
「マリオカート8DXを始めたけど、ドリフトとかジャンプアクション以外にもテクニックがあるんだよね。配信とか動画とか見てるからなんとなくは知ってるけど、詳しく知りたいな」って人に読んでほしいページだよ。
このページの内容は以下の通り。
- 多くのコースで使える汎用テクニック
- 一部のコースで使えるテクニック
このページではマリオカート8DXで使うテクニックを、多くのコースで使えるテクニックと一部のコースでしか使わないテクニックに分けて紹介している。まずは汎用的なテクニックを習得すれば、マリオカート8DXの基礎が出来上がるだろう。
なお、ロケットスタートやドリフトのような超基本的なテクニックについては解説しない。
多くのコースで使える汎用テクニック
ここでは多くのコースで使えるテクニックを紹介する。知識として知っていればすぐに使えるようになるテクニックもあるので、習得してほしい。
ニュートラルドリフト
ニュートラルとは、スティックを全く触っていない状態のことだ。ニュートラルドリフトとは、ドリフト中にスティックを触らないことをいう。
マリオカートではスティック操作をするほど減速するので、ニュートラルドリフトのメリットはスピードが速いことだ。一方でターボが溜まりにくいというデメリットもある。
コーナーによってはニュートラルとスティック操作をうまく組み合わせることでスピードとターボを両立させることが可能だ。
早溜め
早溜めとはターボをはやく溜める技術のことだ。
マリオカート8DXにおいてターボを早く溜める方法は以下の2つ。
- スティックを左右にカチャカチャ動かす
- スティックを真横に倒さずに斜めに倒す(こちらを早溜めと呼ぶ)
マリオカート8DXでは、コーナーの方向にスティックを倒す時間が長いほどターボがはやく溜まる。例えば右コーナーの場合はドリフト中に右入力の時間が長ければターボが溜まりやすい。ただしずっと右に倒すと壁やダートに突っ込んでしまうため、多くの初心者は右左右左…というようにスティックをカチャカチャする。
これでも良いのだが、スティック操作が多い分減速してしまう。そこで早溜めが必要になる。
早溜めとはスティックを斜め30度~45度に入力することで、緩やかにコーナーを曲がることができ、結果としてコーナー方向にスティックを倒す時間を長くできるというテクニックだ。早溜めを使えば、スティック操作による減速を抑えつつ、ターボをはやく溜めることが可能だ。
早溜めの詳しい解説や練習方法については別のページで紹介している。
≫これで差がつく!早溜めのやり方について解説【マリオカート8DX】
減速ドリフト
ドリフト中にBボタンを適度に押すことで減速しながらドリフトができる。Bボタンを押しすぎるとドリフトが途切れてしまうことに注意。
減速ドリフトの用途は主に3つ。
- 一部コースの急なコーナーでインをつく
- 前を走る敵に追いつきそうなとき
- 後ろの敵にケツアイテムを吸わせに行くとき(チーム戦でよく使う)
3つめのケツアイテムを吸わせるのは、チームに所属していて6v6で戦う機会が多い人ならよく使う。逆に野良なんかではほとんど使うことはない。
着地ドリフト(着ドリ)
ドリフトを開始する際、ミニジャンプとスティック入力を同時に行うのではなく、ミニジャンプの着地寸前にスティック入力をするテクニックだ。
着ドリをすることで、コーナーの方向にスティックを傾ける時間が長くなってターボが溜まりやすくなる。ほぼ常に使うので必須のテクニックだ。
逆ドリフト(逆ドリ)
ドリフトを開始する直前に、一瞬だけ進行方向とは逆に着ドリしてからドリフトを開始するテクニックだ。
逆ドリによってコーナー方向にスティックを傾ける時間がさらに長くなり、ターボが溜まりやすくなる。
低空JA(ジャンプアクション)
マリオカート8DXでは、高く飛ぶより低く飛んだほうが速い。低空JAの出し方は以下の通り。
- はやめにRボタンを押してJAする
- JAの直前にドリフトを入れる
どちらか、もしくは両方をすることで低空JAが出やすい。1回1回の差は小さいが、積み重なると大きな差になる。知っていれば誰でも意識できるのでやり得だ。
最速グライダー
普通のグライダーではなく、大砲のようにすごいスピードで飛んでいくグライダー(操作がほとんどできないタイプのやつ)で使えるテクニックが最速グライダーだ。スイーツキャニオンや、スカイガーデン・サンシャインくうこうの1つめのグライダーなどで使える。
グライダー板に乗ってからRボタンを押してジャンプアクションをするのではなく、ミニジャンプでちょうどグライダー板に乗るようにRボタンを押せば最速グライダーになる。(ジャンプアクションは不要ということ)
最速グライダーが成功すると、グライダー板に乗った瞬間にグライダーが開いて大砲グライダーが始まる。グライダーが開くタイミングが目に見えて違うため、成功か失敗かはわかりやすいはずだ。
低空グライダー
グライダー板に侵入してジャンプアクションを出さずにスルー、グライダー板を通り過ぎてグライダーが開く直前にRボタンを1度押すことで、低空飛行できる。Rボタンがはやすぎるとジャンプアクションが出るし、遅すぎると低空にならない。
次に紹介する斜めグライダーと組み合わせて使うことが多い。
斜めグライダー
グライダー中に車体が斜めになっているとなぜか速くなることを利用した技だ。
斜めグライダーは、ドリフトのままグライダー板に侵入して通り過ぎるだけだ。具体的な操作は以下の通り。
- ドリフトのままグライダーに侵入
- 少しの間斜め上入力で高度を下げる
- 斜め下入力をして斜めグライダー
- 着地
低空グライダーと組み合わせることが多い。
キラー操作
キラー中でもわずかに左右に操作可能だ。知っておくと得をする場面があるかもしれない。
一部のコースで使えるテクニック
ここでは一部のコースでしか使わないテクニックを紹介する。習得していれば、特定のコースで勝ちやすくなる。
溝落とし
溝落としは、ドリフト時に前輪を落とすテクニックだ。一部コースのタイムアタックでは必須だ。VSレースだとそこまで攻めた走りをする必要がないので、ほどほどな溝落としでOKだ。
空中ドリフト
マリオカート8DXではドリフト中に空中に放り出されても、ドリフトボタンを押している限りはターボが溜まり続ける。ビッグブルーやワリオスノーマウンテンでは空中ドリフトを使って走る箇所がある。
めいずグライダー(ジャイログライダー)
グライダー中にジャイロ操作に切り替えることによって車体が真横になる。すると斜めグライダーより速くなるというテクニックだ。
タイムアタックではグライダーが存在するコースのほとんどで使われているテクニックだ。VSでも特にマリオカートスタジアムでは必須だ。めいずグライダーをしない場合、順位がいくつも下がることを覚悟したほうが良い。
めいずグライダーのやり方は以下の通り。
- グライダーに入る直前か直後にすばやくジャイロをオンにする
- 手に持っているコントローラーをそのまま胸元に持ってくる(手首は自然なまま。肘をまげて胸元に持ってくるだけ。コントローラーが床と垂直になるように)
- 斜めグライダーの要領でスティックを斜め下入力(キノコを使う)
- グライダーが終わるとすばやくジャイロをオフにする
高空グライダー
スカイガーデンのみで使えるテクニックだ。マリオカートでは基本的に低空の方が速いが、例外としてスカイガーデン最後のグライダーのみ高空グライダーのほうが速くなる。
高空グライダーのやり方は、左側にあるダッシュ板の左下部分に着地するように右ミニジャンプをし、ジャンプアクションのターボが切れるまで下入力をするだけだ。ドリフトではなくミニジャンプなことに注意。
成功すると、茶色いブロックを超えたところに着地できる。
SJA/SJ(スライドジャンプアクション/スライドジャンプ)
ジャンプアクションによる加速が切れた瞬間にジャンプアクションもしくはミニジャンプをすることで速くなるという技。
ただしドリフトでアウト入力しながらジャンプアクション・ミニジャンプをしなくてはならない。
一見どこでもできそうだが、ドリフトによる減速を無視する必要があるのでできるコースが限られている。画像の例だと、一番初めの階段JA→ドリフトしながらアウト入力→階段JAのターボが切れた瞬間にエスカレーターでJAという具合だ。
タイムアタックのゴーストを見たときに「これSJA/SJ使ってるな」と分かれば良い。
崖越え
キノコキャニオンで必須のテクニックだ。崖越えを習得していない場合は下位を覚悟したほうが良いくらいには重要なテクニックだ。
なるべく左の方からドリフトで侵入→ダートが近づいたらキノコを使う→ダートとの境目でターボ解放をしながらミニジャンプという操作をすれば崖越えが成功しやすい。
キノコを早めに使いすぎたり、ターボが溜まらないと勢いが足りずに崖に落下するので注意。
ちなみに着地地点にある柵を超えるのを柵越えと言うが、難しいので柵の右側に着地すれば良い。
7D
DKジャングルやスカイガーデン、ミュージックパークなどのトランポリンで使えるテクニックだ。ドリフトしながらトランポリンに侵入し、ターボ解放の直後にジャンプアクションをすることで飛距離が伸びてかなり速くなるというテクニックだ。
枝処理
7Dの亜種で、DKジャングルのみで使えるテクニックだ。詳しいやり方は動画のほうが分かりやすいので、後でYouTubeなどで検索してほしい。
一応やり方を書くと以下の通り。
- 左ドリフトをしながら木の根っこで浮き上がったときに一度Rボタンを離してドリフトを解除する
- ドリフトを解除した後、車体が着地する直前辺りで左ドリフト(早溜め入力)を入れなおす
- 早溜め入力をしながら通常の7Dと同じようにトランポリンでジャンプアクション
ロングキラー
ロングキラーはテクニックというより知識だが、順位に大きく関わるので紹介する。
通常のキラーは最大で8秒間しか持続しないが、特定の場所でキラーを使うことで最大12秒間持続する場合がある。これをロングキラーと言う。
原理やロングキラーになる場所を紹介すると長くなってしまうので、詳しくは別のページで解説する。
≫【マリオカート8DX】ロングキラーの原理と場所まとめ
高速緑
大砲のように飛んでいくタイプのグライダーの終わり際に緑こうらを投げると、超スピードで飛んでいくのが高速緑だ。直線上に居たらまず避けられないので緑こうらを持っていたら狙ってみよう。逆に後ろの敵が緑こうらを持っていないかの確認も重要だ。
マリオカート8DXで必須のテクニックまとめ
このページではマリオカート8DXで勝つために必須のテクニックを紹介した。知っているだけで誰でも簡単に実践できるものから、練習が必要な難しいものまであった。どれもガチ勢たちは当たり前のように使用しているテクニックなので、ぜひ覚えて上手くなっていこう。