「YouTube相互登録してくれる人募集」
↑こんな投稿をネット上で見たことはありませんか?
相互登録というのは、
「私があなたのチャンネルを登録するから、あなたも私のチャンネルを登録してね」というものです。
YouTubeの収益化の条件の1つとして、
「チャンネル登録者数1,000人以上」があります。
なのでチャンネル登録者数1,000人達成の手段として、相互登録を呼びかける人がいるわけです。
しかし、チャンネル相互登録は絶対にしないほうが良いです
理由は、あなたのチャンネルがゴミチャンネルだとYouTuebに判断されて伸びなくなるからです。
YouTubeの運営形態から考えると当たり前のことなのですが、今回はこのことについて説明をしていきます。
相互登録は規約違反でもあるからね
YouTubeの相互登録は絶対にやめておいたほうが良い
相互登録をしてしまうと、確かにチャンネル登録者数は増えますが、再生回数・再生時間はとても低くなってしまい、収益化は夢のまた夢となってしまいます。
YouTubeの収益化条件はチャンネル登録者数だけではありません。
YouTubeの収益化条件
- チャンネル登録者数1,000人以上
- 過去1年間の総再生時間が4,000時間
この2つをクリアしないと、収益化(=自分の動画に広告を貼る)できません。(2020年5月7日現在)
YouTubeは企業からの広告で儲けているので、広告を出す意味・価値のあるチャンネルに広告掲載許可を出すわけです。
つまり、広告を見てくれる見込み客が多いチャンネル(=登録者が多い)かつ、しっかりと実際に広告を見てくれる客が多いチャンネル(=再生数が多い)に広告掲載許可を出すわけです。
YouTubeの相互登録をすると具体的にどうなるのか
最初に言った通り、相互登録をすると再生回数・再生時間が伸びなり、収益化が遠のきます。
ここではその理由を説明していきます。
下で説明する「動画再生の流れ」を知っておくことが大事だよ
YouTubeの動画再生の流れを知っておく
YouTubeでの動画再生の流れは大体こんな感じです↓
- 色んな人の「あなたへのおすすめ」「関連動画」に表示される(インプレッション)
- 表示された人の何%かがクリックして実際に動画を閲覧する(インプレッションクリック)
- 途中で動画視聴をやめるor最後まで視聴する(視聴維持率)
YouTube内の検索から来る人や、SNSから来る人もいますが、ごくわずかです。
1,000人を相互登録で集めた場合を例にして説明
1,000人相互登録で集めた場合、はっきり言いますが、その1,000人中あなたに興味がある人はほぼ0です。
どういうことかというと、誰もあなたの動画に興味がありません。
つまりは以下のような事態になります。
- あなたの動画に興味のない1,000人が登録者になっている
- その1,000人のおすすめ欄にあなたの動画が表示される(インプレッション数は高い)
- しかし興味がないので、殆ど誰も視聴しない(インプレッションクリック率が低すぎる)
- YouTubeが「この人の動画のインプレッションクリック率低すぎでしょ。価値ないゴミ動画・チャンネルだわ」と判断する
- 誰のおすすめ欄・関連動画にも表示されなくなる
- 視聴回数が伸びない
広告を貼っても誰も見てくれないチャンネルに掲載許可を出すわけないですし、優遇するわけないですよね。
しかも、経験の浅いうちから多くの人にウケる動画を作るのは難しいでしょう。
仮にわずかな人がクリックしてくれたとしても、「この動画面白くない」と判断し、途中でブラウザバックした場合、視聴維持率が下がります。
すると、またYouTubeからの評価が下がります。
しっかりとファンをつけていくことが大事ってことね
この記事のまとめ
- 数だけのチャンネル登録者は無意味
- きちんと動画を見てくれる人を増やしていくべき
- もちろん動画の内容も重要
この記事で説明したYouTubeの動画再生の流れを知っておくだけでも、どんなコンテンツを作っていけば良いのかがわかってくるのではないでしょうか。
YouTubeはれっきとしたビジネスなので、真摯に向き合うことが大事になってきます。
数だけ集めようという薄い戦略は一切通用しないと思ってください。