
「PCでフォートナイトを始めてみたんだけど、グラフィック設定がよくわかんないや」って人に読んでほしいページだよ。
このページの内容は以下の通り。
- PC版フォートナイトのグラフィック設定による違いを、レンダリングモードごと・プリセットごとに比較
- どのグラフィック設定がおすすめなのか
フォートナイトのグラフィック設定はプレイのしやすさに直結する重要な設定だ。
このページを読めば、グラフィック設定ごとの違いを比較でき、どのような設定にすれば良いのかがわかる。
DirectX 11, DirectX 12, パフォーマンスモードで比較
DirectX 11, DirectX 12, パフォーマンスモードの3つのレンダリングモードで比較する。
プリセットを使って低設定、中設定、高設定、最高設定としている。ただし、3D解像度は100%にしている。
画像は上からDirectX 11, DirectX 12, パフォーマンスモードだ。
低設定



3モードごとに色の付き方が違う印象を受ける。ビルや木など、どのオブジェクトを見ても色が異なる。特に3枚目のパフォーマンスモードは色の濃淡がはっきりしている印象だ。
低設定だからと言って画面が見づらいということはなく、十分な視認性が確保出来ていると感じる。
中設定



中設定になるとDirectX 11,12では影が付くので、そのぶん画面が暗い印象を受ける。パフォーマンスモードには影が無いので、全体的に明るい。
影以外の違いで言うと、DirectX 11,12ではアンチエイリアスによる画質の向上が見られる。例えば画面右半分の真ん中あたりを横断するグラインドレールを見ると、パフォーマンスモードではギザギザ感が強いものの、DirectX 11,12ではギザギザ感が弱い。
DirectX 11,12ではグラフィック設定事項が多いため、パフォーマンスモードとの差を感じられる。
中設定(影無し)



中設定で影を消したバージョンがこちら。影をオフにしているのに、DirectX 11,12では若干影が付いている。そのせいでパフォーマンスモードより画面が暗く感じ、視認性に劣る印象だ。
高設定



高設定にもなると、いよいよ影の影響が大きくなってくる。DirectX 11,12では影によって暗い部分が増え、画面全体が暗い印象だ。影のないパフォーマンスモードと比べると差は歴然で、明るさが段違いだ。
高設定(影無し)



影無しにすることで、DirectX 11,12の画面の暗さは多少和らいだものの、色の濃淡がはっきりと描画されている影響で、パフォーマンスモードと比べると暗い印象を受ける。
最高設定



最高設定にすると、DirectX 11,12とパフォーマンスモードとの違いが顕著に表れる。DirectX 11,12では雲や遠くの浮島(画面右奥)が描画されているが、パフォーマンスモードでは描画されていない。
とはいえ、雲や遠くの浮島が見えたところで勝敗には関係が無いので、そういう意味ではメリットにはならない。
また、相変わらず画面の明るさではパフォーマンスモードが圧勝だ。DirectX 11,12はリアルな描画ではあるものの、視認性という点では劣る。
最高設定(影無し)



影無しにすると、DirectX 11,12の場合多少明るくなるが、パフォーマンスモードには敵わない。
各レンダリングモードごとに比較
ここまで、各設定ごとに、レンダリングモードによる違いを比較した。
ここでは各レンダリングモードごとに、設定による違いを比較しよう。画像は上から低設定、中設定、高設定、最高設定という順番になっていて、使用している画像自体は先ほどのものと同じだ。
なお、影無しの画像となる。
DirectX 11




- 桜の木
- 色の濃淡
- 雲や浮島
以上の3点に着目してみよう。
低設定(1枚目)と中設定(2枚目)を比べると、桜の木の描画に違いがみられる。中設定では色づかいがはっきりしていて、リアルさが増している。
中設定(2枚目)と高設定(3枚目)を比べると、色の濃淡が明らかに異なる。高設定ではそれぞれの色がはっきりしていてよりリアルになっている一方で、全体的に画面が暗くなっている。中設定では高設定より画面が明るく、視認性という意味では中設定のほうが上だ。
高設定(3枚目)と最高設定(4枚目)を比べると、雲や遠くの浮島の描画が異なる。最高設定では雲がしっかりと描画され、遠くの浮島も視認できるが、高設定では視認できない。
とはいえ、勝敗には関係のない部分なので、そこまで重要な差ではない。
高設定や最高設定より、低設定や中設定で良いだろう。
DirectX 12




- 桜の木
- 色の濃淡
- 雲や浮島
以上の3点に着目してみよう。
特に低設定(1枚目)は桜の花びらがベタっとしている印象であり、リアルさに欠けている。中設定(2枚目)以降では花びらの描画の丁寧さが増し、濃淡も加えられたことでリアルさが向上している。
色の濃淡に関しては、低設定→中設定→最高設定→高設定の順で色が薄く、中設定と最高設定の間には大きな違いがある。左側のビルを見れば差が顕著だ。
視認性で見ると低設定か中設定が優れていると言える。
DirectX 11のときと同じく、最高設定のみ雲や浮島が描画されている。しかし低設定でも十分な描画範囲だ。
高設定や最高設定ではなく、低設定や中設定で良いだろう。
パフォーマンスモード




低設定の場合はなぜかかなり色が濃いが、中設定以上ではほとんど差が見られないように感じる。違うところを見つけるのが難しいレベルで似ているので、パフォーマンスモードの場合は低設定か中設定にすると良いだろう。
パフォーマンスモードの低設定~中設定がおすすめ
3D解像度 | 100% |
---|---|
描画距離 | 中 |
テクスチャ | 低 |
メッシュ | 高 |
フォートナイトでは画質を落としたところで、プレイに影響は出ない。そのため、画質を落としてフレームレートを優先したほうが良い。
メッシュ高にすると、建築のグラフィックが通常通りになる。個人的には通常グラフィックの方が好みなので、メッシュ高がおすすめだ。
メッシュ高にした場合、描画距離は中以上にする必要がある。低だと建築のグラフィックがメッシュ低に戻ってしまうからだ。
グラフィック設定以外の設定については別のページで解説している。気になる人は参考にしてほしい。
≫フォートナイト初心者必見のおすすめ設定【PC版画質設定や全機種対応の設定もあり】
PC版フォートナイトのグラフィック設定による違いまとめ
- 低設定~中設定は画面が明るく視認性が良いのでおすすめ
- パフォーマンスモードが最もおすすめ
このページではPC版フォートナイトのグラフィック設定を比較した。どのレンダリングモード・どの設定にすれば良いのか迷っている人の参考になれば幸いだ。