサイコム(紹介ページ)から紹介する。
サイコムは他の大手BTOとは違い、しっかりと品質にもこだわったパーツを搭載しているので、PC玄人でも満足できるという独自の特徴を持つ。
各解像度向けの構成を下の表に記載しているので、参考にしてほしい。
フルHD向け | WQHD向け | 4K向け | |
外観 | ![]() |
![]() |
![]() |
CPU | Core i5-13400F | Core i7-13700※ | Core i7-13700K |
グラボ | RTX3060Ti※ | RTX4070※ | RTX4080※ |
メモリ | 16GB(8GB×2) DDR4-3200 |
32GB(16GB×2)※ DDR4-3200 |
32GB(16GB×2)※ DDR5-4800 |
ストレージ | 1TB M.2 SSD※ | 1TB M.2 SSD※ | 1TB M.2 SSD※ |
価格(税込) | 204,630円 | 280,350円 | 460,560円 |
公式サイト | 公式サイトで見てみる | 公式サイトで見てみる | 公式サイトで見てみる |
※標準構成からカスタマイズする必要あり
Red Dead Redemption 2の推奨スペックまとめ
- Red Dead Redemption 2はかなり重いゲームなので、要求スペックも高い
- フルHDならRTX3060Ti、WQHDならRTX4070、4KならRTX4070TiかRTX4080がおすすめ
このページではRed Dead Redemption 2の推奨スペックを中心に解説した。
Red Dead Redemption 2をプレイしたいと考えている人の参考になれば幸いだ。