
「Cyberpunk 2077をプレイするためにゲーミングPCを買おうと思ってるんだけど、どれくらいのスペックがあれば良いの?」って人に読んでほしいページだよ。
このページの内容は以下の通り。
- Cyberpunk 2077をプレイするために必要な最低環境
- Cyberpunk 2077におすすめのグラボ
- Cyberpunk 2077におすすめのゲーミングPC
このページを読めば、Cyberpunk 2077をプレイするために必要なスペックが分かり、快適にプレイすることができる。
Cyberpunk 2077の必要動作環境
Cyberpunk 2077は公式が必要動作環境を、解像度や画質設定ごとに記載してくれている。最低でもこのくらいの性能が無いと、Cyberpunk2077を遊ぶことはできないということだ。
非レイトレーシング時の必要動作環境
最小 | 推奨 | ウルトラ | |
---|---|---|---|
解像度 | フルHD | フルHD | 4K |
GFH設定 | Low | High | Ultra |
OS | Windows10 64bit | ||
CPU | Core i7-6700 Ryzen5 1600 | Core i7-12700 Ryzen7 7800X | Core i9-12900 Ryzen7 7900X |
グラボ | GTX 1060 RX580(8GB) | RTX2060Super RX5700XT | RTX3080 RX7900XTX |
GPUメモリ(VRAM) | 6GB | 8GB | 12GB |
メモリ | 12GB | 16GB | 20GB |
ストレージ | 70GB SSD |
2023年6月、必要動作環境の要件が引き上げられることになった。
必要なスペックが大幅に引き上げられ、並大抵のパーツでは性能不足になった。
レイトレーシング時の必要動作環境
最小 | 推奨 | オーバードライブ | |
---|---|---|---|
解像度 | フルHD | フルHD | 4K |
GFH設定 | RT Low | RT Ultra | RT OverDrive |
OS | Windows10 64bit | ||
CPU | Core i7-9700 Ryzen5 5600 | Core i9-12900 Ryzen7 7900X | |
グラボ | RTX2060 RX6800XT | RTX3080Ti RX7900XTX | RTX4080 |
GPUメモリ (VRAM) | 8GB | 12GB | 16GB |
メモリ | 16GB | 20GB | 24GB |
ストレージ | 70GB SSD |
レイトレーシング時にはかなりのスペックを求められる。
Cyberpunkの世界を高解像度で楽しもうと思ったら、ハイエンドグラボが必須だ。
Cyberpunk 2077の推奨スペック
このページでは、Cyberpunk 2077におすすめのゲーミングPCを、解像度別に紹介している。
≫Cyberpunk 2077におすすめのゲーミングPC
Cyberpunk 2077の推奨グラボを解像度別に紹介
※2023年6月に公式の最小要件が大幅に更新された。ここで測定しているフレームレートはアプデ前のものだが、最小要件を見る限り、結論に大きな違いは無いように思える。
Cyberpunk 2077(最高設定)のグラボ別フレームレートを測定した。
測定する必要がないと判断したところは空欄にしてある。
フルHD解像度(1920×1080)
ネイティブ | DLSS(UP) | DLSS(Q) | RT最高 | RT最高 フレーム生成 | RT最高 DLSS(UP) | RT最高 DLSS(Q) | |
---|---|---|---|---|---|---|---|
RTX4090 | 105 | – | – | 92 | 176 | – | – |
RTX4080 | 107 | – | – | 78 | 144 | – | – |
RTX4070Ti | 97 | – | – | 64 | 117 | – | – |
RTX3060Ti | 76 | 111 | 101 | 38 | – | 76 | 61 |
RTX3060 | 60 | 107 | 82 | 28 | – | 72 | 47 |
RTX3050 | 40 | 85 | 54 | 18 | – | 56 | 36 |
※DLSS(UP)=ウルトラパフォーマンス、DLSS(Q)=クオリティ
※RTX3050,RTX3060,RTX3060TiのCPUはRyzen7 5800X、RTX4070Ti,RTX4080のCPUはRyzen7 5800X3D、RTX4090のCPUはRyzen9 7950X
フルHD解像度向けに最もおすすめするのは、RTX3060Tiだ。
Cyberpunk 2077は重いゲームとはいえ、RTX3060以上のグラボであれば、おおよそフルHD60fps以上でプレイ可能だ。
DLSSを使わないネイティブの状態では、RTX3050は通用していないし、RTX3060はギリギリ60fpsとなっている。
DLSSをオンにすれば、RTX3050でも60fps以上を出すことができている。
とはいえ、パフォーマンスや価格・汎用性などを総合的に考えて、フルHD向けに最もおすすめなグラボはRTX3060Tiとする。
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WQHD解像度(2560×1440)
ネイティブ | DLSS(UP) | DLSS(Q) | RT最高 | RT最高 DLSS(UP) | RT最高 DLSS(Q) | RT最高 DLSS(Q) フレーム生成 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|
RTX4090 | 104 | – | 115 | 74 | 114 | 92 | 173 |
RTX4080 | 105 | – | 101 | 56 | 101 | 76 | 141 |
RTX4070Ti | 86 | – | 98 | 45 | 82 | 70 | 119 |
RTX3060Ti | 49 | 101 | 72 | 15 | 72 | 41 | – |
RTX3060 | 38 | 92 | 57 | 17 | 63 | 31 | – |
RTX3050 | 21 | 69 | 36 | 9 | 42 | 21 | – |
※DLSS(UP)=ウルトラパフォーマンス、DLSS(Q)=クオリティ
※RTX3050,RTX3060,RTX3060TiのCPUはRyzen7 5800X、RTX4070Ti,RTX4080のCPUはRyzen7 5800X3D、RTX4090のCPUはRyzen9 7950X
WQHD向けに最もおすすめするグラボは、RTX4070Tiだ。
RTX3060Ti以下のグラボはフルHDが適正ということもあり、WQHDでのゲームプレイは難しい。
DLSSを強くかければ、RTX3060Ti以下のグラボでも60fpsが可能ではある。しかし画質が損なわれるので、WQHDでグラフィックを楽しみたいのかそうでないのかがチグハグになってしまう。
RTX4070Ti以上であればネイティブの状態で60fps以上が出ている。RTをオンにするならDLSSやフレーム生成を併用する必要があるが、大幅にフレームレートを向上させることが可能だ。
Cyberpunk 2077をWQHD解像度で快適にプレイしたいなら、RTX4070Ti以上のグラボを選びたい。
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4K解像度(3840×2160)
ネイティブ | DLSS(UP) | DLSS(Q) | RT最高 | RT最高 DLSS(UP) | RT最高 DLSS(Q) | RT最高 DLSS(Q) フレーム生成 | RT(OD) | RT(OD) DLSS(Q) フレーム生成 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
RTX4090 | 76 | – | 83 | 39 | – | 72 | 106 | 16 | 59 |
RTX4080 | 62 | – | 69 | 27 | 69 | 49 | 77 | 10 | 44 |
RTX4070Ti | 46 | – | 52 | 20 | 63 | 40 | 56 | 8 | 28 |
RTX3060Ti | 22 | 74 | 40 | 3 | 42 | 22 | – | – | – |
RTX3060 | 18 | 58 | 31 | 7 | 35 | 16 | – | – | – |
RTX3050 | 7 | 40 | 16 | 0 | 19 | 11 | – | – | – |
※DLSS(UP)=ウルトラパフォーマンス、DLSS(Q)=クオリティ、RT(OD)=レイトレーシングオーバードライブ
※RTX3050,RTX3060,RTX3060TiのCPUはRyzen7 5800X、RTX4070Ti,RTX4080のCPUはRyzen7 5800X3D、RTX4090のCPUはRyzen9 7950X
4K解像度向けに最もおすすめなグラボは、RTX4080だ。
RTX4070Ti以下のグラボは、4KのCyberpunk 2077に歯が立っていない。DLSSを最大限強くして、ようやく60fps達成できるレベルだ。
4Kでプレイするのに、DLSSを強くかけて画質を犠牲にするのは意味がない。
RTX4080以上のグラボですら、設定によっては60fps以下になる。
とはいえ、DLSSやフレーム生成を用いれば60fps以上を出せる。
Cyberpunk 2077を4KでプレイしたいならRTX4080を選びたい。
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Cyberpunk 2077のVRAM消費量
グラボ(VRAM) | フルHD | WQHD | 4K |
---|---|---|---|
RTX4090(24GB) | 9.5GB | 10.3GB | 11.8GB |
RTX4080(16GB) | 9.6GB | 10GB | 11.8GB |
RTX4070Ti(12GB) | 8.5GB | 9.2GB | 10.7GB |
RTX3060Ti(8GB) | 7GB | 7.3GB | 7.5GB |
RTX3060(12GB) | 7.8GB | 8.2GB | 9.1GB |
RTX3050(8GB) | 6.8GB | 7GB | 7.5GB |
RTX4080やRTX4090の4K解像度を見てみると11.8GBで頭打ちになっているように見える。Cyberpunk 2077では12GBのVRAMがあると安心というわけだ。
もちろん8GBのVRAMでも動作するので大容量のVRAMが必須というわけではないが、高解像度でプレイしたいなら12GB以上のVRAMを搭載したグラボを選んだほうが良さそうだ。
Cyberpunk 2077の推奨CPU
最小 | 推奨 | ウルトラ | 最小(RT) | 推奨(RT) | ウルトラ(RT) | |
---|---|---|---|---|---|---|
解像度 | フルHD | フルHD | 4K | フルHD | フルHD | 4K |
GFH設定 | Low | High | Ultra | RT Low | RT Ultra | RT Ultra |
CPU | i7-6700 R5 1600 | i7-12700 R7 7800X | i9-12900 R9 7900X | i7-9700 R5 5600 | i9-12900 R9 7900X |
Cyberpunk 2077はCPUの要求スペックは非常に高い。低設定の30fpsでCore i7-6700 or Ryzen5 1600だ。フルHD/高設定/60fpsで快適に遊ぼうと思うとCore i7-12700 or Ryzen7 7800Xが要求される。
Core i7-12700もRyzen7 7800Xも8コア(Core i7-12700は12コアだが、ゲームに使うPコアは8個)なので、最低でも8コアのCPUを選んだほうが良さそうだ。
Cyberpunk 2077の推奨メモリ容量
フルHD | WQHD | 4K | |
---|---|---|---|
RTX4090 | 13GB | 13GB | 13GB |
RTX4080 | 11.8GB | 11.8GB | 11.8GB |
RTX4070Ti | 12GB | 12GB | 13GB |
RTX3060Ti | 10GB | 10.8GB | 12.8GB |
RTX3060 | 10GB | 10GB | 10.7GB |
RTX3050 | 12GB | 13.2GB | 14.5GB |
Cyberpunk 2077では最大で約13GBのメインメモリを消費することがわかった。(RTX3050の4K解像度は現実的ではないため除外)
ただし、新しく更新された必要動作環境には12~24GBと書かれているので、32GBも現実的な選択肢だ。
Cyberpunk 2077のような美麗グラフィックが売りのゲームを多数プレイする予定なら、32GBがおすすめだ。
Cyberpunk 2077の推奨ストレージ容量
最低でも512GBのSSD、欲を言えば1TBのSSDを選びたい。
Cyberpunk 2077は70GBの容量を必要とする。かなりの容量ではあるが、最近だとこれくらいの容量を要求するゲームが少なくない。
256GBのSSDだと余裕がなさすぎるので、最低でも512GBのSSDを搭載しておきたい。
最近のゲーミングPCであれば、512GBか1TBが標準搭載されているので心配はない。
なお、SSD未搭載でHDDしか搭載していないPCが今時存在するとは考えにくいが、転送速度の速いSSDを使用したい。
Cyberpunk 2077におすすめのゲーミングPC
Cyberpunk 2077におすすめのゲーミングPCを、高品質さで有名なBTOサイコム(サイコム紹介ページ)から紹介する。
サイコムは他の大手BTOとは違い、搭載パーツの品質にまでしっかりとこだわっていて、PC玄人でも満足できるBTOだ。
各解像度向けの構成にカスタマイズしたものを下の表に記しておく。参考にしてほしい。
フルHD向け | WQHD向け | 4K向け | |
---|---|---|---|
外観 | ![]() | ![]() | ![]() |
CPU | Core i7-12700K※ | Core i7-13700K | Core i7-13700K |
グラボ | RTX3060Ti※ | RTX4070Ti※ | RTX4080※ |
メモリ | 16GB(8GB×2) DDR4-3200 | 32GB(16GB×2)※ DDR5-4800 | 32GB(16GB×2)※ DDR5-4800 |
ストレージ | 500GB M.2 SSD | 1TB M.2 SSD※ | 1TB M.2 SSD※ |
価格(税込) | 230,320円 | 363,910円 | 460,560円 |
公式サイト | 公式サイトで見てみる | 公式サイトで見てみる | 公式サイトで見てみる |
※2023年5月24日時点での情報
Cyberpunk 2077の推奨スペックとおすすめゲーミングPCまとめ
このページでは、Cyberpunk 2077を快適にプレイするための推奨スペックを紹介した。
推奨スペックを振り返ると以下の通り。
Cyberpunk 2077を快適にプレイしたいなら、それなりに高いスペックが必要だ。
≫Cyberpunk 2077におすすめのゲーミングPC