発売から3年以上経っているマリカ8DXですが、いまだにそこそこ盛り上がっています。(大会参加者が増えている)
そこで、本作におけるテクニックの1つ、「早溜め」について解説していきます。
「早溜め」を会得しているかで速さが変わってくるので、VSで勝ちたい人やタイムアタックを考えている人は必ず会得しましょう。
- 早溜めの原理がわかる
- 早溜めのメリットがわかる
- 早溜めの練習方法がわかる
早溜めとは斜め30度にスティックを倒すこと
- ドリフト中、曲がっている方向にスティックを倒す時間が長いほどターボが溜まりやすくなります。
例)右に曲がる場合。「スティックを右に2秒、左に1秒倒した場合」と「スティックを右に3秒倒した場合」では、後者のほうがターボが早く溜まります。 - スティックを動かすほど遅くなります。
例)ドリフト中、「スティックを全く触らず曲がる場合」と、「左右にスティックを動かしながら曲がる場合」とでは、前者のほうがスピードが速いです。
早溜めとは、斜め30度にスティックを倒すことです。
30度までなら左右の判定になっていて、ターボが溜まります。
逆に言うと、31度からは上下の判定になってしまい、ターボが溜まらなくなります。
下でなぜ30度に倒せば早溜めとなるのかを解説します。
真横と30度の違い
- 真横と30度とでは曲がり方に違いが出る
- 真横に倒すとインをつきすぎる
- 30度に倒すと程よくインをつける
今マリオカートを起動できる人はやってみて欲しいのですが、スティックを真横に倒し、ドリフトでコーナーを曲がってみてください。
「ダートに入りそう」とか「壁にぶつかりそう」という理由で、ドリフト中にスティックを逆に倒したかと思います。(右コーナーなら時々左にスティックを入れて調整した)
次はスティックを斜め30度に倒して曲がってみてください。
すると、真横の時と比べてインをそれほどつかず、スティックを逆に倒す時間が短くなったかと思います。
このように、真横に倒すとインを付きすぎてしまい、30度に倒すと程よくインをつけるということです。
※20度とかでも大丈夫ですが、30度のときよりインをついてしまうので30度推奨です。また、コーナーによっては30度が適正でないことがありますが、基本は30度で良いです。
早溜めのメリットは大きく2つあります
30度に倒すとインを程よくつけるという話をしました。
これによって得られるメリットは2つあります。
- (左に曲がる場合)左入力の時間が長くなるので、ターボが早く溜まる
- スティック操作が少なくなるので、スピードが速い
程よくインをつけるため、進行方向にスティックを倒しっぱなしにできます。
そのため、ターボが溜まるのが早いです。
同時に、スティック操作が少なくなるので、そのぶんスピードも速くなります。
(何を言っているかわからない人は上の「前提知識」を見てください)
- 真横と30度とで、ターボの溜まる速さ自体が変わるわけではない
例)「真横に3秒倒す場合」と「30度に3秒倒す場合」ではどちらもUMTまで溜まる時間は同じです。実戦において、「真横に3秒倒すことはできない」というのが肝です。(壁にぶつかるため) - 早溜めをせず、無理にUMTを溜めようとすると、逆に遅くなるパターンがあるので注意
「あつめてコイン」を使って早溜めを練習する
- あつめてコインで「30度」を身体にしみこませる
- 「30度」が馴染んだら実践でも意識しながら使う
30度を身体に染み込ませるのに一番良いのは、あつめてコインの「ドラゴンドージョー」だと思います。
広い広場で30度と31度のはざまをしっかりとつかんでください。
それができたら実戦で使いましょう。
はじめのほうは意識する必要があると思いますが、慣れれば意識せずとも30度でドリフトをするようになるでしょう。
この記事のまとめ:「真横には倒すな」
ドリフト中に真横に倒すことはほとんどありません。
真横に倒さなければならないほど急なコーナーがほとんどないからです。
真横に倒す必要性やメリットがないため、30度を是非覚えましょう。