「勉強がうまくいかない」
「思うように成績が上がらない」
こんな人向けの記事になっています。
はじめにネタバレをすると、「自分の頭でしっかりと考える」です。
「は?」と思った人もいるかもしれませんが、案外できてない人が多いように思うので、説明していきたいと思います。
「そもそもお前誰やねん」と言われそうなので、軽く自己紹介をしておきます。
私は高3夏休みからの半年間の勉強で東大・京大に次ぐ一橋大学に合格しました。
夏休みまでの順位は学年の下から1/4くらいで、全国模試も偏差値55くらいでした。
夏休みから1日2時間の勉強で、塾や予備校に行くことなく、一橋大学に合格したので、ある程度の参考になると思います。
自分の頭で考えることが一番大事
「自分の頭で考える」ということを説明していきます。
数学を例にします。
数学の問題でわからない箇所が出てきます。それをまず自力で考えます。
ここでいう「考える」とは、自分で手を動かして色々な方法を試してみるということです。大学入試(2次試験)の問題は1問20分程考える猶予があるはずなので、とりあえず20分色々な方法を試します。
それで解ければ良いですし、解けなければそこで初めて諦めて解説を見ましょう。
大抵は解説を見れば解決できると思いますが、解決できない場合もすぐに先生に聞くのはやめましょう。
解説を自分の頭で理解しようとしてください。
しばらく考えてわからなければ先生に聞きましょう。
ノートが真っ白なのに「考えた」って…笑
塾の講師をしていた時に、よく高校生が「この数学の問題がわかりません」と質問に来ていました。
しかし、その生徒たちのノートは大抵真っ白でした。
自分の頭の中だけで考えるというのは、考えた内に入りません。
一部の秀才ならそれで解決できるかもしれませんが、私を含む凡人には無理です。
手を動かしてノートに書かないことには始まりません。
案外これができていない人が多いです。
普段から考えることが大切
数学や他の教科に限らず、日常でも考えることが大事だと思っています。
ニュースの内容などに関して「なんでだろう?」と考え、推測することでどんどん脳を使うことが大事だと考えます。
それが生きたのが一橋の地理だと思います。
一橋の模試を受けたときに、もともと世界史選択だったのですが、1ミリもわからなくて、その場で地理に変えました。(センターは世界史・地理選択なので一応地理は知っている)
一橋の地理は、資料から読み取れることを文章にする問題などが多く、知識も大事ですが、それ以上に推測が大事になってきます。そのため、受験者の1割とかそのくらいしか地理で受験しません。
地理の知識は少なからずあったものの、2次試験の対策を1秒もしていなかったわけですが、結果は上から4割くらいの順位で、偏差値で言うと56とかそのくらいだった気がします。
これは普段から自分の頭で考えるという訓練をしていたからできたことだと思います。
この後私は地理選択に変更して、本番でもかなりできたような気がします。(得点開示がないのでわかりませんが)
私の勉強内容
最後に私が半年間どんな勉強をしたのかを具体的に説明して終わります。
- センター対策
過去問と黄色本を利用しました。知識が乏しかったので、黄色本で吸収しました。 - 二次国語
「日本人なら日本語はわかる理論」で過去問だけ解きました。 - 二次数学
過去問と「文系数学のプラチカ」で演習しました。 - 二次地理
過去問を7年分解きました。(一橋地理の赤本は存在しない、誰も使わないので) - 二次英語
過去問を解きました。単語を覚えました。
ということで、ほとんど過去問演習しかしてません。
もちろん学校で扱った内容もあるので、厳密にこれだけではないですが、「自習」のような形でやったのはこれだけです。
自分の頭を使って1問1問に時間をかけて取り組むことで、成果が何倍にもなると思います。
焦る気持ちもわかりますが、しっかりと考えていきましょう。
↓文系数学のプラチカ(黄色本は貼りません。センター試験が終わるので)