ポケモン剣盾における、育成をするにあたっての基礎知識です。
かなり初心者向けの記事で、これからポケモン対戦を始める人向けです。
ステータスについて
ポケモンには6つのステータスがあります。
- 体力(H)
- 攻撃(A)
- 防御(B)
- 特攻(C)
- 特防(D)
- すばやさ(S)
それぞれ()内のアルファベットで呼ばれます。
例)「このピカチュウはAが高い」=「このピカチュウは攻撃が高い」
三値について
ポケモンのステータスは、三値という3つの数値によって決まります。
- 種族値
- 個体値
- 努力値
この3つをまとめて三値と言います。
種族値とは
種族値とは、種族ごと(ポケモンごと)に決まっている数値のことです。
イメージで言うと、「人間のA種族値は50で、ゴリラのA種族値は130」のような感じです。(ゴリラのほうがパワーがありますよね、人間として産まれたならゴリラのパワーは手に入らない)
例えばコイキングであれば、
H:20
A:10
B:55
C:15
D:20
S:80
進化系のギャラドスは
H:95
A:125
B:79
C:60
D:100
S:81
このように数値が高いほど能力が高くなります。
個体値とは
個体値とは、個体ごとに決まっている数値のことです。(0~31の数値で表されます)
イメージで言うと、
「Xくんは運動神経は100点だけど勉強は30点」
「Yくんは運動神経が40点だけど勉強は90点」
このように同じ人間でも生まれ持った才能、得手不得手がありますよね。
ピカチュウXとYを見てみましょう。
Hに関しては両者とも15なので、同じ才能を持っています。
しかし他の数値を見ると、ピカチュウYがXを上回っています。
つまり、全体的にピカチュウYのほうが強いということになります。
さらに、個体値は0~31の数値で表されるので、ピカチュウXのB0は、ピカチュウ界最弱の防御力ということになります。
また、ピカチュウYのAとSは31なので、ピカチュウ界最強の才能を持っているということになります。
努力値とは
ここまでで、種族と生まれながらの才能によって能力が決まるという結構残酷なポケモン事情を話してきました。
ただ、現実と同じでポケモン界でも努力ができます。
現実で例えると、「勉強で努力すれば学力が伸びる。スポーツを頑張れば運動能力が伸びる」といった感じです。
ポケモンでいうと、「パワーを鍛えればAが伸びる。スピードを鍛えればSが伸びる」といった感じです。
また、努力の総量が決まっていて、どのポケモンであっても510までしか努力値を振れません。(ポケモンに努力をさせ、ステータスを上昇させることを「努力値を振る」と言います)
さらに、1つのステータスに252までしか振ることができません。
つまり、HABCDSすべてに252振って最強にすることや、Aに510振ってパワー最強ポケモンにすることもできません。
どのステータスをどれくらい伸ばすかを考える必要があります。
ポケモンの性格
ポケモンにも性格があり、正確によって育ちやすいステータスが変わります。
個体値が全て31でレベル50のギャラドスを例にします。(努力値は振っていない)
性格「まじめ」はどのステータスにも補正が入りません。
性格「ようき」はCが0.9倍されますが、Sが1.1倍されます。
このように、必要のない能力を削り、必要な能力をアップさせることができます。
実際の育成の流れは別ページです。