
「安いゲーミングヘッドセットを探してるんだけど、LogicoolのG431ってどんな感じなの?安いから気になってるんだけど、ショボかったら嫌なんだよね」って人に読んでほしいページだよ。
このページの内容は以下の通り。
- Logicool G431の製品概要と外観
- G431独自の強み
- G431を実際に使って感じたこと
- G431の世間の評価
G431は2019年2月に発売されたLogicoolのエントリー向けゲーミングヘッドセットだ。私はG431を約1年間、毎日10時間ほど使用した。
このページを読めばG431がどんなゲーミングヘッドセットなのかがわかり、自分にぴったりなのかどうかの判断ができる。
Logicool G431の製品概要
ヘッドホン型式 | 密閉型 |
接続方式 | 有線 |
重さ | 259g |
イヤーパッド素材 | 合成皮革 |
ケーブル特徴 | 着脱不可(2m) |
対応デバイス | PC,PS4,PS5,Switch |
ドライバー口径 | 50mm |
ヘッドホン周波数特性 | 20~20,000Hz |
ヘッドホンインピーダンス | 39Ω |
マイク方式 | 跳ね上げ式 |
マイク極性パターン | 単一指向性 |
ノイズキャンセリング | あり |
発売当初の価格 | 12,020円 |
G431は有名ブランドであるLogicoolのエントリ―モデルだ。発売当初の価格が約1万2千円であり、比較的手が出しやすいゲーミングヘッドセットとして発売された。今ではAmazonなどで8,000円ほどで購入できる。
G431はエントリーモデルということでそこまで高性能というわけではないが、そのぶん軽量化がなされている。重量がわずか259gであり、ゲーミングヘッドセット全体で見てもかなり軽い。軽いということはそれだけ首回りへの負担が小さくなり、快適にゲームをプレイできるということだ。
G431の外観

G431の全体像はこんな感じ。全体的にプラスチック感が否めないが、値段相応だ。両方のイヤーカップにロジクールのロゴが入っている。

G431のイヤーパッドはレザー製だ。価格が高いものと比べると柔らかさやスベスベ感が低いが、十分だ。画像はかなりヘビーに使った後なのでボロボロになっているが、新品はキレイなので安心してほしい。

G431のマイクは跳ね上げ式で、跳ね上げることでミュートにすることができる。 マイクの中ほどが柔らかくなっていて、曲げることで口元にマイクを調節可能だ。

G431は左イヤーカップの裏側に音量調節ダイヤルがついている。マイクを跳ね上げることでミュートが可能なので、マイクミュートボタンはない。コードも左イヤーカップについていて着脱不可能なタイプになっている。

G431の調節機能は一般的なタイプで、イヤーカップ部分を引っ張ることで大きさ調節が可能だ。画像の通り調節幅はそこそこ広めなので、頭が大きめの人でも問題ないはずだ。
Logicool G431の独自の強み
G431独自の強みは軽さと安さだ。ゲーミングヘッドセット初心者がお手軽価格で快適さを手に入れられるのがG431だ。
G431の重要は259gで、ゲーミングヘッドセット全体で見てもかなり軽い。多くのゲーミングヘッドセットは350g前後で、重いものだと400gを超えるものもある。
G431は長時間着用してもほぼ疲れを感じないほどに軽いのだ。
それに発売時点での価格も1万円ちょっとで手が出しやすい。今では8,000円ほどで買えるのも魅力的だ。
G431はエントリーモデルのゲーミングヘッドセットなので、高価なモデルのように品質が高いわけではない。しかし価格と軽さ・快適さを考えるとG431を選ぶ価値は十分にある。軽さと安さを兼ね揃えたゲーミングヘッドセットはなかなかなく、G431独自の特徴と言える。
Logicool G431を実際に使って感じたこと
G431を約1年間、毎日10時間以上使用して感じたことは以下の通り。
- 側圧が強め
- 長期間の使用でイヤーパッドのレザーがはがれ始めた
- 定位感は悪くない
- マイク音質は良い部類
- 跳ね上げミュートマイクが便利
それぞれ解説する。
側圧が強めだったので緩める必要がある
G431の側圧は強めだ。長時間着用すると耳の下あたりに痛みを感じた。購入直後にヘビーに長時間使うのはキツい。
自分の頭と同じ大きさのもの(ティッシュ箱など)に挟んでおくことによって側圧を弱めることでマシになった。
着け心地自体に関しては悪くはない程度だ。高価なゲーミングヘッドセットを使ったことがある人にとっては物足りなく感じるはずだが、初めてのゲーミングヘッドセットであれば十分だ。10時間レベルで着用すると脳天が痛くなることがあった。
ヘビーに使用したらイヤーパッドがはがれ始めた
レザー製のイヤーパッドの宿命だが、1日10時間以上着用し続けた結果、イヤーパッドがはがれ始めた。このページの上の方の画像を見ればわかるが、ボロボロとはがれ始めて、小さい破片がいくつか耳周りに付くようになってしまった。
レザーは汗や皮脂に弱い一方で、蒸れやすいというデメリットがある。長時間着用し続けるのではなく、イヤーパッドに付着した皮脂を定期的に拭き取ればもっと寿命が延びたのかもしれない。
定位感は悪くない
付属しているUSBサウンドカード使用前提の使用感になる。
G431の定位感は悪くない。高価なゲーミングヘッドセットに比べると当然劣っているが、エントリーモデルとしては上々だ。
私がよくプレイしているフォートナイトでは、足音でおおよその敵の位置を把握できている。敵の正確な位置を把握するのは少し難しいが、「下のあの辺にいる」のようにおおよその位置は把握できる。
競技的にプレイしている人には不向きだが、エンジョイでプレイする分には十分だ。
マイク音質が他と比べて良い
G431のマイク音質は他のゲーミングヘッドセットと比べると良い部類だ。
ゲーミングヘッドセットのマイク音質は悪いものが多く、特にエントリーモデルだとクリアさに大きく欠けるものが多い。
G431のマイク音質はエントリーモデルと思えないほどクリアだ。エントリーモデルだが有線ということもあり、その辺のワイヤレスヘッドセットより優れたマイク音質だ。
跳ね上げミュート機能が便利すぎる
G431はマイクを跳ね上げることでマイクミュートにできる。この機能は地味だがかなり便利だ。
一般的なゲーミングヘッドセットであれば、イヤーカップの後ろに付いているミュートボタンを押すことでミュートにする。
G431はマイクを跳ね上げるだけなので直感的に素早く簡単にミュートにできる。友達との通話中に突然親が来ても安心だ。
デメリットがあるとすれば、マイクが跳ね上がっている状態はダサイことくらいだ。
G431の世間の評価
2022年1月27日現在のAmazonでの評価だ。星5、星4がそれぞれ53%、20%で、併せて73%の人の満足度が高い。
低評価の理由
低評価の理由の多くを占めるのは、PCソフトウェア「G-Hub」について。G-Hubはデバイスの設定やサラウンド機能の有効化をするためのソフトだ。
G-Hubのバグに不満がある人が星1を付けているが、レビューの日付が古いものが多く、私の環境では特に問題はなかった。
高評価の理由
- 着け心地が良い
- 値段相応の音質で良い
- コスパが良い
「この値段でこれなら納得」という声が多く、コスパの良さに満足している人が多い。
お手軽価格なゲーミングヘッドセットを探している人が満足している印象をレビューから受けた。
G431は安くてコスパが良いゲーミングヘッドセットを探している人向け
G431は安いながらにそれなりの品質を持つゲーミングヘッドセットだ。しかも軽いので長時間着用しても首回りへの負担が小さい。
たしかにG431よりも性能が高いゲーミングヘッドセットはたくさんあるが、コスパの良さや快適性ではG431は上位に入ると言える。
G431は初めてのゲーミングヘッドセットにぴったりな低価格エントリーモデルだ。
G431とG331の違い
G431とほとんど同じ機種としてG331がある。G431とG331の違いは、サラウンド機能を使用できるかどうかだ。
G431にはサウンドカードというアイテムが付属していて、サウンドカードを介してPCに接続することでサラウンド機能を使用できる。(サラウンド機能はPCのみ使用可能)
サラウンド機能を使用することで立体音響となり、ゲームの臨場感を楽しむことができる。
G331にはサウンドカードは付属しておらず、PCに接続してもサラウンド機能を使うことができない。
つまりPCでサラウンド機能を楽しみたい場合はG431を、PCを持ってなかったり持っていてもサラウンド機能に興味がない場合はG331を選ぶと良い。
Logicool G431のレビューまとめ
- G431は安さ・快適さ・値段相応の品質を兼ね揃えたゲーミングヘッドセット
- G431は初めてのゲーミングヘッドセットにおすすめ
G431であればお手軽価格で快適なゲーム環境を作ることができる。初めてゲーミングヘッドセットを買う人や安さ重視のゲーマーにおすすめだ。