マリオカートでよく使われる用語を解説

「マリオカートの用語解説」のアイキャッチ
管理人
管理人

「マリオカートをやり始めたんだけど、よくわからない用語がいっぱいあって困ってるんだよね」って人に読んでほしいページだよ。

このページではマリオカートのガチ勢がよく使う用語を解説する。マリオカート自体は有名な一方でマリオカートを競技的に取り組む界隈は小さいので、知らない用語があっても無理はない。

このページを読めばマリオカートガチ勢の用語を理解でき、よりマリオカートを楽しめるようになるはずだ。

ワルハナ・ワルパタ

ワルハナ・ワルパタ

  • ワルハナ:ワルイージ+ハナチャンバギー+ローラータイヤ+かみひこうき
  • ワルパタ:ワルイージ+パタテンテン+ローラータイヤ+かみひこうき

どちらもガチ勢がよく使っているカスタムだ。9割以上のプレイヤーはこのどちらかを使っている。理由はすべてのバランスが良くて最強だからだ。

2023年3月9日のアップデートによって、ワルハナやワルパタが最強の座から引きずり降ろされた。詳しくは以下のページで解説している。
≫【マリオカート8DX】最強キャラ・カスタムまとめ

赤ローラー・青ローラー

  • 赤ローラー:ローラータイヤ
  • 青ローラー:スカイローラー

ガチ勢がよく使っているタイヤだ。というかこのタイヤ以外を使っているガチ勢はいない。同性能なので完全にお好みだが、青ローラーを使っているプレイヤーが多い。

また、チーム戦のときに色で区別できるというメリットもある。「赤ローラーおれだけだわ」という感じで味方を認識できることもある。

ドリバイ

スタンダードバイク・そらまめ

ドリフトバイクを略してドリバイと言う。ドリバイはその名の通り、通常通りドリフトができるバイクのことだ。とはいえハナチャンバギーと比べると若干の挙動の違いがあるし、押しに弱いというデメリットもある。

ハング

ヨッシーバイク

ハングオンバイクをハングと言う。ドリフトバイクとは違い、ドリフト時に本物のバイクのような挙動になる。ハングの選択肢は狭く、最も強いヨッシーバイクを使っている人がほとんどだ。

押しに強く、走りやすいコースが一定数ある一方、コースによっては明確に不利になることもある。

虫・船

わくわくビートル・クッパシップ

  • 虫:わくわくビートル
  • 船:クッパシップ

水中でのスピード値が高い「わくわくビートル」「クッパシップ」をそれぞれ虫・船と呼ぶ。虫も船も同性能だ。

特に6v6チーム戦での「ドルフィンみさき」で使用することがあるカスタムだ。

バクスナ

バクスナはバックスナイプの略だ。こうらやブーメランなどを後ろに投げることを指す。

ウイニング

ゴール直前でバクスナすることを指す。

順位がほぼ確定している状態で後ろの敵を被弾させる行為なので、一時期バクスナの是非が話題になったことがあった。

FB・ファイア

FBやファイアはファイアフラワーの略だ。正式名称はファイアフラワーなのになぜかFB(ファイアボール)と呼ばれている。

ショトカ・カット

ショートカットの略だ。キノコを使ってダートを突っ切ることを指す。

ちなみに古参勢はショトカと言い、新規勢はカットと言う傾向にある。

運搬

スターやキラーなどの無敵アイテムを持ったまま中位~上位に上がってくることを運搬と言う。無敵アイテムは強力だが通常は下位でしか出ない。そのため運搬できればかなり強いのだ。

ちなみに、中位や上位でしか出ない赤こうらなどの攻撃アイテムを下位に持ってくることを逆運搬と言う。被弾などで下位に沈んでくるパターンがほとんどだが、多くのプレイヤーからは嫌われる傾向にある。

完成

表のアイテムがトリプルキノコ(キノ3)、裏のアイテムがスターであることを指す。レース開始から30秒間は出現しないアイテムが多いため、1位との距離がある程度離れていれば完成しやすい。

ちなみに、表がスターで裏がキノ3のことを逆完成・裏完成と言う。

ループ・スターループ

スターを使ってアイテムボックスを割ったときに、スターを引くことをループ・スターループと言う。

1位割り・2位割り・6位割り・9位割り

詳しい仕組みの話は割愛するが、「1位」「2位」「3位~5位」「6位~8位」「9位~12位」で出現するアイテムや確率が変わる。
例えばサンダーは9位~12位でしか絶対に出現しないようになっている。

1位だとコインのような弱いアイテムしか出ないため、「敵に1位割りさせる」「2位割りするわ」などと使う。

3位~5位では攻撃アイテムを引きやすく目ぼしいアイテムが出にくいため、特に名称はない。

6位~8位では、一部の攻撃アイテムが出現しなくなり、1位との距離がある程度離れているときにスターなどの無敵アイテムがでやすい。そのため「6位割り」はよく使われる言葉だ。

9位~12位ではミラクル8以外の攻撃アイテムが出なくなり、スターやキラーなどの無敵アイテムが出やすい。また、サンダーは9位~12位でしか出現しない。そのため、「9位割りしてサンダー引く」などと使われる。

1位との距離によって何位でアイテムボックスを割るかを考えることで、自分が欲しいアイテムを引きやすくなるというわけだ。

打開

下位から中位~上位に差し込むことを打開と言う。

下位でコインを集めつつ強力なアイテムを揃えてから、時にはサンダーを絡めて中位~上位を取るのが一般的な打開の形だ。

前コ・中位コ・打開コ・ハングコ

それぞれ「前コース」「中位コース」「打開コース」「ハングコース」の略だ。

前コとは1位スタートが強いコースのことだ。強いショートカットがなく、最短ルートにコインが多いコースは前コと呼ばれる傾向にある。

中位コとは中位スタートが強いコースだ。コース序盤にショートカットがあってキノコで前に出られたり、長めの直線や緩やかなカーブがあってスリップストリーム(SS、風)を取り前に出やすいコースが中位コだ。

打開コとは、上位を走るのが極端に弱く、中位~下位で強力なアイテムを揃えてからレース終盤に差し込むのが強いコースのことだ。ダートが多くて強力なショートカットがいくつもあるコースは打開コとなる。

ハングコとは、ハングオンバイクで走ると速く走れるor走りやすいコースのことだ。緩やかなカーブが多いコースはハングコになりやすい。

それぞれの具体的なコース一例は以下の通り。

  • 前コ:ワリオスタジアム、ワリオスノーマウンテン、チクタクロック
  • 中位コ:エレクトロドリーム、ねじれマンション
  • 打開コ:チーズランド、カラカラさばく
  • ハングコ:モーモーカントリー、パックンスライダー、ウォーターパーク、キノピオハイウェイ

FF

フレンドリーファイヤのこと。チーム戦で味方に攻撃してしまうことを指す。

NI(エヌアイ)

アイテムがないことをNI(No Item)と言う。例えばアイテムを取れなかったときに「NIだわ」、アイテムを持っていないプレイヤーに対して「こいつNIか」などと使う。

また、キノコを使わなくても技術で通れるショートカット(SC)をNISC(ニスク)という。NISCのことを単にNIということもある。

TA(ティーエー)

タイムアタックのことを指す。通常、キノコを使うタイムアタックをTAという。

ガチ勢の中ではキノコを使わないタイムアタックをしている人も多く、キノコを使わないほうをNITA(エヌアイティーエー)と呼ぶ。

ランカー・WR

ランカーとはキノコありTAで世界2位~10位の人たちのことだ。世界1位をWR(ワールドレコード)と言う。

キノコなしTAの場合はNIランカー・NIWRと言う。

○落ち・○秒落ち

WRと何秒差なのかを表すときに使う。

例えばWRが2:00.000のとき、自分が2:02.300の場合、3秒差以内で走れているので3落ちという。

大会・大規模杯

マリオカートには公式の大会はなく、非公式で有志による大会が定期的に開催されている。大会で結果を残すと実績として認められる。
特に大規模杯という大型の大会で結果を残すと、実力者として認められる。

ラウンジ

非公式で行われているレート戦だ。Discordのラウンジサーバーでやり取りをして、近い実力の12人と12レース走る。

野良とは違い同じ実力の人と戦うため、自分の実力がラウンジレートに反映されやすい。そのため、ラウンジのレートが高いこともマリオカート界隈ではステータスになる。(野良レートは全くステータスにならない)
≫ラウンジとは何か?登録方法から挙手、集計までを解説

模擬

ラウンジなどでは12レースが1セットになっている。この1セットを模擬と呼ぶ。例えば12レースが終わった後に、「今の模擬しんどかったわ」などと使う。

大会が本番だとすると、その練習としての位置づけなので模擬と呼ばれている。

タッグ・プルス・フォーマン・66(ろくろく)

タッグ・プルス・フォーマン・66とは、模擬や大会での形式のことだ。

タッグは2人×6チーム、プルスは3人×4チーム、フォーマンは4人×3チーム、66は6人×2チームだ。

チーム・交流戦

チームとはマリオカートを目的に集まった集団のことだ。主な活動は交流戦だ。

交流戦とはチーム同士の66の戦いだ。模擬と同じように12レースで1交流戦となる。
≫【マリオカート】チームの入り方と作り方、交流戦のルールなど

バガー

66において、周回遅れで敵の妨害をすること。または妨害をする人のこと。敵の上位をスターやエイトで被弾させたり、サンダーを引くことが主な仕事となる。

なお、基本的には周回遅れは禁止されていることが多いので注意。

日本代表

マリオカートは世界で遊ばれているゲームだが、公式大会は存在しない。そこで世界一を決めるために有志の人が世界大会を開催している。
参加国がそれぞれ自国の最強メンバーを集めて戦うのが世界大会だ。毎年日本でも最強のメンバーが集められる。世界大会への出場メンバーを日本代表と言う。

日本代表になるためには、厳しい基準をクリアした上で選抜戦で結果を残す必要がある。日本のトッププレイヤー達が日本代表だ。

マリオカートでよく使われる用語まとめ

このページではマリオカートのガチ勢がよく使う用語を解説した。用語を知っておけばマリオカートに親しみやすくなるし、マリオカート配信をより楽しめるようになるだろう。

マリオカート8DXに関する知識を初心者向けに網羅的に解説したページを紹介する。興味があれば見ると良い。
≫マリオカート8DX初心者ガイド【ガチ勢への第一歩】

タイトルとURLをコピーしました