第6回が開催されて少し経ってしまいましたが、環境を見ていきます。
また、VGCシーズンが公式で開催されたので、これからは「ガラルフレンドリー」と改め、親善試合という形をとるそうです。
第7回の結果はこちら
第6回ガラルウィークリーの上位構築と割合
Top Teams & Stats from the Galar Weekly #6 pic.twitter.com/2KHiZROHCg
— VGC Tournament Stats (@vgcstats) January 8, 2020
構築単位での話
見ていただければわかるように、大きく
- トリル(トリックルームを使用する構築)
- バンドリ(バンギラスドリュウズの砂構築)
- ペリルンパ(ぺリッパールンパッパの雨構築)
- 晴れパ(天候はれを利用した構築)
に分かれるでしょうか。(もちろんスタンパも多いですが)
トリルパについて
以前と違い、ガチトリルパの数が減っているように思います。
つまり、パーティ全体として鈍足のポケモンで固めるというパーティは減り、2,3体だけ鈍足のポケモン、残りは中速以上というパーティが増えているような印象です。
ただ、トリックルーム+このゆびとまれのコンビは健在で、イエッサン・トゲキッスが一緒に入っていることがいまだ多いです。(ルカリオが入っているパーティがありますが、剣盾ではルカリオはこのゆびを覚えません)
バンドリについて
環境初期から存在するバンドリがいまだ健在です。
一時期少し数を減らした気がしますが、単純につよいということで、まだ戦えます。
バンギラスもドリュウズも単体でも使うことができる点も優秀です。
バンギラスはダイマックス+じゃくてんほけんを最も警戒しなければならないでしょう。
単体で入っているドリュウズはほぼかたやぶりだと思うので、ミミッキュやロトムに有効に働きます。
※そのせいか、環境初期より水ロトム・炎ロトムの数が大幅に減った
ペリルンパの雨について
初期は殆ど見なかった印象でしたが、ペリルンパがじわじわ上がってきました。
前作でもかなり強力なコンビでしたが、今作でも来るのでしょうか。
ポイントとしては、ルンパッパがだくりゅうやリーフストームといった強力な技を覚えたことです。
さらに、すばやさの仕様変更によりペリッパー後投げからでもすいすいが発動するようになったことも追い風です。
晴れパについて
晴れパというか、エルフーンリザードンのコンビです。
エルフーンの先制にほんばれからのサンパワーリザードンで制圧するコンボです。
リザードンの素早さ種族値100というのはガラルではだいぶ早いほうですし、もしリザードンより早いポケモンが来ても、エルフーンのおいかぜもあるので速さと火力を兼ね備えることができます。
また、コータス+ラフレシアのようなコータスを用いる晴れパはほぼ消えたように思います。
前作の初期でもドレコーというドレディア+コータスのコンボがありましたが、それもいなくなったように、コータスの晴れパは消える運命なのかもしれません。
個体単位での話
個体単位だと、
- ドラパルト
- トゲキッス
- ドリュウズ
- ドサイドン
- エルフーン
などの採用が多いです。
エルフーン以外、ダイマックスする可能性があるポケモンです。
このうちドラパルト・トゲキッス・ドサイドンはじゃくてんほけんを警戒しなければならないポケモンとなっています。
もちろん、珠、こだわり系、ラム、半減実(←トゲキッスのリリバ)などの他のアイテムの可能性もありますし、型の多様性がかなり強い要因の1つだと言えます。
エルフーンに関しては初期と変わっていないので言うことはほとんどないです。
しかし、キョダイマックスポケモンを使用することができ、バタフリーやピカチュウといった状態異常の追加効果を持つポケモンが強力なので、しんぴのまもりを採用してもいいかもしれません。(今回1位の方は採用しています)
このほかの注目ポケモンというと、氷タイプのポケモンでしょうか。
今までは氷タイプは氷しか半減にできないし弱い、サブウェポンのれいとうビームで十分みたいな扱いを受けていましたが、剣盾の現環境ではこおり技の通りが非常に良いですし、かなり強力なタイプとなっています。
ヒヒダルマに関しては数値や特性の強力さからして言うことはありませんが、バイバニラにも注目です。
バイバニラは特性ゆきふらしからのふぶきが強いですし、オーロラベールでサポートすることもできます。さらに、フリーズドライで相手のみずタイプに弱点が付けることもプラスポイントです。
しかも、合計種族値535と悪くない数値も持っています。(こうげきが95と無駄に高いですが)
期待のポケモンです。
第7回の結果↓