この記事では、マリオカート8dxにおけるトゲゾーこうらの仕様について解説していきます。
というのも、マリオカート8dxのプレイ人口が増えるとともに、仕様を勘違いしている人が一定数いるように感じたからです。
ということでね、早速解説していきます。
トゲゾーこうらの仕様
まあここは知ってるでしょう。ただ一応、解説しておきます。
- 3位以下で、1位との距離がある程度離れている場合に低確率で出現
- レース開始から30秒までは出現しない
- 一度使用されたら、30秒間は出現しない
- 使用されて30秒の間に1位に着弾しなかった場合、消滅する(ヨッシーバレーで頻発)
- 1位で使用すると自分に即被弾する
まあ知ってなくてもあまり困ることはないので、必須の知識ではないですね。
トゲゾーこうらの通り道
8dxでは、トゲゾーこうらは地面を這ってきます。そのため、2位以下でも被弾する危険性があります。
基本的には道を中央を通りますが、一部コース(例:エキサイトバイク)や一部コーナーでは、中央を通りません。
さらに、ショートカットを通ってくることがあるので、2位以下で被弾することはしばしばあります。(例:ツルツルツイスター)
なので、中央を走行しない・コーナーのアウトを回る、などの対策が必要でしょう。
棘軽減について
マリカ配信者・実況者の動画を見ている人は、「棘軽減」という言葉を聞いたことがあるでしょう。
簡単に言うと、1位でトゲゾーこうらが来ているときに、丁度良いタイミングで別の何かに被弾して、無敵時間中にトゲゾーこうらに被弾する、というテクニックです。(アイテム・ステージギミックによって、被弾後の無敵時間が設定されている。これにより、理不尽な連続被弾をなくしている)
この棘軽減に関して、勘違いをしている人がわずかながらいます。それを以下で説明します。
棘軽減になるのはバナナのみ
時々、(交流戦などで)赤こうらで棘軽減ができると思っている人がいます。
しかしこれは勘違いで、こうらでは棘軽減にはなりません。
理由としては、赤・緑こうらとトゲゾーこうらの被弾後の硬直時間は同じだからです。つまり、いつ被弾するかか違うだけで、復帰がはやくなるわけではありません。
ちなみに、バナナとトゲゾーこうらの硬直時間も同じです。しかし、バナナは被弾=スピンなので、被弾しても若干前に進みます。(こうらは被弾=転倒)
空中でトゲゾーこうらを受けたほうが良い理由もこれです。地上で受けると転倒になり、空中で受けるとスピンなので、若干得します。
誤解のないように言っておくと、トゲゾーが来る直前に赤甲羅が来た場合、あえて防御せずに被弾するのはアリです。
そうすれば、無敵時間でトゲゾーを無効化できるからです。
棘分裂について
マリオカートはどうしてもラグがあるゲームです。そのラグが原因で起きるのが棘分裂と呼ばれる現象です。
トゲゾーが投げられて、1位にある程度近づいたところで標的が定まります。(地面から空中に浮かび上がるタイミングで決まる??)
標的が定まるタイミングで、順位の入れ替わりが起きた場合、棘分裂が起きることがあります。例えば、「Aさん視点ではBさんにトゲゾーが行き、Bさん視点ではAさんに行っている」というような具合です。結果、AさんもBさんもトゲゾーに被弾していないという事態になります。
これは、トゲゾーの標的が定まる瞬間に、AさんとBさんの間で1位と2位が入れ替わったからです。
狙って引き起こすのは難しいですが、起きたらラッキーくらいで考えましょう。
この記事のまとめ
最近また新規エンジョイチームも増えてきて、初心者の人もいると思うので、トゲゾーこうらについてまとめました。
有名な配信者のコメント欄なんかで、勘違いしている人を結構見かけたので、参考になれば幸いです。