
「ゲーミングPCを買おうと思ってるんだけど、映えるようにかっこいいのが欲しいんだよね。有名なBTOショップをいくつか見てみたけど、地味な感じで微妙だった…」って人に読んでほしいページだよ。
このページの内容は以下の通り。
- 白くてかっこいいゲーミングPCを扱うBTOショップ
- ピカピカ光るゲーミングPCを扱うBTOショップ
ゲーミングPCを選ぶときに、性能だけではなく見た目で選ぶ人は少なくない。このページを読めばオシャレなゲーミングPCを扱っているBTOショップが分かり、映えるゲーム部屋を作ることができる。
白くてかっこいいゲーミングPCを扱うBTOショップ
ストーム | フロンティア | サイコム | |
ケースデザイン例 | ![]() |
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ショップの特徴 | 安さと品質のバランスが取れたショップ 白いゲーミングPCの特集ページもある |
常にセールが開催されていて安さが売り | 価格は高いが、搭載パーツの品質が高い |
白くてかっこいいゲーミングPCを扱っているBTOショップは以上の通り。
3ショップとも全く違った特徴を持っているので、ケースデザインと特徴の両方から見ることでどのショップを選ぶかを決めやすいはずだ。
ストーム
ストームは、知っている人は知っているレベルの知名度を持つBTOショップだ。以前は玄人向けに高価格なゲーミングPCを扱っていたが、最近は低価格寄りになってきていて初心者~中級者あたりに間口を広げている印象だ。
ストームでは「白いゲーミングPC特集」といって、白いケースを採用したゲーミングPCがまとめられている。最近はゲーミングデバイスにおしゃれさを求める人も増えていることを受けての特集となっている。
BTOショップの公式サイトは派手でごちゃごちゃしているものが多いが、ストームの公式サイトはシンプルでカスタマイズ画面も非常にわかりやすい。そういった意味でも、初心者などのあまりPC知識がない人でも安心できるBTOショップだ。
ストームでおすすめの白いゲーミングPC
PG-PQ12T | PG-XP12 | PG-XDD4 | |
外観 | ![]() |
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CPU | Core i5-12400 | Core i7-12700 | Core i7-12700 |
GPU | RTX3060Ti | RTX3070 | RTX3080 |
メモリ | 16GB(8GB×2) DDR4-3200 |
16GB(8GB×2) DDR4-3200 |
16GB(8GB×2) DDR4-3200 |
ストレージ | 500GB NVMe SSD |
500GB NVMe SSD |
1TB NVMe SSD |
電源 | 850W GOLD | 850W GOLD | 850W GOLD |
価格(税込) | 171,900円 | 219,800円 | 259,800円 |
公式サイト |
※2022年12月29日時点での情報。
1つめはエントリーモデルの定番構成だ。Core i5-12400×RTX3060Tiの組み合わせで、フルHD170fpsほどが目安となる。eスポーツ系のゲームの場合は画質を下げることで200fps以上が可能だ。
メモリ・ストレージも、ゲーミングPCとして最低限の容量が搭載されているので、特にeスポーツ系のゲームをプレイする人にピッタリなモデルとなっている。
2つめはミドルクラスのゲーミングPCだ。1つめと比べてCPUとGPU両方の性能が上がっているため価格もそれなりだ。フルHDで190fpsほどが見込め、WQHDでのゲームプレイも視野に入るレベルの性能だ。メモリとストレージは1つめと同じくそれぞれ16GB・500GBだ。
フルHDより一段上の環境でゲームをプレイしたい人におすすめのモデルだ。
3つめはハイエンドクラスのゲーミングPCだ。GPUにRTX3080を搭載していて、4Kでのゲームプレイが可能だ。RTX3080より性能が高い現行のGPUにRTX4080やRTX4090があるが、最低でも40万円以上かかる。PCオタク以外が出せる金額ではないので、RTX3080が実質の上限と思って良い。
RTX3080の性能でできないことはほぼ無いというレベルの性能なので、ヘビーゲーマーにおすすめのモデルだ。
フロンティア
フロンティアは常にセールを行っていて、セール対象モデルを格安で手に入れることができるBTOショップだ。セール対象になるモデルは人気の高い構成なので、多くの人にぴったりだ。
白いケースを選べるのは「GHシリーズ」「新GAシリーズ」の2シリーズとなっている。GHシリーズはガラスパネルを採用したデザインで、新GAシリーズは一般的なPCに近いデザインだ。
低価格を売りにしているBTOショップは複数あるが、フロンティアはその中でも安い。業界最安値レベルだ。安さの理由は広告費をかけていないことや搭載パーツの安さにある。
その安さから、フロンティアは特に初心者が初めて買うゲーミングPCにピッタリと言える。もちろん2台目以降もフロンティアで選びたくなるほどの高コスパなのでおすすめだ。
フロンティアでおすすめの白いゲーミングPC
FRGH670/WS1222 | FRGAGH670/WS1/NTK | |
外観 | ![]() |
![]() |
CPU | Core i5-13400F | Core i7-12700F |
GPU | RTX3070Ti | RTX3080 |
メモリ | 16GB(8GB×2) DDR4-3200 |
32GB(16GB×2) DDR4-3200 |
ストレージ | 1TB M.2 NVMe SSD |
1TB M.2 NVMe SSD |
電源 | 850W GOLD | 850W GOLD |
価格(税込) | 219,800円 | 249,800円 |
公式サイト |
※2023年1月20日時点での情報。
1つめはミドルハイクラスのモデルだ。Core i5-13400F×RTX3070Tiの組み合わせで、WQHDでのゲームプレイが適正な性能となっている。メモリが16GBになっていて、RTX3070Ti搭載モデルとしては少ないのが気になるところで、32GBにカスタマイズしたい。
ミドルハイクラスに搭載されがちなCore i7-12700Fより性能は劣るものの、コスパでは負けていない。なお、Core i7-12700F×RTX3070Tiにするくらいならおすすめ2を選んだほうが良い。
20万円ちょいでコスパに優れたゲーミングPCを探している人におすすめのモデルだ。
2つめはハイエンドモデルの代表的な構成だ。Core i7-12700F×RTX3080の組み合わせで、WQHDや4Kでのゲームプレイをしたい性能だ。普通にゲームをするだけだともったいないレベルとなっている。
メモリやストレージはハイエンドモデルらしい容量が搭載されていて、そのままでも十分だ。大量のゲームをプレイする場合はSSDを、動画ファイルなどを多く扱う場合はHDDを追加しても良い。
「普通にゲームするだけじゃなくて画質にも徹底的にこだわりたい。PCゲームの配信もしたい」というようなヘビーゲーマーにおすすめのモデルだ。
サイコム
サイコムは高品質高価格のゲーミングPCが売りで、玄人からの評価が高いBTOショップだ。搭載されているパーツが有名メーカーの高品質パーツで、こだわりのゲーミングPCに仕上げることができる。
ラインナップは大きくわけて「スタンダードモデル(Spear)」「エントリーモデル(Velox)」「デュアル水冷モデル(Hydro)」の3つで、白いケースを選べるのはエントリーモデルとデュアル水冷モデルの2つだ。
エントリーモデル(Velox)はサイコムの中ではかなりお手頃価格なので選びやすい。
高品質が売りのBTOショップはカスタマイズの選択肢が広い傾向にあるが、サイコムでは選択肢を狭めて質の高いパーツで固めることにこだわっている。そのため、パーツについてあまり詳しくない人でも安心して利用できる。
冷却性・耐久性・静音性に優れた高品質なゲーミングPCを求めるならサイコムがおすすめだ。
サイコムでおすすめの白いゲーミングPC
G-Master Velox Ⅱ Intel Edition | G-Master Hydro Z790/D4 | |
外観 | ![]() |
![]() |
CPU | Core i5-13400F | Core i7-13700K |
GPU | RTX3060 | RTX3070 |
メモリ | 16GB(8GB×2) DDR4-3200 |
16GB(8GB×2) DDR4-3200 |
ストレージ | 500GB M.2 NVMe SSD |
500GB M.2 NVMe SSD |
電源 | 650W GOLD | 850W GOLD |
価格(税込) | 189,750円 →179,750円(キャンペーン適用) |
377,740円 |
公式サイト | 公式サイトで見てみる![]() |
公式サイトで見てみる![]() |
※2023年1月19日時点での情報。カスタマイズでケースを含むすべての項目を変更できる。
1つめのVeloxはサイコムで最もスタンダードなモデルだ。性能だけで見ると相場より少し高いくらいなので手が出しやすい。
スタンダードなモデルと言っても品質に手を抜いているわけではない。CPUクーラーは空冷最強のNoctua製だし、ケースも有名なNZXTを採用していて冷却性に力を入れている。
サイコムの売れ筋ランキング1位のモデルでもあるので、その人気ぶりがうかがえる。
2つめのHydroはサイコムの代名詞的モデルだ。Hydroはサイコムが世界で初めて開発したデュアル水冷モデルで、CPUとGPUの両方を水で冷やすシステムだ。CPUとGPUは最も熱を持ちやすいパーツなので、両方を効率的に冷やすことができればPCのパフォーマンス向上や寿命の延長につながるというわけだ。
高性能なCPUやGPUは特に熱を持つので、高性能なパーツを搭載したいヘビーゲーマーにおすすめのモデルとなっている。
ピカピカ光るゲーミングPCを扱うBTOショップ
マイニングベース | パソコン工房 | |
ケースデザイン例 | ![]() |
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ショップの特徴 | ほぼ全てのゲーミングPCが派手に光る | 知名度が高いBTOショップ |
ここでは派手に光るゲーミングPCを扱っているBTOショップを紹介する。
ワンポイント的・アクセント的に光るゲーミングPCを扱うBTOショップは多いが、そういったものは除いている。
マイニングベース
マイニングベースは2018年設立のかなり新しい企業で、ピカピカ光る派手なゲーミングPCを売りにしているBTOショップだ。「これぞゲーミングPCだ!」とばかりにほとんどのモデルが派手にピカピカ光る。
シリーズがいくつかあるが、基本的にはケースデザインの違いだ。上の画像の左から「SIRIUS」「SCUTUM」「ORION」「AQUA」と言う。AQUAシリーズ以外は空冷式クーラーを採用していて、エントリー~ミドルハイクラスのパーツが搭載されている。AQUAシリーズは水冷式クーラーを搭載していて、ハイエンドクラスのパーツを搭載しているモデルが多い。
ラインナップのほとんどがこれほど派手に光るというBTOショップはかなり珍しくて貴重だ。大手BTOショップほど無難なデザインにしていて、光るとしてもアクセント的にひかえめに光る程度なことが多い。
ちなみに一部シリーズは光らないパーツがデフォルト構成になっているので、光るパーツにカスタマイズした上で注文をする必要があることに注意。
とはいえ、これほどまでに光るゲーミングPCはマイニングベース独自の強みと言える。ゲーミング感あふれる見た目に惚れた人におすすめだ。
マイニングベースでおすすめの光るゲーミングPC
SIRIUS | SCUTUM | ORION | AQUA | |
外観 | ![]() |
![]() |
![]() |
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CPU | Core i5-12400F | Core i5-12400F | Core i7-12700F | Core i9-13900KF |
GPU | RTX3060(12GB) | RTX3060Ti | RTX3070Ti | RTX4080 |
メモリ | LED 16GB | LED 16GB | LED 32GB | LED 32GB |
ストレージ | 500GB M.2 NVMe SSD |
500GB M.2 NVMe SSD |
1TB M.2 NVMe SSD(Gen3) |
1TB M.2 NVMe SSD(Gen3) |
電源 | 850W BRONZE | 850W BRONZE | 850W GOLD | 1000W GOLD |
価格(税込) | 178,508円 | 192,508円 | 285,688円 | 519,560円 |
公式サイト | 公式サイトで見てみる |
公式サイトで見てみる |
公式サイトで見てみる |
公式サイトで見てみる |
※2022年12月30日時点での情報
AQUAシリーズ以外は自分で構成をカスタマイズできる「カスタムモデル」があるので、よくある定番カスタムにしておいた。カスタマイズするときの参考にしてほしい。
1つめはSIRIUSシリーズだ。こちらはエントリークラス定番の構成にしておいた。RTX3060はエントリークラスのGPUで、フルHDで快適にプレイするためにはRTX3060以上を搭載しておきたい。
この構成であればメモリやストレージはそれぞれ16GB、500GBで事足りることが多い。
初めてゲーミングPCを買う人におすすめの構成だ。
2つめはSCUTUMシリーズだ。こちらはエントリー~ミドルクラスくらいの構成にしておいた。RTX3060TiはRTX3060より優れたGPUで、性能に余裕を持たせておきたい人向けだ。RTX3060Tiを選んでおけば、普通にゲームをプレイする分には困らない。
予算が20万円あるならおすすめのモデルだ。
3つめはORIONシリーズだ。ORIONには白いケースもあるので、白×LEDも可能だ。こちらはミドルハイの構成にしておいた。RTX3070TiはWQHD解像度でゲームプレイが可能なレベルの性能で、普通のゲーマーにはオーバースペックだ。
RTX3070Tiを搭載するレベルになると、メモリ32GB・ストレージ1TBは搭載したほうが安心だ。
美麗グラフィックが売りのゲームをきれいな画面でプレイしたいコアゲーマー向けだ。
4つめはAQUAシリーズだ。AQUAは水冷モデルで冷却力が売りなので、発熱の多い高性能な構成を紹介する。RTX4080は現状トップクラスのGPUで、RTX4080より上にはRTX4090しかない。Core i9-13900KFはRTX4080の性能を十分に引き出せる最強のCPUだ。
トップクラスの性能を求めている超PCオタクにおすすめだ。
パソコン工房
パソコン工房はかなり知名度が高いBTOショップだ。いろいろなストリーマー・プロゲーマーとコラボしている。パソコン工房のゲーミングブランド「LEVEL∞」を聞いたことがある人も多いはずだ。
パソコン工房のゲーミングPCはすべてが光るわけではなく、「RGB Build」というモデルのみが光るようになっている。やや選択肢が狭くなるものの、十分な広さのラインナップになっている。
パソコン工房は価格が低くてお求めやすいことが特徴の1つだが、RGB Buildモデルに関しては価格が高めだ。光るパーツを搭載しなけらばならないので、その分価格が高くなる傾向にあるというわけだ。
「有名なBTOショップから光るゲーミングPCを選びたい」という人におすすめする。
パソコン工房でおすすめの光るゲーミングPC
LEVEL-R6X5-LCR56X-SAX | LEVEL-R77A-LC137KFVAX | LEVEL-R77A-LC139KF-XLX | |
外観 | ![]() |
![]() |
![]() |
CPU | Ryzen5 5600X | Core i7-13700KF | Core i9-13900KF |
GPU | RTX3060Ti | RTX3080 | RTX4090 |
メモリ | 16GB(8GB×2) DDR4-3200 |
16GB(8GB×2) DDR5-4800 |
32GB(16GB×2) DDR5-4800 |
ストレージ | 1TB M.2 NVMe SSD |
1TB M.2 NVMe SSD |
1TB M.2 NVMe SSD |
電源 | 700W BRONZE | 800W GOLD | 1000W PLATINUM |
価格(税込) | 229,700円 | 344,800円 | 619,800円 |
公式サイト | 公式サイトで見てみる | 公式サイトで見てみる | 公式サイトで見てみる |
※2022年12月30日時点での情報。
1つめはエントリー~ミドルクラス定番の構成だ。RGB BuildにはIntel12世代CPUがないので、低価格に抑えるためにRyzen5 5600X搭載モデルを選んだ。Ryzen5 5600XはエントリークラスのゲーミングPCによく搭載されているCPUだ。
2つめはハイエンドクラスの構成となっている。CPUは超強力なCore i7-13700KFで、GPUは一世代前とはいえ4K性能を持つRTX3080だ。RTX3080より上のGPUとなると既に扱われていなかったり価格が非常に高かったりという理由で簡単に手が出せるものではない。そのためハイエンドGPUならRTX3080がおすすめだ。
3つめは最高クラスの構成となっている。Core i9-13900KF×RTX4090という最強の組み合わせだ。最強の性能なので、もはや言うことはない。ロマンを求めるPCオタクにおすすめだ。
ゲーミングPCのデザインに関してよくある疑問
ここでは主に光るゲーミングPCについてよくある疑問に答えていく。
光るゲーミングPCを使うと消費電力は多くなるの?
LEDを光らせる分の電力がかかるため、電気代も上がる。
ただしLEDにかかる電力は少ないので、電気代は微増程度だ。
アイドル時に42Wの電力を消費するゲーミングPCを光らせると50Wに増加した。つまりLEDの消費電力は8Wだ。
1日にゲーミングPCを5時間利用すると仮定すると、1日あたりのLEDによる消費電力は8W×5=40W。30日で40W×30=1200W。東京電力では1000Wあたり18円ほどらしいので、LEDによる電気代は1か月あたり約22円ほどだ。
環境によって数値は異なるが、LEDによる消費電力の増加量は微々たるものであることがわかる。
光るゲーミングPCを使って気が散ることはある?
確かに視界の端でチカチカするとついつい気を取られてしまうかもしれない。
しかし視界の端にあるLEDに気を取られている時点で全く集中できていない。逆説的ではあるが、本当に集中できているときはLEDが光っていることに気づいてすらいないはずだ。
ゲーミングPCのLEDを消すことはできるの?
基本的にはLEDを消すことが可能だ。制御ソフトでLEDを付けたり消したり、光り方を変えたりできる。
光るゲーミングPCって性能が高いの?
LEDと性能は全く関係がない。要するに、ゲーミングPCを光らせるのはただの自己満足だ。ロマンとも言う。
光っているほうがなんとなく性能が高そうと思うかもしれないが、光る光らないで性能は決まらないので勘違いしないように。
白くてかっこいい・ピカピカ光るゲーミングPCまとめ
- 白いケースや光るゲーミングPCを扱っているBTOショップは限られる
- デザインと性能は全く関係ないので、ただの自己満足
このページではデザイン面からゲーミングPC・BTOショップを選んだが、デザイン面だけがBTOショップ選びの決め手ではない。
以下のページではデザイン面以外でのBTOショップの選び方を解説している。デザイン面以外から考え直したいという人は参考にしてほしい。
≫BTOショップとは?選び方と初心者おすすめを解説!