数学無理!むずい!公式多すぎ!!
期末数学30点って……
だって公式多すぎて覚えられないし…
公式を覚えようとするから辛いんだよ
えっ…でも覚えないと使えないじゃん…
ということで、この記事では数学公式の覚え方について解説していきます。
私は一橋大学に合格した実績があり、文系ながらに数学をがっつり使ってきました。
また塾のアルバイトで、数学が苦手な生徒をたくさん見てきました。
そんな私が中高生向け(文系)に解説していきます。
数学公式の覚え方のコツ
- 公式を覚えようとするな
- なぜその公式なのかを理解する
数学公式の覚え方のコツはこれだけです。
覚えようとせずに理解すれば余裕です。
公式を覚えようとするな
多くの人がやってしまいがちな間違いとして、「公式を暗記しようとする」というのがあります。
学校の教師も「覚えとけよ~」と言うのではないでしょうか。
しかし、覚えるのはナンセンスです。
テスト前に頑張って覚えたとしても、テストが終われば忘れています。
それでは意味がありません。
公式を”理解する”ことで、テストが終わっても身に定着しています。
なぜその公式なのかを理解する
中学・高校(文系)で出てくる数学公式は、ほとんど丸暗記をする必要がありません。
具体例を出して説明していきます。
具体例1:台形の面積公式
台形の面積公式はみなさん知ってますよね?(知らない生徒も割と多いですが)
そうです。
(上底+下底)×高さ÷2
です。
これを丸暗記してはダメです。(これくらいなら暗記できるかもですが)
なぜこの公式になるのかは下の図を見てください。
これを知っておけば、台形の面積公式の意味が理解できるはずです。
このように、公式を”理解する”ことが大事です。
具体例2:因数分解
中学3年生くらいで習う因数分解。
苦手な人も多いのではないでしょうか?
この式を考えましょう。
x²+6x+8
これを因数分解するときにたまにある生徒の質問は、
「かけて6でしたっけ?かけて8でしたっけ?」
です。
しかし「展開⇔因数分解」の関係をわかっていれば、「かけて8、足して6」なのは明白です。
丸暗記すべき公式もある
中学レベルだとほとんどないですが、高校レベルになると丸暗記したほうが良い公式もあります。
例えば加法定理です。
色々な語呂合わせがあると思いますが、加法定理は覚えたほうが早いです。
しかし、倍角の定理などは加法定理から作ることができるので、そういったものは覚える必要がないです。
この記事のまとめ
- ほとんどの公式は丸暗記する必要はない。理解すれば自然にわかる
- 丸暗記する公式は必要最小限にとどめる
ほえ~…ちゃんと理解しておくのが大切なんだね
そういうこと。理解しておけば頭に残りやすいから、いつまでも使えるんだよね